コロナ 抗体 ある 人。 アジア人は新型コロナの免疫を既に持っている人が多いのですか?

202人の検査で陽性率「5.9%」…抗体検査から見る”市中感染”の実態

コロナ 抗体 ある 人

新型コロナウイルスに感染したかどうかを検査すべきかどうかについては、大きな議論があり、方向としては重症化しない限り検査しない方向で収まりつつあるように見える。 ここでいう検査とはPCR検査のことを指している。 新型コロナウイルスに対する検査としては、このPCR検査に加えて、抗体検査(血清検査)がある。 ある程度の正確さを持った抗体検査を開発して大量に行えるようにすれば、新型コロナウイルスに対する対策が抜本的に変わるかもしれない。 イギリスでは、ジョンソン首相が抗体検査を「ゲームチェンジャー」と呼んでおり、政府が350万個の抗体検査キットを発注したとされる[1]。 経済学と疫学の専門家の共著としてで発表された(日本語版は)でも経済活動を再開させる上で抗体検査とPCR検査の併用が重要であることが強調されている[2]。 PCR検査と抗体検査の違い 新型コロナウイルスのPCR検査は、鼻腔(びくう)や喉を綿棒でこすって採取した粘液を使ってウイルスの有無を検査する。 粘液の採取は専門家が行う必要があり、感染の危険を伴う。 これに対して抗体検査は指などから少量の血液を採取する。 自分でも採血はできるので感染の危険は少ない。 PCR検査は、今この瞬間に体内にウイルスがあるかどうかを調べる。 このため、今この瞬間に他人にうつしやすいかどうかはわかるが、過去にかかったどうかはわからない。 これに対して、抗体検査は、症状が発生してから数日しないと陽性にならないが、症状がない場合であってもいったん感染すると陽性になるので、過去にかかったかどうかがわかる。 過去にかかった人は、他の多くの感染症の例を踏まえると、少なくとも1年や2年はかからないことが想定され[3]、これが正しければ、当面の間は人にうつすことも人からうつされることもなくなる。 いろいろと調べた結果を以下の表にまとめておいた。 表:PCR検査と抗体検査の比較 PCR検査(ウイルスを検知) 抗体検査(感染による血液中の抗体を検知) 目的 今かかっているかを調べることが中心。 過去にかかったことがあるか(免疫があるか)を調べることが中心。 採取法 のどの奥から専門家が採取。 採血する。 自分でもできる。 第一に、新型コロナウイルスに過去に感染したかどうかがわかることにより、多くの人々が抱く不安感を解消できる。 今後は咳や熱といった症状があっても医療機関を受診せず検査も行わずに自宅で待機することが求められるようになると思うが(そうしないと院内感染・医療崩壊を招く)、そうすると新型コロナウイルスにかかったがどうかはわからなくなる。 仮に新型コロナウイルスにかかったとすれば、症状が回復すれば当面の間はうつしたりうつされたりしないことが期待できるが、違った病気(たとえばインフルエンザ)であれば、引き続き新型コロナウイルスにさらされるリスクがある。 抗体検査を受けられれば、このような不安感を解消できる。 第二に、いったん新型コロナウイルスに感染したことが判明すると、その人々は仕事に安心して復帰できることになる[2]。 うつす心配もうつされる心配もなくなるためだ。 感染者との接触の多い医療関係者や、感染すると重症化しやすい高齢者と接する介護関係者、人との接触の多い業務の従事者ではこのメリットは大きい。 感染予防のために隔離に近い状況に置かれた高齢者が子供や孫と再び接することができるようにもなる。 第三に、この検査の普及により、国民のどの程度の割合が感染しているかが正確にわかることが挙げられる[2]。 残念ながら、今の検査方針では、本当にどの程度の国民が新型コロナウイルスに感染したかがわからない。 国民全体から数千人を選んで抗体検査を受けてもらえば、国民のどの程度の割合が感染を経験したかがわかる。 私がデータを扱った調査でも、中高年者縦断調査や消費動向調査にはこのようなノウハウがある。 人口全体からの代表性を確保した調査を定期的(たとえば週1回)に行えば、どの地域で感染が進行中かどうかわかる。 また、感染しても症状がない人々がどれくらいいるかわかる。 今は、正確な感染者数などの基本データがわからないために、新型コロナウイルスが季節性インフルエンザよりも大変なものなのかどうかもわからず、そのような危険の程度もわからない感染症のために社会と経済を危険にさらしていると、影響力のある研究者が現状の対応を強く批判している[4]。 信頼できる抗体検査を大量に行えるようになれば、こうしたことがわかるようになる。 つまり、新型コロナウイルスを「見える化」できるということになる。 もしもいきなり国民全体の検査をするのが大変であれば、どこかの地方公共団体に協力してもらって住民に抗体検査を提供するのも一案だ。 実際にこのような取り組みがアメリカのコロラド州の小さな町で行われていることがされている。 いくつかの課題 抗体検査については課題も多い。 1つ目は新型コロナウイルスにいったん感染したら免疫ができて当面は感染しなくなると言えるかどうかだ。 これは過去の感染症の経験に基づいているので、新型コロナウイルスにおいては証明されていない。 私の知る限り、唯一の研究はサルについて行った実験で、いったん新型コロナウイルスにかかって回復したサルがもう一度かかるかどうかを検証したところ、かからなかったというものだ[5]。 2つ目は抗体検査がどの程度信頼できるかがよくわからないことだ[6]。 世界中の多数の企業が争うように抗体検査キットを開発しており、また、オープンソースとして抗体検査の方法を公開した研究者もいるのだが[7]、精度まではわからない。 もっとお金を投入して、感染症の専門家では手が回らなければ、医療統計学の専門家にも参加してもらってどの程度使えそうかを評価してもらえないだろうか。 3つ目は大量生産の可能性だ。 イギリスでは350万個の検査キットを注文したそうだが、信頼できるキットをそれだけの大量な数だけ生産できるかどうかはよくわからない。 4つ目はいきなり市場に投入した場合の混乱だ。 妊娠検査薬のように簡単に買えるようになって、実際に陽性になった時に、病院に殺到するような反応が起きるのは避けたい。 公的な管理の下で、陽性と判断されて症状がもはやない人々には「感染お墨付き証明」みたいなものを出せるといいのかもしれない。 この点については、DewatripontらはPCR検査と併用してPCR検査が陰性で抗体検査が陽性の人だけが仕事に戻ることができるようにすべきだと指摘しているが[2]、そうするとPCR検査のキャパシティによる制約が生じたり医療機関の負担が増えたりする。 抗体検査が陽性になって症状がない状態が数日続いたら働いてもいいとするなど別の対応法を模索する方がいいように思う。 5つ目は感染者が膨大だとわかった時の国民の反応だ。 私は正直に伝えるべきだと思うが、驚く人も多いだろう。 ただ、感染者数が多いことは死亡率が実は低いことを意味するので、むしろ安心材料かもしれない。 上述したように一部の地方公共団体で試験的に導入するのがいいかもしれない。 6つ目は、新型コロナウイルスが指定感染症になっていることとの関係だ。 検査が大規模で行われれば陽性の人は増える。 そうすると届け出や入院といった話になって医療機関の負担の増大が生じるかもしれない。 ただ、蔓延している新型コロナウイルスを指定感染症として扱うことが問題なのかもしれず、そのことをレビューすべきなのかもしれない。 おわりに 新型コロナウイルスの蔓延が進む中で、抗体検査は数少ない希望のように思える。 希望が実現することを願っている。 引用文献• Yorke, H. , UK orders 3. 5 million antibody tests in bid to get workers back on the front line, in The Telegraph. 24 March 2020. Dewatripont, M. , et al. Rapidly identifying workers who are immune to COVID-19 and virus-free is a priority for restarting the economy. 23 March 2020; Available from:. Ferguson, N. , et al. , Impact of non-pharmaceutical interventions NPIs to reduce COVID-19 mortality and healthcare demand. 16 March 2020. Ioannidis, J. A fiasco in the making? As the coronavirus pandemic takes hold, we are making decisions without reliable data. March 17, 2020; Available from:. Bao, L. , et al. , Reinfection could not occur in SARS-CoV-2 infected rhesus macaques. bioRxiv, 2020: p. 2020. 990226. Edwards, A. COVID-19 tests: how they work and what's in development. March 25, 2020; Available from:. Amanat, F. , et al. , A serological assay to detect SARS-CoV-2 seroconversion in humans. medRxiv, 2020: p. 2020. 20037713.

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RIETI

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ウイルスは宿主(人間など)の細胞の中に入り込むと、そのウイルスが持つ遺伝子情報(DNAあるいはRNA)を宿主のDNAに組み込むことがあるそうです。 そうすると、宿主のDNAがちょっとずつ変わって、宿主自身にも種的な変化(進化)が起きます。 ある意味での突然変異です。 こうしてウイルスは地球に生命が誕生した初期から生物の進化に深く関係してきたらしく、人類の長い進化の歴史の中でもウイルスが一役も二役も買っており、ホモ・サピエンスから今日の私たちが出来上がってきたのもウイルスのお蔭だと言えます。 新型コロナウイルスも最近突然出てきたわけではなく、はるかむかしからあった可能性があり、その新型コロナウイルスのDNA(の一部)をアジア人たちがすでに持っていたとすれば、アジア人は新型コロナウイルスに感染しにくい(あるいは感染しても重症化しにくい)ことになります。 正確にいえば致死率が少ないことですね。 日本の患者数は全くあてにできません。 ただ、中国にしても韓国にしても日本にしても、致死率が欧米にくらべて低いですね。 諸説あります。 このコロナウィルスが収束した段階で多くの資料があつまるでしょうから解明されるでしょう。 今はとりあえず、ウィルスの抗体検査やワクチン、そして特効薬を開発することに精力がそそがれています。

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抗体検査・抗原検査・PCR検査 どう使い分ける?(忽那賢志)

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日本国内の新型コロナウイルス感染症の感染者数が1万2000人を超えました。 これは確認できた分だけですので、「本当の感染者数」はもっとずっと多いです。 軽症者はPCR検査を受けられるとは限りませんし、クルーズ船をはじめとした先行事例からは感染しても無症状のままの人がけっこういることもわかっています。 新型コロナウイルスに感染したけど診断されていない人はたくさんいるはずです。 各国の感染者数が発表されていますが、検査体制が充実している国ほど確認された感染者数が多くなります。 実際の感染状況や感染対策の有効性を評価するためにも、本当の感染者数を推定でもいいから知りたいところです。 しかし、無症状の人も含めてかたっぱしからPCR検査をするのは難しいのが現状です。 そこで抗体検査が注目されています。 海外ではすでにいくつか抗体検査を用いた研究がなされていますし、日本でも調査目的での抗体検査を行うとの報道がありました。 PCR検査はウイルスそのものを見ていますが、抗体検査はウイルス感染後の免疫反応を見ます。 抗体検査と一口にいっても複数の方法があり、その一つがイムノクロマト法による簡易キットです。 すでに複数の製品があります。 原理的にはインフルエンザ迅速キットと同じですが、新型コロナ感染症の抗体検査では検体は鼻腔(びくう)拭い液ではなく血液を使います。 検体採取のときに検査者が感染するリスクが低いのは大きな利点です。 また、治ってしまうとPCR検査は陰性になりますが、血液中の抗体はしばらくは残ります。 現在感染しているかどうかではなく、感染したことがあるかどうかを調べるには抗体検査のほうが向いています。 ただし抗体検査には注意点もあります。 新型コロナウイルス感染症において抗体の意義ははっきりしていません。 抗体の意義は病気によって違います。 麻疹や風疹なら抗体の存在は感染症から守られていることを示していますが、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症や慢性C型肝炎ではそうではありません。 また、感染してから抗体ができるまでには時間がかかりますので、症状が出てすぐは診断の目的には使えません。 「抗体がついたから安全だ」とか「抗体が陰性なので感染していない」といった誤解をしないようにしましょう。 抗体検査を使った調査目的の研究も、解釈が難しいかもしれません。 海外の抗体検査を使った研究では、PCR検査で確認された感染者よりもずっと多く、数十倍も感染した人がいるかもしれないという結果も出ています。 ただ、検査は必ずしも正確ではありません。 本当はウイルスに感染したことがなくても検査が陽性になる「偽陽性」が、一定の割合であります。 偽陽性の割合が小さくても集団に適用すると大きな影響が出ます。 たとえば、ウイルスに感染していない人の99. 無作為に選んだ日本人1万人にこの検査をすると、本当の感染者数がきわめて少なくても10人ぐらいが偽陽性になります。 日本の人口は1億2000万人ですから、そのまま掛け算すると感染者数を誤って12万人多く評価することになります。 キットにより精度は異なります。 新型コロナウイルス感染症の流行以前の検体や、流行が比較的抑えられている地域での結果と比較するなど、慎重に判断する必要があるでしょう。 偽陽性だけではなく、本当は感染していたのに抗体検査で陽性にならない「偽陰性」もあります。 ただ、抗体検査に限らず、どの検査もなにかしらの欠点はあります。 それぞれの検査法の特徴を理解し目的によって使い分ければいいのです。 検査の選択肢が増えるのは喜ばしいことです。 <アピタル:内科医・酒井健司の医心電信・その他>.

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