白銀 の おか 玄 の 月。 十二国記白銀の墟 玄の月 ネタバレ!あらすじと感想とまとめ

54.十二国記

白銀 の おか 玄 の 月

本記事は新刊「白銀の墟 玄の月 」の感想です。 ネタバレ(1~4巻)を多々含みますので、まだお読みでない方はお引き返しください。 新刊発売当日にゲットし、なんとか読み切りました。 取り急ぎ、こみあげてくる感想を書きたいと思います。 今回はそんなに深くネタバレはしていません。 まずは、このような大長編を執筆してくださった小野先生に心から感謝したいと思います。 初めてを読み始めてから10年以上たちました。 泰麒はあれからどうなったのだろうとずっと思ってきたその続きが、一区切りつきました。 ご体調がすぐれない中、我々の期待に応えてくださった小野先生には頭が下がります。 はやる気持ちを抑えて昼から読み始め、約6時間かかり読み終えました。 とにかく長い!(笑)それもそのはず、3巻は374P、4巻に至っては434Pもあるのです。 版の「図南の翼」が422Pあることから、この版の新刊は、どちらも同程度のページ数を誇っています。 つまり、連続して図南の翼を読んでいるようなものなのでとてつもないボリュームです。 展開はまさにジェットコースターのような展開でしたね。 本を読みながらあんなにハラハラドキドキし、泣きそうになったことはありません。 皆さま事前に考察されていた内容は当たっていましたでしょうか? 私の考えていたことはほとんど外れていましたね(笑) 黒幕とか言ってすみませんでした(笑) 生きててなによりです。 ただ 鳩に関してや、 邪利の主公についてなどは一部当たっていました! まさかマジ妖魔だとは..... 阿選の動機について考えたことはこれが近かったでしょうか? 自分で書いておきながら、少し違う感じもしますが。。 玉はさすがにないですよね(笑) しかし、考察が当たっているかどうかというよりも、これだけ考察ができたということがなにより楽しかったですね!でも書いたように、「こういうことじゃないのかな?」、「こういう展開になるんじゃないかな?」と予想している時間こそが、読者にとって最も楽しく、そして幸せな時間なのだと思います。 また、長年にわたって待ち続けたファンの考察はすさまじいものが多く、皆さまが考えられていた考察を読みふけるだけでも至福の時でした。 ただ読みながら、どなたかが「赭甲軍団は賓満(ひんまん)付きなのでは?」と考察されているのを思い出し、その鋭さに一人興奮しておりました。 冗祐は仲間がいっぱいいるんですね(笑)。 話の展開自体は、かなり私の予想を超えたもので、本当に夢中で読みふけってしまいました。 阿選の犯行動機も結局そこかと思う反面、優秀ながら常にナンバー2のように周囲に思われていることの苦悩。 内面が結構描かれていたことは少し意外でしたが、長年の疑問も晴れてとてもよかったです。 3巻中盤から一気に事態は動き始め、希望が出てきたと思いきや、4巻中盤にて絶望に叩き落され、そして最後の怒涛の展開。。。 次々と死んでいく仲間たち、ありえないと思いつつも全滅エンドが頭をよぎってしまいます。 中盤の伏線からおそらくこのような展開になるのかなと思いながら読んではいましたが、それでも読み手の方が緊張しながらページをめくっておりました(笑) しかしやはり転変シーンは涙ものです。 最後は少し駆け足のような感じでしたが、むしろこれくらいの方がまたこの後どうなったかな?と考えることができてよいのではないでしょうか?延麒、延王が直々に来ていたことは驚きでしたが、すべてが終わった後、雁や慶とも仲良くやっていくのだと妄想してしまいます。 そして最後のイラストで「戴史乍書」らしきものがありましたね。 すさまじくぶ厚いものだったので、これから戴も長い間平和な時期が続くのかなと思ってしまいます。 個人的には琅燦のことについてもっと知りたいと思いました。 黄朱だったとは思いませんでしたが、彼女は本当は何を考え、行動していたのか?そして今後どうなっていくのかとても興味があります。 2020年には短編集が出るとのことなので、そこで語られればうれしいですね。 今回の新刊の帯にはがついているので、そちらから登録しておけば、最新短編集が一足先に読めるとのことなので、皆さまお忘れのないようにしましょうね(笑) 正直まだざっくりとしか読んでいないので、1回の記事では到底すべてを書ききれません!これから細部を読み込んで、ある程度小分けにしながら感想・考察・解説の記事を書いていきたいと思います!! 最後に読みながら思ったこと。。 ・まさかの賓満ブースト... ・驍宗超人かよ ・あぁ恵棟... ・それぞれ人の国と主公の優先順位とは? ・終盤になるにつれて小物感が... ・角戻ってたんかい! ・なら使令は戻ってるの? ・皆白生きとったんかワレ! ・李斎、報われて本当に良かった。 ・お願いします。 アニメ化してください。 ガチ声優で。 本当に、待ち続けてよかった。 ysg255.

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2.18年ぶりってホントかよ!? まず驚いたのが、1巻の帯に「18年ぶりの書下ろし新作!」って言葉があったこと。 チョロチョロと読み返したり、短編の「 丕緒の鳥(ひしょのとり)」とか「落照の獄(らくしょうのごく)」は10年前くらいにyomyomで読んだ記憶がある(本も買ったけど)ので、18年といわれると正直 え??もうそんな経つの!? って感じがしますね。 余りに信じられなかったので試しに「黄昏の岸 曉の天(たそがれのきし あかつきのそら)」を引っ張りだしてきてみたら、確かに2001年発売になっていたので、ホントに18年経ってるんだなあ。。。 と少なからずショックを受けました。 人の人生が80年だとして、18年ぶりって。。。 おっさんになるわけですね。 十二国記は人の寿命の長さもテーマの一つっぽい内容ですが、なんかリアルでも人生の短さを感じさせてくれる良い作品です。 3.電子書籍で売っていない! ちなみに、残念なことに「白銀の墟 玄の月」は 電子書籍では発売していないようです。 最近は個人的にもデジタルファースト運動を展開中で本を買うなら電子書籍にしているので、ちょっとそこだけ残念でした。 少しでも部屋の紙資源の量を減らすために裁断機とドキュメントスキャナを買ってあるので、そのうち自分で電子化するかもしれません(裁断するのは気が引けますが)。 4.感想など ネタバレは避けますが、読んだ感想としては、18年ぶりな感じは全然しなくて昔の十二国記の雰囲気そのままな感じでした。 仕事の進め方が、最初にある程度ドカッと書き溜めてあって、その後チマチマと校正を続けた感じなんでしょうかね。 あと、途中の阿選の挿絵を見て「 阿選、おめえそんな顔だったっけ??」ってちょっと戸惑いました。 そもそも自分の中で覚えている阿選の顔を昔どこで見たのか、本当に見たのかすら記憶が定かではないですが、たぶん、昔過ぎて自分の記憶がおかしくなっているんでしょうね。 イケメンでよかったなあ、阿選。 (そういう意味では泰麒も顔が大分変わったような気もするけど) ちなみに文庫本4冊なので、読む前は10~12時間くらいで読み終わるかな?と思ったら、結局読み終えるのに16時間以上かかりました。 これを言っちゃうとまだ読んでいない人の盛り上がりに水を差すかもしれませんが、ボリュームに対する読後の満足度で言うと、4冊はちょっとボリューミー過ぎたかな。 「風の万里 黎明の空」くらいが個人的にはベストだった気がしますね。 飢えに飢えた十二国記ファンのためにボリューム増やしてくれたのかもしれんけど。 あと、内容的に阿選との戦に関するやり取りが多めで、十二国ワールドに関する説明とか新事実にはあんまり触れられてなかったのもちと残念でした。 まぁ長らく謎だった戴国の行く末が判明したので、それはそれで良かったですが、天と天帝の謎はもう語られることはないのかな。 とりあえず来年また書下ろし短編があるそうなので、それに期待ですね。 5.おわりに いや~、十二国記ファンにとっては久々の続編で嬉しい限りです。 今回の新作はネットでも結構話題になっているみたいですが、正直な話、十二国記を全く読んだことがない人はこの作品から始めるのはしんどいと思います。 世界観とか前提の話がある程度呑み込めていないと、読んでいても「???」となると思うので、少なくとも「黄昏の岸 曉の天(たそがれのきし あかつきのそら)」を読んでから。。。 う~ん、それでも厳しいかな。

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18年ぶりの、本編刊行に業界が沸いてます。 祭りじゃ祭り。 白銀の墟 玄の月 1〜4巻を読み終わって感想を…言い始めるととにかく楽しすぎてきりがないので、感想については幸せな時間をありがとうございます、の一言に集約。 ただどうにも釈然としないあの人の心理について深掘りたく、読後にようやくわかる視点から内容を整理してみました。 まだ読んでない方は絶対に見ないでください。 読み終わってからスクロールしましょう。 以降は徹頭徹尾ネタバレのオンパレードです。 特に白文字とかしてないので本当にスクロールしないでね! まず2巻まで読み終わった段階でその人について思うのは、こいつヤバイ、好奇心に駆られて何でも踏み越えちゃう系のじゃないか…です。 その印象が4巻ラストで変わる変わる。 読み終わってちょっと呆然としました。 生じたギャップを埋められるかなと思い、以下にまとめます。 一方で驍宗を戴唯一の王と認めている。 ・驍宗麾下。 帰還後の成泰麒を散々化け物呼ばわりしている。 具体的には以下の2点を検討。 泰麒を試したい気持ちがある? 尚阿選は途中から泰麒を驍宗と同じ好手敵と見做している B. 賓満の使用 2. この行為はたぶん阿選が驍宗に臣従することを受け入れられるかどうか、どちらに転ぶかを好奇心から観察したいためにわざとつついている。 阿選が簒奪を決めてからは、阿選の計略に乗ることで天の摂理に対する好奇心および泰麒を測ることができると考えて協力しているように見える。 驍宗に対しては、当初の計画が函養山への衣食住を伴うきちんとした幽閉だったことから犯行に踏み切るためのハードルが低かったものと思われる。 驍宗様なら大丈夫!ぐらいの気持ちでいそう…この4冊を経て読者も驍宗様なら大丈夫!の気持ちになりました 失踪後は、激化する阿選の誅伐に対しどうにか阻もうとする意思が見える。 つまり人命を蔑ろにしているわけではない。 更に冬官府を守るため阿選に与するふりをしながらばれない範囲で驍宗の助けになる行為をちらほらしていると考えると、泰麒帰還後は現状維持に協力しているというのは見せかけで、には王とし実験から完全に離れていてもう渋々手伝ってる感じだったのではないか。 Aはあり、Bはなしってとこでしょうか。 Poppopo.

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