肝臓 alt 高い。 肝機能の数値が高い原因【厳選10】こんな原因もあった!

AST? ALT? γ

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皆さん、健康診断で肝機能が異常で要精査と記載されていることはないでしょうか。 肝機能異常は、健康診断で指摘されることが比較的多い異常です。 しかし、私たち総合内科・消化器内科の医師は、肝機能検査の結果からいろんな病気を考えて検査をしていきます。 実際に、検診で肝機能が悪く要精査となり病院を受診したことがきっかけで、C型肝炎に罹っていることがわかり、無事に治療された患者さんもいます。 Q:肝機能障害と言われたら実際にどのような診察を受けるのでしょうか 〜どんな病気?どんな検査?〜 医師は、健康診断などで肝臓の異常を指摘された患者さんが受診された際には、まずは詳細な問診を行います。 単に血液検査や画像検査だけでは診断が難しいことが多いからです。 ・家族歴など家族に肝臓の病気の方がいるかなど質問する項目が沢山あります。 このような問診や診察の後に、考えられる病気を想定し検査を行います。 検査は、血液検査と画像検査 腹部エコー、CT、MRI を行うことが一般的です。 また血液検査をくりかえす必要があるのか?と思われる方もいるかもしれません。 通常の血液検査で、ある程度どのような病気が想定できますが、診断の精度を上げるためには、 病院で診断に必要な血液検査を再度する必要があります。 また血液検査でも原因がわからない場合などは必要に応じて、肝生検 針で肝臓の一部を取ってきて顕微鏡で詳しく検査を行うもの を行います。 単なる脂肪肝と思いきや肝炎?〜非アルコール性脂肪肝炎のよくある1例〜 40歳 男性 身長:170cm 体重:90kg 会社の健康診断で肝機能異常を指摘され来院された。 この患者さんは ・アルコール:付き合い程度の飲酒量 ・薬剤:なし ・輸血:なし ・刺青 タトゥー :なし ・家族歴:なし 血液検査で、B型肝炎やC型肝炎などはなく、その他の異常はありませんでした。 画像検査で高度の脂肪肝と肝硬変が疑われ、最終的には肝生検を行い、非アルコール性脂肪性肝炎の診断となりました。 実は、 脂肪肝から、肝硬変になる方がいることをご存知でしょうか。 非アルコール性脂肪肝、つまり「脂肪肝」の状態から、何らかの原因により肝炎を生じ、肝硬変に至ります。 「非アルコール性脂肪肝炎 NASH 」と呼ばれていますが原因はわかっていません。 今後日本では、B型肝炎やC型肝炎による肝硬変は減少し、この非アルコール性脂肪性肝炎による肝硬変が増加するとされています。 アメリカでは、2020年には肝移植の原因として、非アルコール性脂肪性肝炎が一番多くなると推測されています。 非アルコール性脂肪性肝炎の定義は、 1. アルコールを アルコール換算で男性:30g、女性:20g 以上飲んでいない 2. B型・C型肝炎ではない 3. 脂肪肝になる他の原因がないにもかかわらず、肝硬変になる状態を意味します。 非アルコール性脂肪性肝炎と診断するには、飲酒量が大切です。 アルコール換算で男性で30g 日本酒なら1合半 、女性で20g ビール中瓶1本500ml程度 以上飲んでいる場合は、「非」アルコール性脂肪肝ではなく、アルコール性脂肪肝となります。 非アルコール性脂肪肝、つまり「脂肪肝」は、日本では1000万人以上いると言われており、非アルコール性脂肪肝炎 NASH に進行する方は、100万人以上いるのではないかと考えられています。 ・どのような人が非アルコール性脂肪性肝炎になるか メタボリックシンドロームの原因と同じ、不規則な生活習慣や運動不足などが原因で生じると考えられています。 しかし、先ほど述べたように、どうして脂肪肝から非アルコール性脂肪性肝炎に進展するのかはわかっていません。 ・治療 普段の食生活・運動・睡眠など生活習慣を改善することが大切です。 有効な薬はなく、肝硬変に進行した場合は肝移植などを検討する必要があります。 昔からの肝機能異常がいつのまにか肝硬変?〜慢性C型肝炎のよくある1例〜 60歳 男性 身長:165cm 体重:60kg 会社の健康診断で、以前から肝機能異常を指摘されていたが、特に病院受診はしていなかった。 最近、風邪を引いて近くの病院を受診した際の血液検査で肝機能異常があり当院に紹介された。 この患者さんは ・アルコール:ビール350mlを週4回程度 ・薬剤:なし ・輸血:なし ・違法薬物:なし ・刺青 タトゥー :あり ・家族歴:なし 血液検査で、血液中にC型肝炎ウイルスがいることが判明しました。 若い時に、刺青を入れて、その際にC型肝炎に感染したと考えられました。 エコー検査で肝臓は、肝硬変の状態にはなく、腹水 お腹に水が溜まっている状態 もありませんでした。 「C型肝炎」の診断となりました。 日本で約100万人のC型肝炎患者がいると考えられています。 慢性肝炎 肝臓の炎症が半年以上、続いている状態 になることが多く、慢性肝炎の原因の70%を占めます。 治療しないと、徐々に肝硬変になり肝癌ができてしまうことがあります。 年間約3万人が肝癌により亡くなっています。 ・感染経路 HCVは感染者の血液を介して感染します。 輸血・刺青 タトゥー ・違法薬物で感染することが多いです。 また、1992年以前の輸血、1994年以前のフィブリノゲン製剤、1988年以前の血液凝固因子製剤を投与された方の場合は、C型肝炎に罹患している可能性があります。 ・症状・血液検査 自覚症状はありませんので、C型肝炎なのかを調べるには、HCV Hepatitis C virus:C型肝炎ウイルス 抗体検査を行う必要があります。 HCV抗体陰性・・・C型肝炎の感染はほぼ否定的といえます。 HCV抗体陽性・・・C型肝炎ウイルスに感染したことを意味します。 もしHCV抗体陽性であれば、HCV-RNA定量検査を追加して、現在も感染が持続しているのか検査を行います。 その後は、画像検査とC型肝炎ウイルスのタイプを検索して治療方法を決定します。 ・治療 以前は、インターフェロンという副作用の多い薬を使用した治療が主でしたが、2014年9月からインターフェロンを使用しない、飲み薬だけの治療が登場しました。 ウイルスの除去率は95%以上であり、インターフェロンのような副作用が少ない、まさに夢のような薬です。 ただし、肝硬変が進行して、腹水などがある患者さんは適応外になります。 人間ドックをきっかけに偶然肝炎ウイルスが発覚!?〜慢性B型肝炎に良くある1例〜 40歳 女性 身長:155cm 体重:40kg 定期的な健康診断は受けたことがなく、40歳になったので人間ドックを受けたところ、肝機能異常を指摘された為に来院された。 この患者さんは ・アルコール:ビール1000mlを週5,6回程度 ・薬剤:なし ・輸血:なし ・違法薬物:なし ・刺青 タトゥー :なし ・家族歴:なし かなりお酒を飲んでいるので、アルコール性肝炎ではないかと最初は思うかもしれませんが、追加の血液検査で血液中にB型肝炎ウイルスがいることが判明しました。 輸血や刺青などはなく、母子感染もありませんでした。 若い時に、知らない間に、B型肝炎に感染したと考えられました。 エコー検査で肝臓に異常はありませんでしたが「B型肝炎」の診断となりました。 お酒を控えて頂き、しばらくして再び、血液検査をしましたが、依然として肝機能異常があることがわかり、核酸アナログというB型肝炎の内服治療を始めました。 B型肝炎に一度感染した場合は、B型肝炎ウイルスを身体から完全に排除することはできません。 B型肝炎ウイルスに感染しても、B型ウイルスによる感染が一過性 一時的 に終わる場合と、感染が持続する場合があります。 この状態を無症候性キャリアと言います。 思春期を過ぎると自身で、B型肝炎ウイルスを排除し肝炎が起こります。 肝炎は自然に改善し、多くの人は 90%程度 肝機能は安定したままです。 しかし、残りの10%程度は慢性肝炎になり、肝硬変、肝癌になる可能性があります。 ・血液検査 B型肝炎を調べるための検査項目は複数あります。 健康診断などで調べている検査は、HBs Hepatitis B surface 抗原です。 B型肝炎にはかかっていないのか、過去にかかっているけど今は問題を起こしていないだけなのか、今も感染して問題となっているのかなどの、ウイルスの活動状態を調べるためには、やや複雑ですが、下記のような色々な免疫の検査を行い判断します。 HBs抗原 陰性・・・B型肝炎に基本的には感染がないとして問題ありませんが、過去の感染など完全に否定はできません。 HBe抗原 陽性・・・B型肝炎ウイルス量が多く、人への感染の可能性が高いです。 HBe抗原 陰性・・・B型肝炎ウイルス量は少なく、人への感染の可能性は低いです。 過去にB型肝炎に感染して治癒した人 2. B型肝炎治療の目安になります。 ・治療 核酸アナログ製剤 全てのB型肝炎の患者さんに必要なものではありません。 ウイルス量が多く、肝機能 ALT が上昇している場合に適応があります。 核酸アナログ製剤を飲むと、ウイルス量は低下しますが、薬を中止すると肝炎は再燃します。 しかも、核酸アナログ製剤を中止した場合、肝炎が急激に悪くなり、肝不全になり死亡する場合があります。 核酸アナログ製剤を勝手に中止してはいけません。 母子感染予防のためのワクチン 2. 医療従事者などに対するワクチン 3. 0歳児に対するB型肝炎ワクチン定期接種 2016年10月〜 先ほど述べたように、B型肝炎は一度感染すると体内から除去はできません。 予防に勝る治療はありません。 幸い、B型肝炎に対するワクチンがあります。 2016年からB型肝炎ワクチンの定期接種が開始となりました。 ワクチンを接種するだけで予防できるので、ワクチンは是非打ちましょう。 どうでしたか? 肝機能が悪いと言っても、いろいろな病気を考えて医師は診療しています。 早期に病気が見つかることで、より早期に治療することが大切です。 健康診断で要精査となったら、一度は病院を受診して検査をしてみてください。 また、他にも普段の健康の悩みなどがあれば、総合内科の医師は、患者さん一人一人の状態に合わせて適切に検査・治療を行っています。

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ASTやALTが基準値より高いと肝機能障害の疑いがある!?

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ALT(GPT 酵素「ALT(GPT)」の数値上昇は脂肪肝のもと。 ここでは、ALTの数値を下げる方法を紹介しています。 ALT(GPT)の数値を下げる方法とは? ALT(GPT)の数値を下げるには、生活習慣の見直しが必要です。 現在、脂肪肝を含む肝臓病の特効薬は開発されていません。 海外ではビタミンEやビタミンC、そのほか薬などを用いて治療を行っていますが、日本での有効性は確認されていないのが現状です。 生活習慣では、以下のことに気を付けましょう。 食事療法 栄養過剰は脂肪肝になりやすいです。 高たんぱく、高ビタミン、低カロリーで脂肪分の少ない食事を心掛けましょう。 脂肪肝は、飲酒からなることもあります。 そのため、禁酒が基本。 毎日、日本酒3合、ビール瓶3本、ウイスキ一のダブル3~4杯を飲むと「アルコール性肝炎」として症状が現れてきます。 運動 軽度の運動は問題ありませんが、数値によっては肝臓の血液流量が減り、悪影響になることも。 中度以上の数値の方は、なるべく控えたほうが良さそうです。 ALTから分かる主な症状について ALT・GOTの数値が100以上と高い場合はウイルス性肝炎に、100以下の場合は脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変になっている恐れがあります。 ALTによる主な症状について、数値を元に紹介しているので参考にしてみて下さい。 ALTは「グルタミン酸ピルビン酸転移酵素(GPT)」と表記されることもあります。 しかし、最新の研究では、ALTが31以上だと肝臓に異常をきたしている可能性が高い、というデータが出ています。 主な症状は、脂肪肝、肝硬変、慢性肝炎、肝臓がんなど。 脂肪肝は、ALTの数値が高いと起きる症状です。 胆汁の成分であるALTは、肝臓で作られたあと胆管を通り、胆嚢に蓄えられて十二指腸へ排出されます。 胆道に異常が現れた場合は、胆汁が流れにくくなり、ALTが血液中に増えて数値が高くなります。 また、肝臓や心臓・手足の筋肉などにある酵素「GOT(AST)」の数値にも異常があれば、胆道の疾患である胆石、胆汁うっ滞、胆道系のがんになっている恐れがあります。 肝臓に異常があれば、肝臓に存在するALTとGOTの数値が上がります。 ALTがGOTの数値を上回っていれば脂肪肝や慢性肝炎に、GOTがALTの数値を上回っていればアルコール性肝炎、肝硬変、肝臓がん、心筋梗塞などになっている可能性があります。

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ALT(GPT 酵素「ALT(GPT)」の数値上昇は脂肪肝のもと。 ここでは、ALTの数値を下げる方法を紹介しています。 ALT(GPT)の数値を下げる方法とは? ALT(GPT)の数値を下げるには、生活習慣の見直しが必要です。 現在、脂肪肝を含む肝臓病の特効薬は開発されていません。 海外ではビタミンEやビタミンC、そのほか薬などを用いて治療を行っていますが、日本での有効性は確認されていないのが現状です。 生活習慣では、以下のことに気を付けましょう。 食事療法 栄養過剰は脂肪肝になりやすいです。 高たんぱく、高ビタミン、低カロリーで脂肪分の少ない食事を心掛けましょう。 脂肪肝は、飲酒からなることもあります。 そのため、禁酒が基本。 毎日、日本酒3合、ビール瓶3本、ウイスキ一のダブル3~4杯を飲むと「アルコール性肝炎」として症状が現れてきます。 運動 軽度の運動は問題ありませんが、数値によっては肝臓の血液流量が減り、悪影響になることも。 中度以上の数値の方は、なるべく控えたほうが良さそうです。 ALTから分かる主な症状について ALT・GOTの数値が100以上と高い場合はウイルス性肝炎に、100以下の場合は脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変になっている恐れがあります。 ALTによる主な症状について、数値を元に紹介しているので参考にしてみて下さい。 ALTは「グルタミン酸ピルビン酸転移酵素(GPT)」と表記されることもあります。 しかし、最新の研究では、ALTが31以上だと肝臓に異常をきたしている可能性が高い、というデータが出ています。 主な症状は、脂肪肝、肝硬変、慢性肝炎、肝臓がんなど。 脂肪肝は、ALTの数値が高いと起きる症状です。 胆汁の成分であるALTは、肝臓で作られたあと胆管を通り、胆嚢に蓄えられて十二指腸へ排出されます。 胆道に異常が現れた場合は、胆汁が流れにくくなり、ALTが血液中に増えて数値が高くなります。 また、肝臓や心臓・手足の筋肉などにある酵素「GOT(AST)」の数値にも異常があれば、胆道の疾患である胆石、胆汁うっ滞、胆道系のがんになっている恐れがあります。 肝臓に異常があれば、肝臓に存在するALTとGOTの数値が上がります。 ALTがGOTの数値を上回っていれば脂肪肝や慢性肝炎に、GOTがALTの数値を上回っていればアルコール性肝炎、肝硬変、肝臓がん、心筋梗塞などになっている可能性があります。

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