環境 問題 プラスチック。 【まとめ】脱プラスチックへと突き進む世界。その深刻な理由と驚くべき問題解決アイデアとは?

「バイオプラスチック」と環境問題

環境 問題 プラスチック

石油由来のプラスチックに変わる「バイオプラスチック」が、近年開発されています。 資源枯渇問題に加え、地球温暖化や海洋プラスチックごみの問題に「バイオプラスチック」が貢献すると、期待されているからです。 バイオプラスチック 再生可能資源のバイオマスを原料にし、CO 2の排出削減と化石資源の枯渇脱却を狙ったもの。 バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの総称。 バイオマスプラスチック 本来石油から製造されるプラスチックを、バイオマス(植物由来成分)から製造したもの。 石油由来プラスチックと混ぜて使用する。 生分解性プラスチック 微生物の働きによって自然環境下で分解し、最終的に水と二酸化炭素になって、自然界へ循環していく。 旭創業では、CO 2削減対策に使用が推進されている「バイオマスプラスチック」を使用した衛生製品を 取り扱っています。 参考 「バイオマスプラスチック」はバイオマス(植物など)を原料とし、自然由来材料を添加したプラスチックのことです。 「バイオマスプラスチック」を焼却処分したときに排出されるCO 2は、原料となる植物などが成長過程で大気中から吸収したものであり全体のCO 2量は変化しない、大気中のCO 2量を上昇させないという理由から、地球温暖化防止や化石資源(石油など)への依存度低減にも貢献することが期待されています。 「バイオマスプラスチックはどんなものに使われているの? 「バイオマスプラスチック」はレジ袋や、冷凍食品用トレー、包装用フイルム、シャンプーボトルなどに、使用されています。 環境への取り組みとして、石油由来プラスチックをバイオマスプラスチックに置き換える動きが各社で見られます。 バイオマスマーク バイオマスを使用した商品のマークです。 (社)日本有機資源協会の認定を受けた商品に表示することができます。 近年、プラスチックごみによる海洋汚染が地球規模な問題となっています。 特に2018年夏以降、海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックに関する各国の取り組みはニュースでも大きく取り沙汰されています。 近年、プラスチックごみによる海洋汚染が地球規模な問題となっています。 特に2018年夏以降、海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックに関する各国の取り組みはニュースでも大きく取り沙汰されています。 日本でも、大手外食チェーン店がプラスチックストローの使用中止を打ち出すなど関心は高く、2020年7月よりレジ袋の有料化スタート。 これらの問題を解決するために、石油由来プラスチックに代わる素材の開発・導入を各社検討しています。 政府も海洋生分解性プラスチックの開発・導入普及を打ち出しているからです。 「生分解性プラスチック」とは? 生分解性プラスチックは、微生物の働きによって自然環境下で分解し、最終的に水と二酸化炭素になって自然界へ循環していきます。 このしくみが海洋プラスチックごみ問題の解決に有用だと考えられています。 生分解性プラスチックはどんなものに使われているの? 「生分解性プラスチック」は、レジ袋やごみ袋、ストロー、カトラリー、洗剤容器などのプラスチックボトル、包装材料などに使われています。 また、農業用マルチフィルムにも使われています。 環境に配慮した商品には、バイオプラスチック以外に紙・木・竹など自然素材も多く利用されています。 どの素材も一長一短ありますが、特性を生かした製品開発に各社取り組んでいます。

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第4回 海洋プラスチックごみの問題と、解決に向けて私たちができること:NTT HOME

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環境への悪影響 生物が本来のエサとごみを区別できずに、誤飲・誤食する。 生物の中には、人工のごみとエサの区別ができずに、間違えてプラスチックを飲み込んでしまうものもいます。 こうした誤飲・誤食を繰り返す個体は、ごみが、胃などの消化器にたまり続け、エサを食べることができなくなり、死んでしまう場合もあります。 誤飲・誤食の被害例• レジ袋を飲み込んで死亡したウミガメ• 水面のごみをついばむ水鳥• 死んだウミガメの胃から回収した破片ごみ• イルカの胃につまっていたプラスチックシート類• 死んだコアホウドリのヒナ3羽の胃から回収されたごみ• 鳥の砂のうにつまっていたプラスチックの中間材料(レジンペレット) 生き物に漁網やロープなどが絡みついて、はずれない。 生き物の中には、好奇心でごみに近寄ったり、ごみの蔭に集まる魚を食べようと近づき、ごみが体の一部にひっかかってしまうものがいます。 ごみの多くがプラスチック(化学繊維)素材のため、とても丈夫であり、簡単にはずれることはなく、人間のように手を使ってはずすこともできません。 プラスチックという素材だけでなく、その形状にも注意が必要です。 からみつきの被害例• 漁網が首にからまったキタオットセイのこども• 漁網にからまった状態で死亡していたウミガメ• リング状のプラスチックが口にはまった状態で死亡していたアザラシ• プラスチックホルダー(6パックリング)が体にはまった魚• プラスチックホルダー(6パックリング)が首にひっかかったガン• 釣り糸にからまった状態で死亡していたペリカン 海浜植物の生育を阻害する 海岸に堆積したごみのために、海浜植物の光合成や、健全な生育が阻害されている場合があります。 海底等のヘドロ化 シート状のプラスチック(ポリ袋やレジ袋など)が海底等に沈むと、そのごみの下は、有機物が分解されにくくなり、ヘドロ化していきます。 ゴーストフィッシング 漁具や漁網が回収されずに海の中に残ると、生き物がその中に入り込んでしまい、出ることができず死亡していきます。 この状態は、そのごみが移動したり回収されるまで延々と繰り返されるため、国際的にも問題となっています。

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地球環境問題となったプラスチックごみによる海洋汚染、改善すべきは個人の意識

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産業廃棄物のほとんどは汚泥、動物のふん尿、がれき類であり、プラスチック類の割合は非常に少ないことが分かります。 また一般廃棄物は2016年度に4,317万トンで、2000年度の5,487万トンから着実に減少傾向にあります。 2016年度の全一般廃棄物に対するプラスチックゴミの重量比率は11. 一般廃棄物の中では最も多い紙類(33. この数十年間、世界の一般廃棄物の排出量は増大しています。 2013年のOECD加盟国の一人当たりの排出量は520kgで、日本の約350kgはかなり少ないです。 しかし、排出量としてはOECD諸国の中では人口が多い方なので、米国、ドイツに次ぐ量です。 このように廃棄物におけるプラスチックの重量比率は少なく、さらに高い有効利用率を達成しているにもかかわらず、なぜプラスチックの環境問題が大きな問題になってしまうのでしょうか?1つの原因は、廃プラスチックを正しい回収ルートで回収できずに、環境中に放出されてしまう量が必ず存在することです。 またリサイクルできずに最終処分場などに埋め立てられたものが、細かくバラバラになり、処分場から流出するものもあると言われています。 「環境問題」という言葉には多くの問題が含まれており、この記事ですべてをカバーすることはできません。 マイクロプラスチックなどの「ゴミの環境中への放出を減らす」と「地球温暖化ガス排出抑制」の2つの論点で考えたいと思います。 有効なプラスチックの環境問題対策はあるのでしょうか? プラスチックの環境問題にリサイクルは意味があるの? プラスチックのリサイクルは、主にマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、サーマルリサイクルがあります。 この中でサーマルリサイクルが最も多く、焼却され、発生する熱・排ガスを発電等に利用しています。 次に多いのがマテリアルリサイクルで、回収した廃プラスチックを分別・粉砕し、それを使用して別のプラスチックの成形品を作っています。 その主要な輸出先であった中国が2018年1月から輸入禁止措置を取り、他の東南アジア諸国も追随する動きを見せていますので、今後はその対応しなければなりません。 ケミカルリサイクルは、廃プラスチックを原料に分解したり、他の化学物質に変え、それらを再度利用する方法です。 純度の高い化学物質にすることで、再度高品質のプラスチックの原料に利用できるのですが、そのプロセスで最もエネルギーを使用するために割合としては最も少ないです。 このような廃プラスチックのリサイクルは、環境問題を考えた時に意味があるのでしょうか?まず「ゴミの環境中への放出を減らす」という点では、非常に大きな貢献をしていることは間違いないでしょう。 ゴミの不法投棄を減らすためには、ゴミを適切に回収しなければなりません。 ゴミを積極的に回収するためには、回収する事業者に何らかの経済的なメリットがなければならず、回収したゴミをリサイクルする事業者に買い取っても貰う必要があります。 プラスチックゴミ問題を啓蒙し、さらに多くの人々がプラスチックの回収に協力してもらえるようにすべきでしょう。 リサイクルシステムがありますので、不法投棄をゼロにできれば大きく前進するはずです。 日本の最終処分場の受け入れ能力は残り少ないということが何年も前から言われています。 この観点からも、廃プラスチックの有効利用はもはや必須です。 しかし、現実は適切に回収されずに環境中に投棄されてしまう廃プラスチックが存在します。 それは意図的に投棄されるものもあれば、不可抗力で放出されてしまうものもあります。 現在、海洋中に流出した比較的大きな廃プラスチックを調査した所、日本語が印刷されたものが多く、東日本大震災の津波によって流出したのではないかと言われています。 このように環境中に放出されてしまうプラスチックゴミを完全にゼロにすることは難しく、できるだけ多くのプラスチックを生分解性プラスチックに切り替えた方が良いと考えられます。 海洋中で微生物によって水と二酸化炭素に分解するプラスチックであれば、やがては自然に還り、マイクロプラスチックとして長期間海洋中を漂うこともないと期待されるからです。 またバイオマスプラスチックあるいは植物性プラスチックと呼ばれるプラスチックも注目されています。 これらは「再生可能な生物由来の有機物の資源」から作られたプラスチックのことです。 生分解性プラスチックに該当するものもあれば、該当しないものもあることには注意が必要です。 これらは「地球温暖化ガス排出抑制」という環境問題のために開発されました。 生物が空気中の二酸化炭素を固定して作り出した有機化合物からプラスチックを作れば、使用後にプラスチックを焼却して二酸化炭素を排出しても、空気中の二酸化炭素は増えない「カーボンニュートラル」という概念に基づいています。 しかし、本当に二酸化炭素を増加させないかという点では、原料の製造等まで遡る精密なLCAが必要となり、現実的にはかなり難しいようです。 例えば代表的な植物性プラスチックであるポリ乳酸では、原料となる糖類はジャガイモやトウモロコシなどから得られるデンプンに酵素を作用させて作られています。 農作物を育てるには、肥料や水、農耕機などが必要で、これらには多量の石油が使用されており、さらにプラスチックを合成するプロセスにおいてもエネルギーを使用するからです。 将来、多くのエネルギーを太陽光・風力発電などの再生可能エネルギーから作り出すことができるようになれば、バイオマスプラスチック・植物性プラスチックの製造に要するエネルギーに化石燃料を使用する必要がなくなり、本当の意味でのカーボンニュートラルが達成できるかもしれません。 まとめ プラスチックの環境問題を抑制するために最も効果がある方法は、プラスチックの使用量を減らすことです。 日本では人口減少の影響もあり、着実に使用量を減らしていけるでしょう。 しかし、まったくプラスチックを使用しないということは現実的ではなく、使用後は適切に廃棄して回収・リサイクルするようにしましょう。 さらに生分解性プラスチックへの切り替えを進めていくと良いでしょう。 PETボトルのリサイクルについては、こちらの記事「」で紹介しています。

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