メトキシ ベンゼン。 置換基による吸光係数の変化について

置換基による吸光係数の変化について

メトキシ ベンゼン

)、このTLCをベンゼン酢酸エチル展開溶媒を入れた容器で展開した。 しばらくし、TLC上部から1cm程度のヵ所まで展開溶媒が来るので、このときピンセットを使い容器からTLCを取り出し、それぞれの結果をRf値と共に記録した。 しかし、なぜ、転写距離がそれぞれ異なったかがよくわかりません。 構造上の違いであるヒドロキシル基の有無ですが、つくと何か変化が起こるのでしょうか? 教授がanti、synと孤立遺伝子を考えろと言っていましたが、何か関係するのですか? 参考、アドバイスをお願いします。 Rf値の違いの原因はお察しの通りヒドロキシ基です。 ヒドロキシ基は極性の官能基であり、TLCと関連させるならば、その固定相となっているシリカゲル(ですよね?)と比較的強い親和力を持ちます。 平たくいえば、シリカゲルと引き合っているということです。 その一方で、展開溶媒はアゾキシベンゼン等をシリカゲルから引き離して、移動させようとします。 Rf値は上述の力のバランスの上で決まります。 つまり、シリカゲルと引き合う力の強い物質ほどRf値は小さくなりますし、溶媒について述べれば、シリカゲルから引き離そうとする力の強い溶媒ほどRf値が大きくなります。 すなわち、ヒドロキシ基の存在によって、シリカゲルと引き合う力が強くなり(シリカゲルに強く吸着され)、Rf値が小さくなります。 結果的に、ヒドロキシ基を持つ方がRf値が小さくなります。 なお、synとかantiを問題にするのは、二重結合の配置が異なっている立体異性体を区別する場合の話だと思います。 今回は、事実上、anti異性体に限った話のようですので関係ないと思います。 おそらくは、Rf値とは別件だろうと思います。 ちなみに、転写域とか転写距離と言う用語は使わないと思います。 普通は展開距離とか移動距離という言い方をすると思いますが、これにはローカルルールがあったりしますので断定はしかねます。 A ベストアンサー rei00 です。 補足拝見しました。 この実験の目的は先にも回答した通りですが,もう少し細かく言うと,『ある状態で純粋に見えていても混合物のこともある』,『その様な混合物でも手段を選べば分離して純粋にする事ができる』,『混合物を分離する方法の一つにTLCがある』等を実際に目で見て生きた知識にする事です。 これだけでは何ですから,お書きの実験内容に添って少し説明しましょう。 混合液を見ただけでは,食用赤色105号と106号が混ざっている事は判らないでしょう。 でも,TLCで分離して2つのスポットが出れば,混ざっていると判りますね。 この時,どちらのスポットがドッチの色素かは,各スポットのf 値をそれぞれ単品の Rf 値と比べる事で判ります。 上記の様に,どちらのスポットがどっちの色素かを知るには Rf 値を使います。 Rf 値を求めるには,溶媒が展開した距離とスポットが展開した距離が必要ですね。 ここで,距離は色素をスポットした位置を基準としますので,それが分かる様に印をつけます。 何故鉛筆を使うかはお解りですね。 これでは Rf 値で色素の同定ができませんね。 そのため,滑らかな方を下にしたのでしょう。 色素を溶かした溶媒が残っていると,展開の仕方が変わってしまいます。 これでは Rf 値による色素の同定ができなくなりますので,溶媒を飛ばして展開溶媒だけでの展開が起こるようにします。 色素をスポットした場所が分からないと,色素の Rf 値が求められませんね。 その為です。 端まで展開してしまうと正確な Rf 値が求められませんので,上部1センチ程残します。 マジック等を使うと残っている溶媒に溶けて滲んでしまうので,鉛筆を使ったのでしょう。 有機溶媒は体に良くないですから,乾燥させて後の処理を行ないます。 濡れていると扱い難いというのもあります。 いかがでしょうか。 なお,トップページで「薄層クロマトグラフィ」等を検索すると,関連する過去質問が見付かります。 興味があれば,それらも御覧になって見て下さい。 ご参考まで。 rei00 です。 補足拝見しました。 この実験の目的は先にも回答した通りですが,もう少し細かく言うと,『ある状態で純粋に見えていても混合物のこともある』,『その様な混合物でも手段を選べば分離して純粋にする事ができる』,『混合物を分離する方法の一つにTLCがある』等を実際に目で見て生きた知識にする事です。 これだけでは何ですから,お書きの実験内容に添って少し説明しましょう。 混合液を見た...

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PMB基 (p

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付加反応と言うのは? どうして置換反応なのに付加反応というのでしょうか? それは、『 ベンゼンが付加』するからなんです。 このようにプロペンに対して ベンゼンが、付加反応をするのです。 そして出来上がるのが、 クメンです。 このようにクメンが出来ます。 ここから クメン法へと繋がっていきます。 クメンからフェノールを生成するクメン法はこちら そして、これは付加反応なので、もちろん『 マルコフニコフ則』が適用されます。 マルコフニコフ則とは、「Hが多い方へ、Hが結合する」というものです。 で、この反応でなぜ、『 濃硫酸』を使うのか、という疑問が湧きますよね。 実は、こういう単純に付加反応であると覚えても、これはわからないのです。 難しいと思う人は、濃硫酸が触媒で付加反応すると無理矢理覚えても良いですが、ちゃんとスッキリ理解して、きちんとマスターしたい。 そういう人は、下の内容を理解してください。 ベンゼン環に置換できるのは? ベンゼン環に置換できるのは、陽イオンですよね。 有機反応の基本、陽イオン、ラジカル、陰イオンはこちらで説明しています。 ラジカルが攻撃するのは、付加反応でした。 ベンゼン環をぶちこわしていく反応でした。 なので、この場合置換反応をするためには、陽イオンが攻撃する反応しかありません。 なので、このようなアルケンから、『 陽イオン』を作らないとあかんわけですわ。 アルケンから陽イオンを作る方法 アルケンから陽イオンをつくるときは、 濃硫酸を使います。 実は、アルケンに対して ハロゲンが付加する反応もこれと同じなんです。 (該当部分です) X:Xを陽イオンと陰イオンに斬って陽イオンがアタックしていくと言う反応です。 この後に注目! アルケンが陽イオンになってますよね! そしてこれに陰イオンがくっつくわけなんですが、 このようにアルケンから陽イオンが出来ていく、 流れを応用して陽イオンをつくります。 それは、アルケンへのハロゲン付加の場合は、ハロゲンが、最初にアルケンにくっついていきましたが、 これを濃硫酸の水素イオンでやります。 まずこの状態から濃硫酸が水素イオンをアルケンに対して投げます。 すると、アルケンに水素イオンがくっついて、陽イオンが出来ます。 この陽イオンがベンゼン環のC:Hの共有結合を斬りにいきます。 と言う風に置換反応が起ります。 脱水剤のところで説明しました。 このようにして、陽イオンを作り置換反応をさせていたのです。 まとめ この反応は、アルケンへ、ベンゼン環が置換反応が付加する反応と考えても良い。 なので、 マルコフニコフ則が適用される。 本質は、 濃硫酸の脱水とほぼ同じメカニズムでアルケンを陽イオンにして置換反応をしている。 だから、 濃硫酸が触媒であると言う事が苦もなく覚えられる!!! というわけです。 このようにちゃんと有機反応を理解すると、簡単に触媒が覚えられたりします。 そのためには、化学基礎、理論化学の基本的な知識が必要になります。 有機反応に必要な知識を学んでいきましょう!.

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ベンゼン環の置換反応!クメンを作る付加反応のようなもの

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分子軌道法は分かりますか? 単純化するために、遷移はHOMO-LUMO間でのみ起こっていると仮定しましょう。 電子供与基というのはHOMOが高い置換基と言えます。 よって、このHOMOはベンゼン環のHOMO強く相互作用します。 ベンゼン環のLUMOとはエネルギー差が大きすぎるのであまり相互作用しません。 結果、相互作用によってできた新たなHOMOは元々のベンゼンのHOMOよりエネルギー準位が高くなります。 LUMOはほぼ変化していませんから、結果的にHOMO-LUMOギャップが減少して、長波長シフトします。 一方、電子求引基というのはLUMOが低い置換基です。 よって、このLUMOはベンゼン環のLUMO強く相互作用します。 ベンゼン環のHOMOとはエネルギー差が大きすぎるのであまり相互作用しません。 結果、相互作用によってできた新たなLUMOは元々のベンゼンのLUMOよりエネルギー準位が低くなります。 HOMOはほぼ変化していませんから、結果的にHOMO-LUMOギャップが減少して、やはり長波長シフトします。 分子によって、またその遷移によって理由は様々ですが、今回の場合は対称性が崩れたことが原因だと思います。 そもそもベンゼンの250nm付近の吸収は対称性のために禁制遷移になっています。 置換基を導入することで分子軌道に偏りができたりと、対称性が崩れます。 結果的に、禁制が弱まって遷移確率があがるものと考えられます。 アニリンの場合はたしか、更に分子内での電荷移動的な遷移が現れるというのもあったかと記憶しています。 上の数値ではアニリンは2つに吸収が割れているということでしょうか? だとすれば、一方は上記の対称性の崩れによるもの、もう一方は分子内電荷移動型の吸収に対応すると思われます。 お役に立てば幸いです。 ベンゼンに比べアニリンはNの孤立電子対の電子が一つベンゼン環に移り電荷の分極した状態が増えます。 この状態で電子スピンの反転が起きるときの電磁波吸収はベンゼン環の吸収より波長が長いです。 同様に電子共役系や孤立電子対を持った官能基の置換があるとベンゼンに比べ長波長で低エネルギーの吸収が生じます。 遷移状態の種類が増えて基底状態からより近いエネルギー順位への電磁波の吸収が生じるためです。 モル吸光係数は分子の形と電化の分極によって異なり 対称性の高い分子は吸光係数が低い、 電荷の分極の小さい分子は係数が小さい、 電子共役形は長いものほど係数が大きいといった一般側があります。

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