キバナ pixiv。 #1 変わらないもの新たに生まれる生命

#1 変わらないもの新たに生まれる生命

キバナ pixiv

キャプション! ・色違いギラティナとキバナさんが色んなところを旅するお話です。 たぶん次回 ・キバナさんとダンデさん同期設定。 ・キバナさんたちの10代時代の出来事は私の理想という名の妄想です ・キバナさん愛されの予定だけどダンキバになっていくかもしれない。 わかんない。 ・なんでも許せる方向け ・いろんな捏造あります ・アニメ 映画 世界とゲーム世界がごっちゃになるかも ・この小説の色違いギラティナはなんでもできる子です。 ・神ポケ ミニサイズ がでます。 最後のページに説明あります。 もう・・・寝ちまうか・・・ あしたも あるしな あしたは たしか・・・ 《キバナさん!明日一緒にワイルドエリアに行きましょう!》 ・・・ああ、そうだ。 ハロンタウンの前にある1番道路で、ユウリとダンデによる作戦でまんまと捕まったキバナのストーカーを取り締まっていたときだった。 ソニアと一緒に少し遠くで見守っていたホップのモンスターボールから、一体のポケモンが飛び出した。 ポン! 「っうお!?どうした、ザマゼンタ?」 「ぐるる・・・!」 ホップの新たな仲間・ザマゼンタは、ハロンタウンのほうを睨み唸っていた。 いつもと様子がおかしいザマゼンタを見て、ホップも何か起きたかもしれないと彼に尋ねてみる。 「どうした?」 「ウォー・・・!」 「何か感じたのか?」 「・・・・・・」 コクリ、と静かに頷いたザマゼンタを見て、ホップは同じ方向を見てみる。 そのさきはハロンタウン。 そしてそこにいるのは・・・ 「・・・キバナさんに、なにかあったのか?」 「ウォル!」 ザマゼンタはホップに「乗ってくれ」と言うかのように隣で伏せた。 その目は真剣で、なにか大事を察しているかのようだった。 その目をみて、ホップは兄譲りの金色の目を大きく開けて、頷いた。 「・・・ソニア!おれちょっとキバナさんの様子みてくるぞ!兄貴とユウリのこと、頼んだぞ! 」 「え!?ちょ、ちょっとホップ!?」 ホップはザマゼンタに跨り、「いくぞ!」と声をあげた。 それに応えるかのようにザマゼンタも吠え、ハロンタウンに向かって力強く地を蹴った。 ホップをのせて草原を駆け、丘を飛び越え、まどりみの森の入り口へ入っていく。 日はあっという間に地平線に隠れ、真っ暗闇の中になりながらもザマゼンタは先を目指す。 ホップは森の中で何かがあったのかと考えていたそのときだった。 むーーー! 「!あれは・・・」 森に住む野生のポケモンたちが、こちらに向かってきたのだ。 だが、飛び出して戦闘になるわけでもなく、ただ奥の場所から離れるように慌てて逃げてきたのだ。 その異様な様子に、ホップも胸騒ぎが起こる。 森の奥・・・祭壇で何かが起きたのかと。 数十秒後、祭壇についたホップはザマゼンタから下りて湖の方へ駆け寄っていく。 そこは何も無く、月明かりに照らされた幻想的な光景が広がるだけだ。 だがホップは感じた。 何かが起きた、と。 「・・・・・・・・!あれって・・・!」 なにか手がかりはないかとあたりを見渡していると、湖の浅瀬に浮んでいるものを見つけた。 嫌な予感がして急いで広いに行く。 「これ・・・キバナさんの靴・・・!!」 「ウオン!」 「?」 拾い上げた靴をみて、わなわなと震えるホップにザマゼンタが呼びかけた。 ザマゼンタがいる祭壇の石碑のところへ行くと、オレンジ色の小さな板のようなものが落ちていた。 「!もしかして、キバナさんのスマホロトム!?」 ホップは目を回しているスマホロトムを拾って呼びかけるも、気絶していて起きる気配はない。 そして確信した。 キバナの身に何かあったと。 ザマゼンタもあたりを見渡して原因になるものがないか探していると 「おーーーーい!」 「ホップーーーー!!」 「!ユウリ、兄貴、ソニアーー!!」 ザシアンとリザードンに乗って飛んできた3人が合流した。 どうやらストーカーの案件は解決したようだ。 ホップは3人にこれまでの経緯を話し始めた。 ザマゼンタが何かを感じたこと。 それを確かめにきたこと。 そして、キバナになにかあったこと。 「キバナさんの靴と、スマホロトムがここに落ちてたんだ!きっと、この祭壇で何かが起きて・・・ザマゼンタはそれを感じて教えてくれたんだぞ!」 「そうだったの・・・ザシアンもさっきボールから飛び出して、ここまで乗せてくれたの」 「・・・キバナの手持ちはオレの家で預かってもらっていて、今はヌメラしかいなかった。 ・・・キバナもこの森にいるポケモンの強さは知っているはずだ。 なのにヌメラだけで森に入るようなことはしないはず・・・。 この森で、何が起きたというんだ?」 「・・・ダンデくん。 一度ハロンタウンに戻りましょう。 もしかしたら、誰かキバナ君を見かけているかもしれないわ」 ソニアは静かに悔やむ表情をしているユウリとダンデを見て、一度町に戻ることを提案する。 二人は少し間を空けるも、コクリと頷いて祭壇に背を向けた。 ホップとソニアは2人の背中を心配そうに見つめていた。 ここ最近、2人はキバナの誹謗中傷のコメントが荒れまくっているSNSの案件に酷く怒っていた。 ユウリがチャンピオンになる前、ホップとともに競い合っていたときにキバナと出合った。 キバナは自分たちのことを見送ってくれたり、アドバイスをくれたりと、正念場に緊張していたユウリたちの背中を押してくれた。 今まで色んなジムリーダーたちから見送りの言葉をもらってきたが、一人っ子だったユウリは兄貴肌をもつキバナをよく慕っていたのだ。 そして何かあることに悩みを聞いてくれた。 そしてダンデがチャンピオンの座を降りた後、公式戦で零れた言葉が、ダンデの中でずっと繰り返されていた。 「オレさま、目的を見失っているのか?」 ダンデは一瞬、キバナが何を言ったのかわからなかった。 それでも笑って頑張れよ、とユウリを称える彼が、ダンデには酷く、壊れそうだと感じた。 今まで己を倒さんと牙を向けていた彼から伝わる後ろめたさを見て、戸惑っていたのだ。 ・・・それは、消えてしまいそうな、儚い笑みを浮かべていた。 [newpage] とある地方に、高くそびえ立つ山々があった。 その山頂・・・大きな柱が連なる神殿らしき場所にキバナはいた。 キバナは気を失ってしまい、仄かに白く光る球体のなかに包まれていた。 そして不思議な光に包まれているキバナの身体は、少しずつ小さくなっていく・・・。 それは、神と呼ばれしポケモン、ディアルガとパルキアによって生み出された時空を操る力によるものだ。 なぜ二匹がその力をキバナに使っているのか? 「きゃううん・・・」 これでいいの?とでも言うように、感情の神・エムリットがギラティナに問う。 エムリットもまた、この案件に協力してくれたポケモンだ。 ディアルガとパルキアがキバナに能力を使う前に、エムリット、アグノム、ユクシーが、「キバナの心」を奪った。 問いかけられたギラティナは、どこか罪悪感を漂わせるも、これでいい、と笑みを見せる。 エムリットはそれを見てキバナと再び向き合った。 そう頼んできたギラティナの言動に一瞬りか出来なくて、理由を聞いてみた。 その理由を聞いてまず思ったことは、あまりにも身勝手だったこと。 あまりにも子どもらしいことだったこと。 そして何より、ギラティナがキバナのことを想っていること。 ならまあ、いいでしょうと、エムリットたちは頷いた。 神の子の感情は、あまりにも真っ直ぐで純粋だ。 神の仕業に人間が気づくのかも、気になるね。 ときまぐれに手を貸した。 「ぬめーーー!!!」 「!」 横槍を入れて来たのは、キバナと一緒に吸い込まれたヌメラだ。 今はキバナと距離を取らされ、ユクシーたちのねんりきで宙に浮かされて身動きが取れないでいた。 キバナに何するんだ?!と、生まれたばかりのヌメラは怒っていた。 ギラティナはヌメラに近づいて話し始めた。 「ギュララ、グキュルララ…ギュラ」 「ぬんめーー!ぬめぬめぬめっ!ぬめっー!」 「………ギュラ。 ギュララ」 「ぬめ?」 「ギュララ……ギュラギュラ、ギュラ!」 「………………………………ぬめ!」 ……どうやらヌメラも納得してくれたようだ。 ギラティナの、そのあまりにも自分勝手な計画に。 だが、ギラティナの想いに、どこか思い当たるところがあるのだろう。 子どものヌメラにはそれが良いのか悪いのかは考えられないが、キバナのためになるなら、とギラティナに協力することにした。 「〜〜〜〜ギュラァーー!! 」 「ぬみゃーーー?!」 ギラティナは嬉しさのあまり抱き上げて擦り寄る。 ヌメラは突然のことにびっくりして上に横にと伸びて逃げようとするが、未だ続くねんりきがそれを許さなかった。 そこへ、 「ぐきゅばあー!」 「ぱるぱるー!」 おわったよーとでもいうようにディアルガとパルキアがキバナを背負ってこちらへ向かってきた。 キバナの身体はすっかり小さくなっていて、おそらく10歳頃まで退行している。 そんな小さな身体を、2匹で力を合わせて運んでいる。 「ぬめー!」 ヌメラはねんりきが解かれると、ゆっくりとしたスピードしか出せないものの、急いでキバナの元に急いだ。 「ぎゅらら~~!」 ありがとー!とギラティナは途中でヌメラを抱えて2匹に駆け寄る。 それを見て、エムリットたちはクスクスと笑う。 神であろうと、子どもとなるとかわいいものだと。 ・・・そう。 先ほども行ったが、彼らは「子ども」なのだ。 身長でいうと、大人のキバナと同じか少し高いくらいだ。 彼らは人間で言う「見習い」なのだ。 だから時間を操る能力も、空間を操る能力も、反転世界を担う資格も、ほんの小規模しかできないのである。 さて、今回のキバナ誘拐事件の犯人であるギラティナは、小さくなったキバナを大事そうに見つめながら姿を変えていく。 ・・・人間の、今のキバナそっくりの姿に。 「ぬっっ?!」 「………ひひ!」 ヌメラはギラティナがキバナに化けたのを見て吃驚した。 その反応を見てギラティナは得意げに八重歯を見せて笑った。 キバナに化けたギラティナはぶかぶかになったキバナの服を脱がせて、用意していた人間の衣類に着替えさせようとしていたときだった。 ギラティナにとって恐ろしい存在が、こちらにむかってくるのを感じた。 あわあわと慌てていると、パルキアが片腕を振りかざして、大人一人通れそうな裂け目を作り出した。 まるで、早く行って!と言っているようだった。 「・・・・ぎゅら!!」 ギラティナはキバナの着替えと空のリュックを持って、ヌメラとキバナを負ぶった。 そして裂け目に向かって走り出す。 とエムリットは笑う。 キバナとギラティナが消えていった裂け目があった場所を見て、そのポケモンは大きな溜息をついた。 [newpage] 次からチビキバナとギラティナ 小 の旅が始まります! 最初は緑が豊かな土地の予定です 可能性:小 ここで今回出てきた神ポケ 小 を紹介。 身長はキバナ 大 くらい。 ギラティナとキバナの旅に協力する。 身長はキバナ 大 くらい。 ギラティナの計画に協力する。 身長はキバナ 大 より頭一つ大きい? 彼らはとんでもないものを盗んでいきました。 「キバナの心」です。

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キャプション! ・色違いギラティナとキバナさんが色んなところを旅するお話です。 たぶん次回 ・キバナさんとダンデさん同期設定。 ・キバナさんたちの10代時代の出来事は私の理想という名の妄想です ・キバナさん愛されの予定だけどダンキバになっていくかもしれない。 わかんない。 ・なんでも許せる方向け ・いろんな捏造あります ・アニメ 映画 世界とゲーム世界がごっちゃになるかも ・この小説の色違いギラティナはなんでもできる子です。 ・神ポケ ミニサイズ がでます。 最後のページに説明あります。 もう・・・寝ちまうか・・・ あしたも あるしな あしたは たしか・・・ 《キバナさん!明日一緒にワイルドエリアに行きましょう!》 ・・・ああ、そうだ。 ハロンタウンの前にある1番道路で、ユウリとダンデによる作戦でまんまと捕まったキバナのストーカーを取り締まっていたときだった。 ソニアと一緒に少し遠くで見守っていたホップのモンスターボールから、一体のポケモンが飛び出した。 ポン! 「っうお!?どうした、ザマゼンタ?」 「ぐるる・・・!」 ホップの新たな仲間・ザマゼンタは、ハロンタウンのほうを睨み唸っていた。 いつもと様子がおかしいザマゼンタを見て、ホップも何か起きたかもしれないと彼に尋ねてみる。 「どうした?」 「ウォー・・・!」 「何か感じたのか?」 「・・・・・・」 コクリ、と静かに頷いたザマゼンタを見て、ホップは同じ方向を見てみる。 そのさきはハロンタウン。 そしてそこにいるのは・・・ 「・・・キバナさんに、なにかあったのか?」 「ウォル!」 ザマゼンタはホップに「乗ってくれ」と言うかのように隣で伏せた。 その目は真剣で、なにか大事を察しているかのようだった。 その目をみて、ホップは兄譲りの金色の目を大きく開けて、頷いた。 「・・・ソニア!おれちょっとキバナさんの様子みてくるぞ!兄貴とユウリのこと、頼んだぞ! 」 「え!?ちょ、ちょっとホップ!?」 ホップはザマゼンタに跨り、「いくぞ!」と声をあげた。 それに応えるかのようにザマゼンタも吠え、ハロンタウンに向かって力強く地を蹴った。 ホップをのせて草原を駆け、丘を飛び越え、まどりみの森の入り口へ入っていく。 日はあっという間に地平線に隠れ、真っ暗闇の中になりながらもザマゼンタは先を目指す。 ホップは森の中で何かがあったのかと考えていたそのときだった。 むーーー! 「!あれは・・・」 森に住む野生のポケモンたちが、こちらに向かってきたのだ。 だが、飛び出して戦闘になるわけでもなく、ただ奥の場所から離れるように慌てて逃げてきたのだ。 その異様な様子に、ホップも胸騒ぎが起こる。 森の奥・・・祭壇で何かが起きたのかと。 数十秒後、祭壇についたホップはザマゼンタから下りて湖の方へ駆け寄っていく。 そこは何も無く、月明かりに照らされた幻想的な光景が広がるだけだ。 だがホップは感じた。 何かが起きた、と。 「・・・・・・・・!あれって・・・!」 なにか手がかりはないかとあたりを見渡していると、湖の浅瀬に浮んでいるものを見つけた。 嫌な予感がして急いで広いに行く。 「これ・・・キバナさんの靴・・・!!」 「ウオン!」 「?」 拾い上げた靴をみて、わなわなと震えるホップにザマゼンタが呼びかけた。 ザマゼンタがいる祭壇の石碑のところへ行くと、オレンジ色の小さな板のようなものが落ちていた。 「!もしかして、キバナさんのスマホロトム!?」 ホップは目を回しているスマホロトムを拾って呼びかけるも、気絶していて起きる気配はない。 そして確信した。 キバナの身に何かあったと。 ザマゼンタもあたりを見渡して原因になるものがないか探していると 「おーーーーい!」 「ホップーーーー!!」 「!ユウリ、兄貴、ソニアーー!!」 ザシアンとリザードンに乗って飛んできた3人が合流した。 どうやらストーカーの案件は解決したようだ。 ホップは3人にこれまでの経緯を話し始めた。 ザマゼンタが何かを感じたこと。 それを確かめにきたこと。 そして、キバナになにかあったこと。 「キバナさんの靴と、スマホロトムがここに落ちてたんだ!きっと、この祭壇で何かが起きて・・・ザマゼンタはそれを感じて教えてくれたんだぞ!」 「そうだったの・・・ザシアンもさっきボールから飛び出して、ここまで乗せてくれたの」 「・・・キバナの手持ちはオレの家で預かってもらっていて、今はヌメラしかいなかった。 ・・・キバナもこの森にいるポケモンの強さは知っているはずだ。 なのにヌメラだけで森に入るようなことはしないはず・・・。 この森で、何が起きたというんだ?」 「・・・ダンデくん。 一度ハロンタウンに戻りましょう。 もしかしたら、誰かキバナ君を見かけているかもしれないわ」 ソニアは静かに悔やむ表情をしているユウリとダンデを見て、一度町に戻ることを提案する。 二人は少し間を空けるも、コクリと頷いて祭壇に背を向けた。 ホップとソニアは2人の背中を心配そうに見つめていた。 ここ最近、2人はキバナの誹謗中傷のコメントが荒れまくっているSNSの案件に酷く怒っていた。 ユウリがチャンピオンになる前、ホップとともに競い合っていたときにキバナと出合った。 キバナは自分たちのことを見送ってくれたり、アドバイスをくれたりと、正念場に緊張していたユウリたちの背中を押してくれた。 今まで色んなジムリーダーたちから見送りの言葉をもらってきたが、一人っ子だったユウリは兄貴肌をもつキバナをよく慕っていたのだ。 そして何かあることに悩みを聞いてくれた。 そしてダンデがチャンピオンの座を降りた後、公式戦で零れた言葉が、ダンデの中でずっと繰り返されていた。 「オレさま、目的を見失っているのか?」 ダンデは一瞬、キバナが何を言ったのかわからなかった。 それでも笑って頑張れよ、とユウリを称える彼が、ダンデには酷く、壊れそうだと感じた。 今まで己を倒さんと牙を向けていた彼から伝わる後ろめたさを見て、戸惑っていたのだ。 ・・・それは、消えてしまいそうな、儚い笑みを浮かべていた。 [newpage] とある地方に、高くそびえ立つ山々があった。 その山頂・・・大きな柱が連なる神殿らしき場所にキバナはいた。 キバナは気を失ってしまい、仄かに白く光る球体のなかに包まれていた。 そして不思議な光に包まれているキバナの身体は、少しずつ小さくなっていく・・・。 それは、神と呼ばれしポケモン、ディアルガとパルキアによって生み出された時空を操る力によるものだ。 なぜ二匹がその力をキバナに使っているのか? 「きゃううん・・・」 これでいいの?とでも言うように、感情の神・エムリットがギラティナに問う。 エムリットもまた、この案件に協力してくれたポケモンだ。 ディアルガとパルキアがキバナに能力を使う前に、エムリット、アグノム、ユクシーが、「キバナの心」を奪った。 問いかけられたギラティナは、どこか罪悪感を漂わせるも、これでいい、と笑みを見せる。 エムリットはそれを見てキバナと再び向き合った。 そう頼んできたギラティナの言動に一瞬りか出来なくて、理由を聞いてみた。 その理由を聞いてまず思ったことは、あまりにも身勝手だったこと。 あまりにも子どもらしいことだったこと。 そして何より、ギラティナがキバナのことを想っていること。 ならまあ、いいでしょうと、エムリットたちは頷いた。 神の子の感情は、あまりにも真っ直ぐで純粋だ。 神の仕業に人間が気づくのかも、気になるね。 ときまぐれに手を貸した。 「ぬめーーー!!!」 「!」 横槍を入れて来たのは、キバナと一緒に吸い込まれたヌメラだ。 今はキバナと距離を取らされ、ユクシーたちのねんりきで宙に浮かされて身動きが取れないでいた。 キバナに何するんだ?!と、生まれたばかりのヌメラは怒っていた。 ギラティナはヌメラに近づいて話し始めた。 「ギュララ、グキュルララ…ギュラ」 「ぬんめーー!ぬめぬめぬめっ!ぬめっー!」 「………ギュラ。 ギュララ」 「ぬめ?」 「ギュララ……ギュラギュラ、ギュラ!」 「………………………………ぬめ!」 ……どうやらヌメラも納得してくれたようだ。 ギラティナの、そのあまりにも自分勝手な計画に。 だが、ギラティナの想いに、どこか思い当たるところがあるのだろう。 子どものヌメラにはそれが良いのか悪いのかは考えられないが、キバナのためになるなら、とギラティナに協力することにした。 「〜〜〜〜ギュラァーー!! 」 「ぬみゃーーー?!」 ギラティナは嬉しさのあまり抱き上げて擦り寄る。 ヌメラは突然のことにびっくりして上に横にと伸びて逃げようとするが、未だ続くねんりきがそれを許さなかった。 そこへ、 「ぐきゅばあー!」 「ぱるぱるー!」 おわったよーとでもいうようにディアルガとパルキアがキバナを背負ってこちらへ向かってきた。 キバナの身体はすっかり小さくなっていて、おそらく10歳頃まで退行している。 そんな小さな身体を、2匹で力を合わせて運んでいる。 「ぬめー!」 ヌメラはねんりきが解かれると、ゆっくりとしたスピードしか出せないものの、急いでキバナの元に急いだ。 「ぎゅらら~~!」 ありがとー!とギラティナは途中でヌメラを抱えて2匹に駆け寄る。 それを見て、エムリットたちはクスクスと笑う。 神であろうと、子どもとなるとかわいいものだと。 ・・・そう。 先ほども行ったが、彼らは「子ども」なのだ。 身長でいうと、大人のキバナと同じか少し高いくらいだ。 彼らは人間で言う「見習い」なのだ。 だから時間を操る能力も、空間を操る能力も、反転世界を担う資格も、ほんの小規模しかできないのである。 さて、今回のキバナ誘拐事件の犯人であるギラティナは、小さくなったキバナを大事そうに見つめながら姿を変えていく。 ・・・人間の、今のキバナそっくりの姿に。 「ぬっっ?!」 「………ひひ!」 ヌメラはギラティナがキバナに化けたのを見て吃驚した。 その反応を見てギラティナは得意げに八重歯を見せて笑った。 キバナに化けたギラティナはぶかぶかになったキバナの服を脱がせて、用意していた人間の衣類に着替えさせようとしていたときだった。 ギラティナにとって恐ろしい存在が、こちらにむかってくるのを感じた。 あわあわと慌てていると、パルキアが片腕を振りかざして、大人一人通れそうな裂け目を作り出した。 まるで、早く行って!と言っているようだった。 「・・・・ぎゅら!!」 ギラティナはキバナの着替えと空のリュックを持って、ヌメラとキバナを負ぶった。 そして裂け目に向かって走り出す。 とエムリットは笑う。 キバナとギラティナが消えていった裂け目があった場所を見て、そのポケモンは大きな溜息をついた。 [newpage] 次からチビキバナとギラティナ 小 の旅が始まります! 最初は緑が豊かな土地の予定です 可能性:小 ここで今回出てきた神ポケ 小 を紹介。 身長はキバナ 大 くらい。 ギラティナとキバナの旅に協力する。 身長はキバナ 大 くらい。 ギラティナの計画に協力する。 身長はキバナ 大 より頭一つ大きい? 彼らはとんでもないものを盗んでいきました。 「キバナの心」です。

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#2 キバナさんの弟くん2

キバナ pixiv

この世界が創作物であることも、この世界の物語もその結末も、 ……キバナが、「キバナ」で無いことも。 「キバナ」はナックルシティのジムリーダーだ。 すらりと細長くしなやかな躰。 ゆるりとたれた、大きなターコイズブルーの瞳。 ニッ、と笑う白い歯が爽やかで、牙のように鋭い八重歯がチャームポイント。 ドラゴンを模したオーバーサイズのパーカーと、背の高さ故に小さく見えるナックルスタジアム伝統のユニフォームを身にまとい、オレンジ色のバンダナが健康的な褐色の肌によく映えて、その端正な顔を際立たせる。 その顔の美しさをポケモンの種族値に例えて「顔面600族」という名称が付けられ、ドラゴン使いとして相応しい強さを持って「ドラゴンストーム」の異名を持ち、ジムチャレンジで多くのチャレンジャーを追い返してきた功績故に「ジムチャレンジ最後の門番」として君臨し。 「ゲーム」でも「現実」でも、沢山のコミュニケーションツールで見かけ、歴代でも郡を抜く人気っぷりに、かつて、自身ものめり込んだ記憶があった。 だから、キバナは絶望したのだ。 自身が好いていた、あの「キバナ」を己が殺してしまったという事実に。 世界が求めるものが、キバナではなく「キバナ」であることに。 キバナがキバナとして産まれる前に読んでいた、インターネット小説のジャンルにそう言ったものがあったのを覚えている。 簡単に言えば「小説や漫画などの創作物のキャラクターに成り代わってしまう」というもので、その殆どは成り代わられた側…キャラクター自体の存在が消失している。 強くてかっこいい「キバナ」の立場にいるのは、キバナだ。 つやりとした褐色の肌も、少し硬い黒髪も、美しいターコイズブルーのタレ目だって、まごうことなく「彼」のもの。 生まれはガラル地方のナックルシティ。 幼い頃から、ナックルスタジアムと、ナックルシティに存在するすべての過去の遺産を管理する者となるべく、後継者として育てられてきた。 全てを識る前からずっと、意識はせずとも身につけていたオレンジ色のバンダナと、ドラゴンイメージのパーカーと、小さい頃から一緒のかわいいナックラーが、キバナが「キバナ」である証だった。 とてもとても、残酷なことに。 そんなこと、あの太陽を見た時から分かっている。 だから太陽と出会った日、キバナは「キバナ」に成ったのだ。 年々大きくなるに連れて成長していく体を必要以上に鍛えて脂肪を付けにくくし、「キバナ」と同じオーバーサイズのパーカーを着てしまえば良い。 最初は声変わり前だと誤魔化せていた声は、歳を重ねる間に独自で呼吸法を学びボイトレを行い、男と言い張れる程度には低くした。 幸い背丈は家系的にもすくすくと伸びて、「キバナ」と同じ位になった。 勿論、捕まえるポケモンも、育て方も、全部全部「キバナ」に沿ってきた。 気性の荒いドラゴンポケモンは手懐けるまで時間がかかる。 体に沢山傷を負ったし、心が折れそうになる事もあったけれど、その分初めて手ずから食事をしてくれた時や息のあったバトルができた時の喜びに勝るものはない。 それは、その全てが、彼らがキバナを認めてくれた、という事だから。 「キバナ」と同様の行動であっても、今この場所で彼らと接している、正真正銘、キバナを見て、信じてくれたと言うことだから。 だからだろうか。 ポケモンと接している時やポケモンバトルの時だけは、キバナに戻れている…ような気がした。 言動は「キバナ」と変わらず、けれど、キバナ自身としてポケモン達と心を通わせるのは楽しくて、大好きだった。 「キバナ」とかキバナとか、物語とその結末とか、かつての記憶とか。 そんなの全部とっぱらって、忘れ去って、ただポケモン達と心を合わせて、獰猛な獣みたいな彼と二人だけの世界で、全力でぶつかっていけた。 物語の最後まで、無敵の存在でなければならない。 それでも本気で勝ちにいった。 彼にもポケモン達にも、誠実にいたかった。 少しだけでも、物語に反してみたかった。 ………ああ、でも。 最高の試合に、ありがとうだ!』 「キバナ」を必要とするこの物語が終わったら、用済みのキバナはどうやって生きていけばいいのだろう。 逃げるキバナさんをダンデさんが追いかけるダンキバが読みたかった。 しかし自分に腐向けを書くのは難しいので夢小説にするしかなかった。 (そういうことです。 原作キバナさんにささやかなお胸と睫毛と多少の丸みを帯びさせた程度の褐色スレンダー美女。 原作開始10年前、ダンデと同じタイミングでジムチャレンジに参加。 開会式でダンデを見た時、いつかどこかの世界で剣盾をしてキバナを推していた記憶を宿した。 ・「キバナ」 キバナに宿った記憶の中の、理想のキバナさん。 沢山の二次創作や妄想なんかも入り交じったファンの中の理想のキバナであり、原作に記載されていないイメージや設定が盛り込まれている。 ノットイコール原作キバナ。 かなりハイスペック。 ・チャンピオン キバナのかみさま。 「キバナ」のライバル。 キバナのことは知らない。

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