うみねこのなく頃に ネタバレ。 3分で分かる!!「うみねこのなく頃に」の真相と解答

「うみねこのなく頃に」はなぜ真相を明かさないのか

うみねこのなく頃に ネタバレ

5GB以上 8. 略称は「 うみねこ」。 タイトルは『 うみねこの なく頃に』と、「な」を赤文字で表記する。 夏の72で第1作が頒布された。 以降半年ごとに発表されており、最終話がに発売されて本編は完結した。 本項では、これを元に展開されている、、作品などについても述べる。 概要 [ ] 07th Expansionの第一作目である『』の血脈を受け継ぎつつ、全く別の世界設定の作品になっている。 ミステリ小説の名作「」のストーリーを下敷きにしながら、「嵐の孤島」「遺産を巡る争い」「洋館」「連続殺人」「予告状」「肖像画の碑文」「謎の怪人物」「不可解な怪現象」など、典型的なものの本格推理小説のオマージュが多数盛り込まれている。 なお、今作では「推理をしても解かせる気など全くない。 それでも魔女の仕業だと認めずに立ち向かう、あなたを屈服させるために用意した」とあらかじめ断りを入れており 、「難易度の上昇を図っている」と述べている。 また、本作では自分の力で考えた読者のみが真相に辿りつけるよう、簡単に人に説明が出来る(すぐにできる)ような明確な答えの出し方はしないとも述べている。 実際、本編のラストであるepisode8においても、作中における現実と創作(作中作)の境界は非常に曖昧なままであり、「何が真実で、どこまでが現実であるか」「何が(作者の想定する解答において)解くべき、解ける謎なのか」は読者の考察に委ねられている(ただし、自身は「考えることを止めなければ真相に辿り着くことはでき、実際に辿り着いた人もいる」としている)。 これについて竜騎士07は「自力で真相に辿り着いた人の名誉を守るため」としている。 ただし、これらはあくまで作者である竜騎士07の主張であり、公式の解が発表されないという作品の特色上検証は不可能であるということを踏まえておく必要がある。 また後述のの項にあるように、用語に関しては原義から離れた使用法をされているものもある。 メディアミックス [ ] 本作を原作とした、コミックス、小説、テレビアニメなどが展開されている。 コミックス第1巻の発売と合わせ、公式サイトで本作の無料体験版が公開された。 体験版は『ひぐらし』と同じように第1話にあたる『Episode1 Legend of the golden witch』が全て収録されている。 テレビアニメは2009年7月から12月まで、Episode1からEpisode4までの物語が全26話で放送された。 2010年12月16日にはコンシューマー機の PS3 に移植された『うみねこのなく頃に 〜魔女と推理の輪舞曲〜』が発売され、2011年12月15日には同じくPS3に『うみねこのなく頃に散』を移植した『うみねこのなく頃に散 〜真実と幻想の夜想曲〜』が発売された。 2011年10月20日と2011年11月17日には『うみねこのなく頃に 〜魔女と推理の輪舞曲〜』をに移植した『うみねこのなく頃に Portable』が発売された。 ゲームシステム [ ] 製作スタッフの前作『ひぐらしのなく頃に』と同じく、「選択肢のない」であり、ゲームというより電子小説に近い形態となっている。 選択肢ではなく、プレイヤー自身が謎解きに挑むというプレイスタイルが推奨されていることも、『ひぐらし』と共通する。 連作のシリーズであり、2010年12月時点で第8作まで発表されている。 シリーズの各作のタイトルには『うみねこのなく頃に episode1 - Legend of the golden witch』というように、ナンバリングとサブタイトルが付けられている。 また、シリーズを通じた物語は前編(出題編)と後編(展開編)に分かれており、Episode1からEpisode4までの4編が前編にあたる。 Episode5からは後編となり、タイトルは『 』(うみねこのなくころにちる)となる。 なお、新Episodeのソフトにはそれまでの過去Episodeを全て収録して発売するという形態がとられており、Episode4のソフトがあれば前編(出題編)を全てプレイすることが可能である。 後編(展開編)についても同様で、最新作であるEpisode8のソフトにはEpisode5、6、7の内容が同梱されている。 各Episodeでは本編ストーリーを読了した後に、タイトル画面に「Tea Party(お茶会)」と呼ばれる項目が新たに加わり、ここからサイドストーリーを閲覧することができるようになっている。 また、お茶会を読了するとタイトル画面に「???? 」という項目が加わり、第二のサイドストーリーの閲覧が可能である。 あらすじ [ ] 時は、10月4日。 舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有するの六軒島。 年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。 一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。 しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。 かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女から、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。 それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように、反撃に出る長男。 さらに余命の迫った当主は、自らの命だけでなく、親族郎党・資産の全てを生贄として捧げ、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っていた。 そして、まるで彼らを閉じ込めるかのように、島は台風によって外部から隔絶され、巨大な「密室」と化してしまう。 魔法陣が描かれた殺人現場から、次々と新たな犠牲者が出ていく中、欲望と疑心の渦巻く六軒島に、魔女ベアトリーチェからの予告状が続々と届けられていくのであった。 はたして、これらは人間の起こした連続密室殺人なのか、それとも魔女の魔法によるファンタジーなのか。 各エピソードのあらすじ• - - -• - - -• ストーリー解説 [ ] 本シリーズは、孤島、 六軒島(架空の島)の洋館を舞台にした連続殺人事件を軸にしたミステリーである。 1986年10月4日から5日の六軒島で資産家一族 右代宮(うしろみや)家とその関係者が次々と殺害されるという物語が、魔女たちが見守る中、異なる内容で繰り返し語られ、その真相が議論される。 作中で発見される死体の多くは密室内で残虐に装飾されており、魔女 ベアトリーチェが魔法で殺人を犯したと説明される。 物語は虚実に満ちており、何が真実であるかは不明確なままにされる。 以下に物語の表面上の筋に基づいて説明する。 魔女のゲーム [ ] 作中の連続密室殺人事件は、黄金と無限の魔女ベアトリーチェ(以下、ベアト)が推理ゲームのために作り出した世界、 ゲーム盤上の出来事、劇中劇である。 六軒島の18人の人々はゲーム盤に囚われ、魔女が新しいゲームを始めるたびに事件の2日間を繰り返させられる。 また、六軒島はのはいった箱(猫箱)に例えられ、その箱の中の真実が外部に知られない限り、無限の可能性が共存しつづけると説明される。 主人公は事件の当事者の一人である青年、右代宮戦人(うしろみや ばとら、右代宮家当主の次男と先妻との子)。 彼は一族の中でただ一人、魔女の存在を認めず否定したために、幻想の世界に呼び出され、ベアトの主催する推理ゲームに参加させられる。 このゲーム上でベアトは魔女による不可解な密室殺人事件の物語を語ることで、自身が真に魔女であることを証明しようとする。 一方で戦人は頑なに認めず、人間とトリックで全てを説明しようとする。 当初、戦人は一族を解放するために魔女を全否定しようとするが、しだいに魔法への理解を示していく。 ついには真相に至ったとされ、自らゲームを主催し、ベアトの真の目的である戦人との恋の成就を叶えさせる。 ベアトと戦人のゲームは他の魔女たちの興味を引き、観劇の対象になる。 奇跡の魔女ベルンカステルは魔女の敗北に賭け戦人を支援するが、真実の無配慮な暴露を求め戦人と対立する。 絶対の魔女ラムダデルタはゲームの永遠の引き分けに賭け、しばしば戦人に肩入れする。 12年後(1998年) [ ] 作品の舞台は1986年の六軒島にとどまらず、12年後の1998年の場面も挿入される。 1998年の現実世界において、右代宮一族が大量死亡したことは事実として扱われる。 また、ベアトが語るのと同様の魔女殺人事件の物語がボトルメールで発見されており、さらにネット上で事件の真相を巡る議論や、模倣による新作発表がなされている。 ただし、警察の調査では事故と断定されており、右代宮絵羽(うしろみや えば、長女、戦人のおば)が生還している。 事件当時、母の実家に預けられ島にいなかった右代宮縁寿(うしろみや えんじぇ、戦人の腹違いの妹、18歳(事件当時6歳))は、当時のことを何も語らない絵羽を真犯人と疑い、絵羽が亡くなると事件の真実を求める旅に出る。 1986年の物語と1998年の物語はしばしば交錯し、1998年の縁寿はベルンカステルに導かれ幻想の世界で1986年の戦人と対話する。 登場人物 [ ] 詳細は「」を参照 六軒島 [ ] 六軒島(ろっけんじま) 伊豆諸島の中に含まれる、全周10キロ程度の小さな島。 以前は6時間ほどの船旅を経る必要があったが、最近になり近隣のには飛行機が離着陸するようになったらしく、そこから漁船で30分ほどの距離にある。 また、島全体が右代宮家が所有している私有地である為、右代宮家とその関係者以外でこの島を訪れる者はいない。 船着場と屋敷以外には施設はなく、浜辺と森林などは開発されずに残っている。 船着場から本館までの道のりは、かなり曲がりくねった長い坂道になっている。 六軒島の大部分を占める広大な森には魔女ベアトリーチェが住んでおり島を支配していると言われ、使用人たちから畏れられている。 右代宮家 本館 本館は、地上3階・地下1階の本格的な洋館である。 1階の玄関前には、魔女ベアトリーチェの肖像画があり、黄金の隠し場所とされる碑文が記されている。 当主の書斎近辺は実験による悪臭がたちこめることもあり、親族たちの不評を買っている。 また、書斎のドアノブには魔除けとされる装飾が施されている。 渡来庵(とらいあん) 通称「ゲストハウス」と呼ばれており、本館の隣に建造されている。 元々は蔵臼が高級リゾートホテルとして開業しようとしていたが、事業計画の凍結により現在では客人用の宿泊施設として使用されている。 親族らの宿泊の際には主にこのゲストハウスが利用されており、概ね好評のようである。 肖像画の碑文 右代宮家の本館1階にある玄関広間には、魔女ベアトリーチェの巨大な肖像画が2年前より掲げられている。 その下の碑文には、黄金の隠し場所とされる暗号文が刻まれている。 魔女の貴賓室 金蔵により、立ち入り厳禁とされている客室。 誰も使用することはないため、金蔵の愛する魔女ベアトリーチェの為の部屋だと言われている。 そのため、当主と同格の扱いとして常に清掃がされている。 バラ庭園 本館前の傾斜にはかなり大規模なバラ庭園が造られており、使用人達によって管理されている。 元々は素朴な庭園だったが、蔵臼のリゾート化計画に伴い見事なものへと変革した。 同じ種類のバラではなく、様々な種類のバラで彩られている。 鎮守の社 船で六軒島に至る際に見える、鳥居と祠。 祠の中には霊鏡が納められている。 夏に紫色の雷により岩礁ごと社が破壊されたと言われていて、現在は無くなっている。 太古の昔には、六軒島は「小豆島」と呼ばれて畏れられていた。 その名の由来は「悪食島」であり、暗礁が多くて海難事故が絶えず、悪霊が住み着いて人々の魂を食らっていると思われていた。 そこに旅の修験者が社を作り、鎮魂をしたことで収まったらしい。 開かずの礼拝堂 本館から少し離れた位置にあり、数分ほど森を歩いた場所にある。 かなり古い建物であり、一族は金蔵から礼拝堂に近寄ることを固く禁じられている。 入り口には施錠がなされており、鍵は1つだけしかない。 九羽鳥庵(くわどりあん) 六軒島の原生森の中にある隠れ屋敷。 その存在は家族にも秘密にされ当主の金蔵に近しいごく一部の人間にしか明かされていない。 かつて金蔵が「ベアトリーチェと呼ばれる愛人」を住まわせていたと言われている。 用語解説 [ ] 本作品中には、古典的な洋館ミステリーやが持つ不気味な雰囲気を演出するため、様々なキーワードやアイテムがちりばめられている。 六軒島大量殺人事件 1986年10月4日 - 5日にかけて、で起こったとされる右代宮一族惨殺事件。 世の好事家たちからは、「魔女伝説連続殺人事件」とも呼ばれる。 『うみねこのなく頃に』はこの六軒島大量殺人事件の謎を解く物語である。 右代宮(うしろみや) 日本を代表する大富豪の一族。 戦前にで財を成した名家だったがで没落。 それを現在の当主である右代宮金蔵が持ち前の才能と強運で再興させた。 右代宮家は震災でほとんどの一族が亡くなったため、今では金蔵とその子供、孫だけが右代宮の一族となる。 親族会議 右代宮金蔵の子供たちは右代宮本家の財産の融資を受けて独自の事業を起業しているため、年に一度、金蔵が住まう六軒島に集まって当主への事業報告を行う。 これを右代宮一族では「親族会議」と呼んでいる。 ベアトリーチェの黄金伝説 右代宮金蔵が若い頃に「魔女ベアトリーチェ」から貸し与えられたという10トンの。 金蔵はこの黄金を担保にして莫大な資金を調達し、成功を収めていったという。 最高純度の純金インゴットは、鋳造には高度な技術力が必要とされる。 鋳造元・銀行名などの刻印がなく、右代宮家の家紋のみが刻まれている。 肖像画 ベアトリーチェを描いた巨大な肖像画。 右代宮家当主の金蔵が魔女ベアトリーチェの存在を一族郎党に信じさせるために自分の館の玄関に飾らせた。 ゲーム中ではこの肖像画に描かれた絵が何らかの原因を切っ掛けに変化するという演出がされることがあり、本作の謎の1つになっている。 碑文 上記肖像画の下に設置された石碑に刻まれた碑文。 暗号詩の形をとっている。 ベアトリーチェから貸し与えられた10トンの金塊の隠し場所を示しているとも、金蔵は碑文の謎を解いた者に当主の座を譲るつもりだとも、様々な噂が流れているが、金蔵自身は碑文については一言も語っていない。 実のところ謎自体はそれほど難解ではなく少し頭をひねれば分かる程度にすぎない。 解答通りに礼拝堂のレリーフを動かせば10トンの金塊が手に入る。 黄金郷 上記碑文に記されている理想郷。 碑文によると、魔女は選ばれたものを黄金郷に招待し4つの宝を授けるとある。 右代宮の親族の中には、黄金郷とは10トンの金塊の隠し場所の比喩だと信じている者もいる。 魔女の手紙 親族会議の1日目に「黄金の魔女ベアトリーチェ」を名乗る差出人から親族一同に送られてきた手紙。 全てのエピソードでの連続殺人は、この手紙が親族たちの前で読まれた後に開始されているため犯行予告とも取れる。 金蔵所有の片翼の鷲の紋章がついた封筒に、当主の証である指輪による封蝋がされており、この手紙が右代宮家当主の言葉と同じ権威を持つことを示している。 手紙の内容は、魔女ベアトリーチェが金蔵に貸し与えた黄金の利子を回収するためにこれから右代宮家の全てを奪うということと、碑文の謎を誰かが解けば利子回収はストップし、10トンの黄金と右代宮家の全てが碑文を解いたものに与えられるというものである。 また、連続殺人が始まってからも、生き残った者たちを煽るかのような文が書かれたさらなる手紙が次々と届けられてくる。 「19人目」 六軒島に閉じ込められた人数は18人。 『うみねこのなく頃に』の物語では、この18人の中に犯人がいるのか、それとも未知の「19人目」が存在してその人物が殺人を犯しているのかが、推理の重要な焦点となっている。 本作品ではミステリー作品としてみても稀有なほどに「密室」の概念が頻出する。 殺人事件の多くは密室によって行われ、また、嵐に閉ざされた島自体も密室(クローズドサークル)として描かれている。 西部劇などによく登場するライフル銃。 金蔵が所有しており、連続殺人が起こってからは生き残った者の護身用の武器となる。 テレビドラマ『』で登場した、銃身と銃床を極端にカットしたカスタムタイプが有名であり、作中に登場するのもこのタイプである。 『うみねこのなく頃に』ではチェスをモチーフにした演出が多数挿入されている。 ベアトリーチェや金蔵は連続殺人をチェスのゲームに見立てた発言を繰り返しており、エンドロールやTIPSでは「魔女の棋譜」という形で被害者リストが表示される。 煉獄の七杭 柄に悪魔の意匠が施された小型の杭。 太いアイスピック状の形状をしており騎兵のにも似ている。 六軒島大量殺人事件では碑文の内容に見立てられ、多くの死体にこの杭が突き刺されている。 作中での魔法的な解釈によると、7つの大罪を象徴する、七対の魔力を持つ杭とされる。 煉獄の七杭は術者の命令に従い、望む獲物の望む部位に正確に打ち込まれる。 また、威力は命中部位によってコントロール可能。 これらの特徴によってニンゲンの犯人では不可能な殺人を成すことができる。 非常に強力な武器だが、7つの大罪を犯さない者や強い魔力耐性を持つ者は、攻撃対象に指定できない。 黄金の蝶 ベアトリーチェの化身であるとも言われる、謎の発光をする蝶。 夜間の見回りをしている使用人が遭遇することがあるらしく、畏れられている。 また、蝶を追いかけて大けがをし、辞めた使用人もいた。 親族の序列 右代宮家では血縁の順序により序列が決まっており、それに従ってテーブルの席が決められている。 序列は当主である金蔵がトップで、以下、金蔵の子、金蔵の孫、子の配偶者と続く。 同一ランクの中では、金蔵の子4人の長幼に準拠する。 現在の序列は、上位の者から順に金蔵、蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、朱志香、譲治、戦人、縁寿、真里亞、夏妃、秀吉、霧江となっている。 本来楼座の夫が座るべき席には、金蔵の主治医である南條が座っている。 片翼の鷲 右代宮家において、限られた者だけに着用を許されている鷲の模様。 右代宮姓の中では、金蔵から真里亞までが何らかの形で身に纏っている(ただし、直系の血族のみで、夏妃ら配偶者には許されていない)。 源次・紗音・嘉音については、使用人でありながらも金蔵の厚い信頼を受け、例外的に片翼の鷲を許されている。 各人それぞれ、翼のある部位・模様・枚数などが異なっている。 家具 右代宮家での使用人の蔑称。 使用人は生きた家具のようなものにすぎず、人間以下の存在であるとする前時代的かつ差別的な考え方からきている。 六軒島大量殺人事件の詳細な経緯が書き記されているとされる謎の紙片。 紙片はワインボトルに詰められ、メッセージボトルとして近隣の島に流れ着いていたのが発見された。 紙片には「右代宮真里亞」の署名がされており、事件が魔女によって起こされたとも捉えられる荒唐無稽な内容が書かれている。 この手紙の発見により、事件の神秘性が飛躍的に高まり、六軒島事件は世界中の好事家たちから「魔女伝説連続殺人事件」と呼ばれるようになった。 作品の多層性 [ ] 前作『ひぐらしのなく頃に』では物語の各編ごとがどういう関係になっているかということが重要な要素となっていたが、今作では前作以上に複雑な多層構造が形成されている。 各エピソードのつながり 今作のそれぞれのエピソードはどれも1986年10月4日から5日の六軒島での物語を描いたものである。 それぞれのエピソードは的な関係であるように見えるが、後述するメタ世界からの視点では連続した繋がりがあるようにも語られている。 メタフィクションとしての構造 今作では、本編の主人公である「右代宮戦人」が、島の伝説に語られる魔女や悪魔達と共に各エピソードの物語を観劇しながら、事件の真相について論戦を繰り広げるというシーンが随所に挿入されている。 この論戦シーンでは「物語の登場人物達が、自分の出演している物語のフィクション性について議論している」というの要素が色濃く押し出されており、戦人は自分が出演しているこの物語が現実的なトリックで推理可能な作品であると主張し、魔女達はこの物語をなんでもありのであると主張している。 (以後、魔女と戦人が論戦している世界を「メタ世界」と仮称する) 今作は物語世界で発生する六軒島での殺人事件の描写と、メタ世界の論戦の描写が同時進行して描かれ、時には混ざり合うという複雑な構造をもって描かれている。 幻想描写 今作では、メタ世界の魔女が物語世界で現実に起こった描写をプレイヤーに対して隠し、代わりに暫定的な状況説明として一見虚構としか思えないファンタジー的な描写をプレイヤーに見せているという設定により、物語自体が現実と虚構とが入り混じった多層的なものとなっている。 物語の世界がどのような多層構造になっているのか、また、なぜこのような多層的な世界設定が存在しているのかなどは、プレイヤーが挑むべき主要な謎の1つであり、エピソードが進むたびに世界の秘密が段階的に明かされていく。 本作でのプレイヤーの立場は「各エピソードにおける殺人事件を魔女ではなくニンゲンの仕業と推理すること」とされているが、この虚実入り混じった多層的な世界設定をどう解釈するかについてはプレイヤーの自由な推理に任されている。 これら複雑な多層構造は本作における作風の特徴となっていると同時に、推理の難易度を大幅に上昇させる要因となっている。 一方で、する「赤文字システム」や「探偵権限」など、謎解きの強力な手助けとなる要素も多数存在する。 作品設定 [ ] 思考理論 [ ] 今作のメタ世界においては、「推理」は魔法とみまごうばかりの不可思議な力を持つ。 推理によって現実が改変されたり、推理が文字通りの「言葉の刃」となって敵を傷つけることさえある。 そのような特殊な作風もあってなのか、今作のキャラクターたちが行う推理は、通常の本格ミステリー小説の探偵が行うようなやなどとは全く異なる独自の思考方法に則ったものがいくつか存在している。 チェス盤思考 「チェス盤をひっくり返すように、物事をイメージする」という思考術。 を愛好している霧江が愛用している。 「」のひっくり返すではなく、180度回転させて相手側と自分側を入れ替えると言う意味での「ひっくり返す」である。 チェス盤をひっくり返してみる(=相手側に立って考える)と、自分側からは思いもよらなかったことが分かるというもので、彼女の昔からの口癖である。 主人公である戦人も、この理論に感銘を受けており、劇中にてしばしばこの論理を用いる。 前提条件として、相手の立場・状況や性格・能力、さらにはゲームの勝利条件が明らかであることが必要であり、相手が必ず最善手を指すことを前提に理論を展開することから、最善手を指さない相手の場合には、この理論はまったく成り立たない。 メタ世界での論戦における思考ルールの一つで、「完全な反証ができない限り、あらゆる仮説は認められる」というもの。 本作のメタ世界での論戦では「悪魔の証明」は魔女側の基本戦術として使われている。 戦人が殺人事件に魔法などは関与していないと主張しても、事件は人間によって行われたという決定的な証拠が発見されない以上は、戦人は魔法説を否定できないのである。 ただし、同時に、戦人は悪魔の証明を逆手にとって「事件が人間によって起こされた可能性は誰にも否定できない」と主張することもできる。 このためメタ世界の論戦の実態は、真実を見つけ出すということよりも、自分の仮説(真実とは異なっていてもよい)を相手に認めさせることに近いものとなっている。 「悪魔の証明」のルールの元では、相手の仮説に飲まれて先に心が折れた方が敗北となる。 上記「悪魔の証明」に付随する形で存在するメタ世界の思考ルール。 「相手の仮説に完全な反証ができれば、自分の仮説を証明する義務なく自動的に勝利になる」というもの。 「悪魔の証明」のルールだけでは決して心が折れない2人が論戦すると千日手になって永久に決着がつかなくなるため、「ヘンペルのカラス」による決着のルールが存在する。 完全な反証というものは現実の世界ではとても難しいものであるが、メタ世界では後述する「赤き真実」を使用することでそれが可能となっている。 赤き真実 この項目ではを扱っています。 閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 ただし、実行できるのは「物語において真実であること」のみであり、虚構が混じった内容は赤文字で表示することはできない(ただし、嘘さえ雑じっていなければ、あえて一部の情報を伏せたり、相手の誤解を誘うような表現を使うことも許される)。 魔女はこのルールを「赤き真実」と呼んでいる。 ゲーム的には「赤文字システム」とも呼ばれ、現実と虚構が入り混じっているこの作品においては、赤文字はプレイヤーに対して与えられる重要なヒントでもある。 赤き真実は対戦相手の希望的仮説を叩き潰す強力な攻撃手段であるが、一方で真実を隠しておきたい場合は多用できない。 また、手詰まりを招くような事柄にも使用できない。 例えば「魔女と魔法は実在する」と赤で示すと、証明不要であるがゆえに戦人を屈服(納得)させることができず、なおかつ反論も許されないため、結果としてニンゲンも魔女も指し手が無くなってしまう。 戦人が「伝家の宝刀」と呼んだことから「剣」に象徴され、赤文字でテキストが表示されると同時に、推理を赤い剣によって文字通り「切り裂く」ような描写をされることもある。 作中の魔女は赤文字で記された内容を絶対の真実であると主張しているが、一方で物語の作者である竜騎士07は赤文字の真実性について「作者の立場」から保障する気はないとも語っており、赤文字を信用するかしないかは最終的には読者が決断することだと示唆されている [ ]。 復唱要求 自分で立てた仮説を突きつけ、魔女に対してそれを赤文字で復唱するように要求すること。 赤文字で復唱されれば自分の仮説は真実であることが証明される。 また、死体が本人であるか、密室の状態は完全か、など事実関係の確認にも使用される。 ルール外の話術であるため強制力はなく、魔女は復唱要求を拒否することもでき、「なぜ拒否したか」について理由を述べる義務もない。 しかし、復唱せずに拒否したという事実から戦人は何かヒントをつかむ場合がある。 ただし、「復唱できなかった」「復唱できるが、あえてしなかった」の判断が常に求められるため、迷いを生むこともある。 青き真実 上記復唱要求を含め、ニンゲン側には赤文字を強制する術がない。 しかし「悪魔の証明」が有効なメタ世界において、反論なき仮説は真実となる。 つまり「魔女否定説」に対して、魔女側には反論の義務が生じている。 その部分に関し、ルールを明確化したものが青き真実である。 そして青文字で表示されたテキストに対して、魔女側は赤文字で反論する義務が発生する。 エピソードの最後(ゲーム盤時間で10月6日0時1分)までにニンゲン側陣営が唱えた青文字に魔女が反論できなかった場合、ニンゲン側陣営の勝ちが自動的に決定する。 メタ世界では戦人が使う青き真実は、異端の魔女を磔にするための楔としても象徴される。 ゲーム中では青文字でテキストが表示されると同時に魔女の推理を青き楔によって文字通り「穿つ」ような描写がされることもある。 赤き真実とは異なる方法により紡がれるが、その力は赤き真実と同等である。 時に劣るが、時に勝る。 しかし、作者は「うみねこのなく頃にEpisode5真相解明読本」にて「ルールを理解していれば誰でも使用することができる」と発言している。 面による推理 今作において戦人およびプレイヤーにとって有効であるとされている思考方法。 たった1つの有力な推理だけにこだわり続けるのでなく、旺盛な想像力で出来る限り様々な仮説を同時に展開していこうというもの。 このような思考方法を作中では「的の中心点に対して矢が1本でも当たれば良いのならば、たった1本の矢に全てを賭けるのでなく、的の面全体に何本もの矢を放って、そのうちの1本が当たればよい」という比喩で「面による推理」と呼んでいる。 ノックス十戒 天界大法院の天使たちが用いる異端審問の戒律。 物語世界に「存在してはならない」ものを十の条文で規定したもの。 天界大法院の天使たちは、この条文を赤き真実で唱えることができる。 物語世界中で条文に違反している事象は存在を否定され「幻想描写」であったことにされてしまう。 十戒による存在否定は上述した「悪魔の証明」を上回る力を持つ。 ノックス十戒が「物語世界に存在してはならない」とする事象は、フェアな本格ミステリーの世界で存在してはならないとされている事象である。 具体的には、「探偵」に発見できない証拠、隠し扉、隠し通路の存在や、未知の道具や人物、超自然的な探偵方法などである。 ノックス十戒は第1条から第10条まであり、現実の「」と類似した内容となっているが全く同一ではない。 特に、第5条が欠番となっているところが大きく異なる。 この物語において謎を暴く手助けとして用意された特別な存在が「探偵」である。 物語世界においてのニンゲン側キャラクターが探偵になることが可能。 探偵キャラクターの決定は、メタ世界におけるニンゲン側陣営が「探偵宣言」を行い、物語のゲームマスターが認めることにより受諾される(ただし、ヱリカ登場以前のゲームでは、戦人が「探偵」だったと赤文字で示されている) 「探偵」は、その物語中において捜査を誤ることはない。 現場検証を行えばそれを邪魔されることはないし、探偵に発見できない隠し部屋や通路は存在しない。 探偵が調べた場所や人に探偵が疑っていた秘密が発見されなければそんな秘密は「必ず」存在していないのである。 また、探偵キャラクターの視点から一人称で語られた文章は幻想描写が混じらないという特徴がある。 つまり探偵は「にならない」わけであり、地の文で嘘をつくことが許されている『うみねこ』においては、プレイヤーの推理の強力な手助けとなる。 リザイン チェス用語で「投了」を意味する言葉。 作中では最終的な敗北宣言ではなく、相手の一つの仮説を否定しきれないまま論戦を終える時に宣言する。 ニンゲン側では「魔法」がトリックで説明しきれない場合など、魔女側では復唱要求や青文字に即時返答できない(したくない)場合などに「リザイン」を宣言することで一時論戦を打ち切り、ゲーム盤上の状況を進める。 ゲームの最終的な勝敗は「相手を屈服させること」で決定するので、場面ごとのリザインはあまり重要視されない。 魔法理論 [ ] 六軒島の事件においては魔女や魔法の影が常にちらついているが、これらは曖昧模糊としたものではなく、明確な理論や思想の元に存在するものとなっている。 この事から、魔法と自称されるものの正体を探ることもプレイヤーに求められている推理要素の1つになっている。 魔法 魔女や悪魔が使う超自然的な力のこと。 不可能を可能にする万能の力のようにも見えるが、実際にはいくつかの魔法大系に分かれており、系統ごとに得意とする魔法が異なるようである。 また、反魔法力のある者たちの前では魔法は使えない。 「無限」 魔女ベアトリーチェの持つ魔法大系にして称号。 死者を生き返らせるという意味では後述の称号「反魂」と類似するが、この魔法では死者を生き返らせたままにはしておけず、最終的に必ず殺さなくてはならない。 「黄金」 魔女ベアトリーチェの持つ魔法大系にして称号。 過去に10トンもの黄金を生み出したとされる。 また、本編中では「黄金郷」と呼ばれる理想郷の伝説が語られており、「黄金の魔女」の称号を持つベアトリーチェは、魔法の儀式を完成させることで六軒島の住人たちを黄金郷へ招待することができるとされている。 「奇跡」 魔女ベルンカステルの持つ魔法大系にして称号。 例としては、での目が6になるまで何度も振りなおすことを「奇跡」の魔法という。 「絶対」 魔女ラムダデルタの持つ魔法大系にして称号。 努力が必ず報われるようになる魔法であり、努力に応じただけの結果がもたらされる。 強固な意思の力があれば、どんな不可能なことでも自分の思い通りの結果が導かれる。 「千年」 多くの魔女たちが持つ称号。 千年(もしくはそれ以上)の長き時を生きることができることを表す。 あまりに長く生きていると退屈により滅びることがあるらしく、退屈を避けるために刺激を求める魔女も多い。 中にはニンゲンをいたぶって退屈を紛らわすものもいる。 「原初」 魔女マリアの持つ魔法大系にして称号。 想像したものをゼロから創造する魔法。 「反魂」 魔女エンジェ・ベアトリーチェが習得しようとした魔法大系。 文字通り死者を蘇らせる魔法。 「真実」 探偵古戸ヱリカが習得しようとした魔法大系にして称号。 「真実に堪える」魔法。 「観劇」 魔女フェザリーヌの持つ魔法大系にして称号。 メタ世界のさらに外側から『うみねこのなく頃に』の世界を観測することができる。 魔女 魔法の使い手のこと。 男の場合は魔術師と呼ばれるが本質は変わらないようである。 ニンゲン 魔女や魔法と言った幻想の世界と関わりが薄い者たちのこと。 カタカナで書かれる。 反魔法力 魔法を信じようとしない力。 多くのニンゲンが持ち、魔女やそれに類する者からはたびたび「毒素」と称される。 反魔法力が高い場所では魔法は効果を発揮しないため、本作においては「魔法を信じない者の前では、魔女は魔法を使えない」という法則が存在している。 魔法を信じようとしない者に魔法を信じさせるためには、「ニンゲンでは不可能なことが行われた痕跡を残しておき、それを目撃した者が『ここで魔法が使われたんじゃないか』と思ってしまうようにする」という方法しかない。 その痕跡というのが本作で頻発する「見立て殺人」である。 対魔法抵抗力 魔法的脅威に対抗する力。 数値で表されることもあり、これが極限まで高まった場合は神話級魔法攻撃も通用しなくなる。 異界から幻想の住人たちを呼び出して、自分の命令に従わせる魔法。 本編中に出てくる多くの魔女が使用できる。 カケラ 魔女たちの中でも「航海者」と呼ばれる上位の存在が認識している特殊な概念。 カケラとはいわゆるのようなもののことらしく、可能性の数だけカケラは存在する。 航海者たちはカケラを自由に移動することができる。 箱 の有名なの1つ。 量子力学の世界では素粒子レベルの現象は人間が観測するまではあらゆる可能性が交じり合っている状態だという考え方があるのだが、その考え方だと、「ランダムな確率(本来は放射線の発生)で毒ガスが出る箱の中に猫を入れた場合、箱の中の猫が死んでいるか生きているかは箱を開けて中を確認するまでは決定されない」という奇妙な論理がまかり通ってしまうというもの。 魔女によると、1986年10月6日の六軒島は物理的にも魔法的にも外界から隔離されており、「猫箱が開けられる」まではどんなデタラメな虚構も否定しきれないとされ、それゆえに本作のテキストには虚実が混ぜられている。 猫箱理論は、魔女にもニンゲンにも有効である。 戦人はメタ世界で見せつけられる直接的な魔法描写に反論できなかったが、猫箱が開けられていないゲーム盤上ではそれが魔女側の「主張(可能性の一つ)」にすぎず、ニンゲン犯人説を否定する根拠にならないとして、以降の論戦を立て直した。 ゲーム盤 無限の魔女にして黄金の魔女であるベアトリーチェが作り出した魔法概念。 「カケラ」とは似て非なるもの。 「ゲーム盤」は1986年10月4日から5日の六軒島を再現した擬似世界とでもいうべきものであり、『うみねこのなく頃に』の多くのエピソードはこの魔女のゲーム盤上で行われている舞台劇のようなものとされている。 メタ世界に登場するキャラクターたちは、物語世界を文字通りのゲーム盤のように俯瞰できる。 メタ世界ではゲーム盤はに似たものとして描写され、魔女たちは物語世界で起こる事件の様子をチェス用語で比喩することも多々ある。 ゲーム盤を作り出すことができる魔女・魔術師のこと。 ゲームマスターとなった魔女・魔術師はゲーム盤上のほぼ全てのキャラクターを「駒」として自由に行動させることができる。 そして、メタ世界に閉じ込めたニンゲン側プレイヤーと推理合戦を行うために、「駒」を利用してゲーム盤上の世界に不可能殺人事件を演出しなくてはならない。 魔女と推理合戦をすることになるメタ世界のニンゲンもまた、自身を「駒」としてゲーム盤の世界で動かすことができる。 密室の状態、人物の配置などもゲームマスターが決定するが、実は根本的な設定を「完全に反論不能な状態」にすることはできないため、魔女たちは魔法幻想というミスディレクションを多用する。 スタッフ [ ] 07th Expansionとしては今回初めて、オープニングムービーを導入している。 テーマソングは。 また、漫画『』などを手がけるが、肖像画デザインとして外注で参加している。 脚本・グラフィック 竜騎士07 演出・スクリプト 八咫桜 全体管理・システム WEB管理 BT、現在は時火が兼任 画像・テキスト加工 時火 音楽総監・デバッグ 背景・デバッグ 猫桜 料理・彩色 なるせ椿 マスタリング補佐 pre-holder MPEG Layer-3 audio codec technology licenced from Fraunhofer IIS and Thomson. 制作 07th Expansion 背景 亀屋万年堂 八咫桜 猫桜 MALI. ALL Season 四季の彩り NScripter拡張エフェクト 君影草工房 ジャケット・肖像画 () オープニングムービー よゆ(RMG) 七薙(Hightension wires) 音楽・効果音 -45 M. Zakky pre-holder SB YUNE zts あきやまうに 荒井英理也 北大路瑞希(グラサンねこ) スミイ酸(カミノケ・レコード) プレコ ラック眼力 木野寧 E. 2008年8月15日 コミックマーケット74にて先行発売• 2008年8月29日 アニメショップ各店、amazon. 2009年11月26日 アニメショップ各店、amazon. 販売不明 「誓響のイグレージャ」(PS3) 作品一覧 [ ] ゲーム作品 [ ] 原作 [ ] 本編の各エピソードは以下の通りである。 うみねこのなく頃に(問題編) 1. (2007年夏・72発表/体験版として公式サイトで公開されている) 2. (2007年冬・コミックマーケット73発表) 3. (2008年夏・コミックマーケット74発表) 4. (2008年冬・コミックマーケット75発表) うみねこのなく頃に散(展開編) 5. (2009年夏・コミックマーケット76発表) 6. (2009年冬・コミックマーケット77発表) 7. (2010年夏・コミックマーケット78発表) 8. 「原作を再現すること」を基本方針としており、原作と同じく選択肢は存在しない。 前作『ひぐらし』の移植版『』にあったような新シナリオも存在しないが、本編と異なる結末の制作予定はあった。 PS3版とPSP版の違いはエピソード収録数のみで、内容は同じ。 『うみねこのなく頃に 〜魔女と推理の輪舞曲〜』(PS3:2010年12月16日発売) - EP1から4を収録。 『うみねこのなく頃にPortable 1』(PSP:2011年10月20日発売) - EP1・2を収録。 『うみねこのなく頃にPortable 2』(PSP:2011年11月17日発売) - EP3・4を収録。 『うみねこのなく頃に散 〜真実と幻想の夜想曲〜』(PS3:2011年12月15日発売) - EP5から8を収録。 過去にはPSP用ソフトとして、EP5・6を収録する『うみねこのなく頃にPortable 3』、EP7・8を収録する『うみねこのなく頃にPortable 4』の発売が発表されていた が、未発売に終わっている。 携帯アプリ版 が・()・()の3キャリアで、Episode1のを2009年に配信。 楽曲は含まれていない。 完全版• 『うみねこのなく頃に咲』(Windows:2019年10月4日発売) - 全エピソードに加え、新規シナリオ「我らの告白」「Last note of the golden witch」を収録。 『うみねこのなく頃に咲 ~猫箱と夢想の交響曲~』(・:発売日未定) 派生作品 [ ] 黄金夢想曲 『うみねこのなく頃に』のキャラクターによる対戦格闘ゲーム。 2010年12月31日コミックマーケット79にて頒布。 「」も参照 漫画 [ ] 本編の漫画版は、『』()Vol. 10(2007年12月発売号)よりEP1が連載開始(同誌の休刊後は『』に移籍)されたのを皮切りに、『月刊ガンガンJOKER』、『』、『』にて出題編・展開編の漫画化作品が連載されている。 基本的に原作に忠実であるが、特にEP8は原作に唯一選択肢があり再現不能であること、及び担当漫画家の提案から大幅にストーリーが変更され、原作では明かさなかった真相含め「ヒントも答えもすべて」書くとしている。 本編の漫画化作品 [ ]• 出題編• うみねこのなく頃に Episode1 - Legend of the golden witch(作画: 月刊ガンガンJOKER連載)全4巻• うみねこのなく頃に Episode2 - Turn of the golden witch(作画: 月刊Gファンタジー連載)全5巻• うみねこのなく頃に Episode3 - Banquet of the golden witch(作画:夏海ケイ 月刊ガンガンJOKER連載)全5巻• うみねこのなく頃に Episode4 - Alliance of the golden witch(作画: ガンガンONLINE連載)全6巻• 展開編• うみねこのなく頃に散 Episode5 - End of the golden witch(作画: 月刊ガンガンJOKER連載)全6巻• うみねこのなく頃に散 Episode6 - Dawn of the golden witch(作画: 月刊Gファンタジー連載)全6巻• うみねこのなく頃に散 Episode7 - Requiem of the golden witch(作画: 連載)全9巻• うみねこのなく頃に散 Episode8 - Twilight of the golden witch (作画:夏海ケイ 月刊ガンガンJOKER連載)全9巻• うみねこのなく頃に翼 (作画:伊東フミ 連載)全3巻• うみねこのなく頃に紫 Forgery of the Purple logic(作画:珠洲城くるみ 連載)全2巻 4コマ漫画 [ ]• うみねこびより。 〜六軒島へようこそ!! 〜(作画: まんが4コマKINGSぱれっとLite連載)2009年6月22日初版、• うみねこのなく宴に The party of the witches(作画: まんが4コマKINGSぱれっとLite連載) コミックアンソロジー [ ]• アンソロジー うみねこのなく頃に()• 〜the first case〜 2007年10月24日初版• 〜the second case〜 2007年12月25日初版• 〜the third case〜 2008年3月24日初版• 4コマ うみねこのなく頃に()• 2007年10月25日初版• 2007年12月25日初版• 4コマ うみねこのなく頃に 餐(マジキュー)• 2009年7月25日初版• 2009年8月26日初版• 2009年9月18日初版• うみねこのなく頃にEpisode collection(一迅社)2009年9月25日初版 クロスオーバー [ ]• うみねこのなく頃に EpisodeX ROKKENJIMA of Higurashi crying(作画: 連載)全二巻• 本作と『』の世界が入り混じり、両作のキャラクターが共演する本筋から外れたゲーム。 時系列はEpisode4のゲームが開始される頃。 小説 [ ]• うみねこのなく頃に Episode1 上(講談社BOX)2009年7月1日 初版• うみねこのなく頃に Episode1 下(講談社BOX)2009年8月4日 初版• うみねこのなく頃に Episode2 上(講談社BOX)2009年11月5日 初版• うみねこのなく頃に Episode2 下(講談社BOX)2009年12月1日 初版• うみねこのなく頃に Episode3 上(講談社BOX)2010年3月1日 初版• うみねこのなく頃に Episode3 下(講談社BOX)2010年4月2日 初版• うみねこのなく頃に Episode4 上(講談社BOX)2010年7月1日 初版• うみねこのなく頃に Episode4 下(講談社BOX)2010年8月2日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode5 上(講談社BOX)2012年7月13日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode5 下(講談社BOX)2012年12月13日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode6 上(講談社BOX)2014年3月4日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode6 下(講談社BOX)2014年3月6日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode7 上(講談社BOX)2015年6月3日 初版• うみねこのなく頃に散 Episode7 下(講談社BOX)2018年9月2日 初版 テレビアニメ [ ] からまでなどほかにて放送され、からはでも放送された。 全26話。 原作の音楽がアレンジされて使用されている。 また、アニメ『』第2期のように、公式ホームページでの次回予告配信を行っている(テレビ放送では、サブタイトルのみの簡単な予告が内で表示される)。 放送局によっては、一部のセリフにが入ったり、一部のシーンにがされている。 各話のサブタイトルはチェス用語から取られている。 スタッフ(アニメ) [ ]• 監督 -• シリーズ構成 -• キャラクターデザイン -• 美術監督 -• 色彩設計 - 北爪英子• 撮影監督 - 近藤慎与(第5話よりクレジット)• 編集 - 松村正宏• 音響監督 -• 音楽 - 原作「うみねこのなく頃に」• 音楽プロデューサー - 吉川明、若林豪• 音楽制作 -• プロデューサー - 野村美加、大森啓幸、岡村武真• アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光• アニメーション制作 -• 1 2009年 第1話 - 第2話 FCBP-0115 FG-8016 FCBP-0128 FCXP-0006 FCXP-0019 Note. 2 2009年 第3話 - 第4話 FCBP-0116 FG-8017 FCBP-0129 FCXP-0007 FCXP-0020 Note. 3 2009年 第5話 - 第6話 FCBP-0117 FG-8018 FCBP-0130 FCXP-0008 FCXP-0021 Note. 4 第7話 - 第8話 FCBP-0118 FG-8019 FCBP-0131 FCXP-0009 FCXP-0022 Note. 5 2010年 第9話 - 第10話 FCBP-0119 FG-8020 FCBP-0132 FCXP-0010 FCXP-0023 Note. 6 2010年 第11話 - 第12話 FCBP-0120 FG-8021 FCBP-0133 FCXP-0011 FCXP-0024 Note. 7 2010年 第13話 - 第14話 FCBP-0121 FG-8022 FCBP-0134 FCXP-0012 FCXP-0025 Note. 8 2010年 第15話 - 第16話 FCBP-0122 FG-8023 FCBP-0135 FCXP-0013 FCXP-0026 Note. 9 2010年 第17話 - 第18話 FCBP-0123 FG-8024 FCBP-0136 FCXP-0014 FCXP-0027 Note. 10 2010年 第19話 - 第20話 FCBP-0124 FG-8025 FCBP-0137 FCXP-0015 FCXP-0028 Note. 11 2010年 第21話 - 第22話 FCBP-0125 FG-8026 FCBP-0138 FCXP-0016 FCXP-0029 Note. 12 2010年 第23話 - 第24話 FCBP-0126 FG-8027 FCBP-0139 FCXP-0017 FCXP-0030 Note. 13 2010年 第25話 - 第26話 FCBP-0127 FG-8028 FCBP-0140 FCXP-0018 FCXP-0031 DVDセット 巻数 発売日 収録話 規格品番 DVDセットI 2010年5月26日 第1話 - 第8話 FCBP-9013 DVDセットII 2010年8月25日 第9話 - 第16話 FCBP-9014 DVDセットIII 2010年10月22日 第17話 - 第26話 FCBP-9015 CD [ ]• Vol. 1 (2009年10月7日発売)• 歌 - 右代宮朱志香()、右代宮真里亞()• うみねこのなく頃に キャラクターソング Vol. 2 (2009年11月6日発売)• 歌 - ベアトリーチェ()、右代宮譲治() ラジオ [ ] 詳細は「」を参照 DJCD [ ]• 第1巻 (2009年12月23日発売)• 『うみねこのなく頃に』Episode R -Radio of the golden witch- 第2巻 (2010年1月27日発売) 関連商品 [ ] 書籍 [ ]• うみねこのなく頃に 真相解明読本 ()• Episode1 2007年11月23日初版• Episode2 2008年6月19日初版• Episode3 2008年11月25日初版• Episode4 2009年4月17日初版• うみねこのなく頃に散 真相解明読本• Episode5 2009年11月20日初版• Episode6 2010年4月21日初版• Episode7 2010年12月17日初版• Episode8 2011年6月10日初版• 最終考察 うみねこのなく頃に() 2009年7月24日初版• 最終考察 うみねこのなく頃に散 Answer to the golden witch Episode 5-8(アスキー・メディアワークス) 2011年4月9日初版• うみねこのなく頃に 最後で最初の贈りもの(双葉社) 2015年12月18日発売• 『』収録の全短編と各所で配布・販売された未収録小冊子の内容を収めた短編集。 作中にある作者解説、及びある短編によって、本編で明かされなかった真相・トリックの一部が説明されている。 カードゲーム [ ] の、Lyceeに参戦している。 収録エキスパンションは、07th Expansion1. 0など。 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 2015年12月発売の『うみねこのなく頃に 最後で最初の贈りもの』では事実やトリックに関してある程度の提示がされており、「公式の解・作中での真実」自体は不明でも「動機・犯人候補・トリック」については検証しやすくなっている。 タイトル画面で表示される名称は「???? 」であるが、作者の竜騎士07はインタビューなどで「裏お茶会」という呼称を使っている。 また、「???? 」がタイトル画面から選べるようになったのはEpisode2のソフト以降で、Episode1のみが収録されたソフトでは、複雑な操作を行わないと閲覧できない隠しモードであった。 公式サイトで配布されているEpisode1の無料体験版では、タイトル画面から選べる仕様になっている。 雑誌や公式サイトで発表されたサブタイトルは「week square」で統一されていたが、チェス用語のウィークスクエアの綴りは「weak square」が正しく、後日修正された。 の放送中止で当初の放送枠で放送されなかったため。 出典 [ ]• 『ファミ通ゲーム白書2012 補完データ編(分冊版)』、2012年。 2015年12月30日閲覧。 2015年12月30日閲覧。 とらのあな Web Site. 虎の穴. 2006年11月7日時点のよりアーカイブ。 2015年10月31日閲覧。 うみねこのなく頃に 公式サイト. 竜騎士07. 2015年10月31日閲覧。 『うみねこのなく頃に 真相解明読本 Episode5』P109より。 『最終考察 うみねこのなく頃に散 Answer to the golden witch Episode 5-8』 [ ]• コミックマーケット74にて配布された小冊子より [ ]• 電撃オンライン. KADOKAWA 2011年12月14日. 2015年10月31日閲覧。 アルケミスト. 2012年11月15日閲覧。 電撃オンライン. KADOKAWA 2011年7月18日. 2015年10月31日閲覧。 双葉社. 2015年10月31日閲覧。 参考文献 [ ]• ブレインナビ 編『うみねこのなく頃に散 episode 5 真相解明読本』双葉社、2009年。 KEIYA『最終考察うみねこのなく頃に散 : Answer to the golden witch Episode 5-8』アスキー・メディアワークス、2011年。 関連項目 [ ]• - 本作品の前に07th Expansionが作成したゲーム。 本作との直接的なつながりはないが、ミステリーとオカルトの融合という点で類似した設定を持つ。 - 本作における推理の前提となる考え方。 「魔法やオカルトの存在は完全には否定できない」というもの。 - 本作のミステリー部分のモチーフに大きな影響を与えている推理小説。 - 本作のファンタジー部分のモチーフに大きな影響を与えている叙事詩。 - 本作の特徴として関連される。 外部リンク [ ]• - (2014年1月6日アーカイブ分).

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漫画版「うみねこのなく頃に」Episode8が素晴らしかったので、いいところも悪いところもまとめて語りたい。

うみねこのなく頃に ネタバレ

伊豆諸島、六軒島。 全長10kmにも及ぶこの島が、観光パンフに載ることはない。 なぜなら、大富豪の右代宮家が領有する私的な島だからである。 年に一度の親族会議のため、親族たちは島を目指していた。 議題は、余命あと僅かと宣告されている当主、金蔵の財産分割問題。 天気予報が台風の接近を伝えずとも、島には確実に暗雲が迫っていた…。 六軒島大量 殺人事件(1986年10月4日~5日) 速度の遅い台風によって、島に足止めされたのは18人。 電話も無線も故障し、隔絶された島に閉じ込められた。 彼らを襲う血も凍る連続殺人、大量殺人、猟奇の殺人。 台風が去れば船が来るだろう。 警察も来てくれる。 船着場を賑わせていたうみねこたちも帰ってくる。 そうさ、警察が来れば全てを解決してくれる。 俺たちが何もしなくとも、うみねこのなく頃に、全て。 ・ ・ ・ ・ ・ うみねこのなく頃に、ひとりでも生き残っていればね…? 貴方に期待するのは犯人探しでも推理でもない。 ただそれだけ。 推理がしたければすればいい。 答えがあると信じて求め続けるがいい。 『うみねこの なく頃に』の世界へようこそ 1986年10月4日の六軒島へようこそ 貴方は、右代宮家が年に一度開く親族会議を垣間見ることができます。 莫大な資産を溜め込んだ老当主はもはや余命も僅か。 息子兄弟たちにとって、親族会議最大の争点はその遺産の分配についてでした。 誰もが大金を欲しており、誰もが譲らない。 誰も信じない。 老当主の莫大な遺産を得るのは誰か。 老当主が隠し持つという黄金10tの在り処はどこか。 その在り処を示すという不気味な碑文の謎は解けるのか。 そんな最中、魔女を名乗る人物から届く怪しげな手紙。 18人しかいないはずの島に漂い始める19人目の気配。 繰り返される残酷な殺人と、現場に残される不可解な謎。 何人死ぬのか。 何人生き残るのか。 それとも全員死ぬのか。 犯人は18人の中にいるのか、いないのか。 そして犯人は「人」なのか、「魔女」なのか。 どうか、古き良き時代の孤島洋館ミステリーサスペンスのガジェットを 存分にお楽しみください。 『うみねこの なく頃に』の推理は、 可能か 不可能か。 本作品は、ジャンル的には連続殺人ミステリーになるかもしれません。 しかし、だからといって推理が可能であることを保証するものではありません。 しかし、だからこそ挑みたくなる最悪な皆さんは、初めましてようこそ。 皆さんが、どこまで人間至上主義を貫けるのか、それを試したいのです。 犯人は魔女。 アリバイもトリックも全ては魔法。 こんなのミステリーじゃなくてファンタジー! あなたが悔し涙をぼろぼろ零しながら、そう言って降参するところが見たいのです。 私が期待するのは、正解に至る推理が現れることじゃない。 つまりこれは、魔女と人間の戦いの物語なのです。 連続 殺人幻想『うみねこの なく頃に』 選択肢でなく、あなた自身が真相を探るサウンドノベル。 推理は可能か、不可能か。 魔女に屈するか、立ち向かうか。 楽しみ方はあなた次第。 伊豆諸島の小島、六軒島を領有する大富豪、右代宮(うしろみや)家の当主です。 本来は分家の出身でしたが、関東大震災で本家筋が全滅したため、急遽、当主に抜擢され、にもかかわらず天才的博才で動乱の時代を泳ぎ抜き、没落した右代宮家をわずか一代で立て直してしまった、歴代屈指の名君でもあります。 若き日には、非常に聡明でユーモアに富んだ好男児だったと言われますが、老齢となり猜疑心が肥大し、誰にも心を許さない乱暴で気難しい人物となってしまいました。 特に、自分が蓄えた莫大な財産を息子たちが狙っていると疑っており、同居する息子夫婦や孫にすら心を許さず、自分の書斎にほとんど引き篭もっています。 昔から大の西洋被れで、息子や孫たちに洋風の名前や趣味を強いてきました。 その延長なのか、黒魔術などのオカルト趣味に傾倒していると言われ、書斎に引き篭もり続け、怪しげな研究や実験を繰り返しているようです。 その為、書斎からは酷い異臭がいつも漏れ出し、家人の眉をひそめさせています。 しかし、そんな老当主が猜疑心に凝り固まり、趣味に明け暮れ、書斎に閉じ篭って出て来ないでくれるのは、家人たちにとっては案外、気楽なことだったのかもしれません。 しかし、過度の飲酒癖が祟り、主治医には昨年から余命3ヶ月を宣告されたままの状態です。 にもかかわらず金蔵が独占する莫大な財産や家督の相続問題はまったく話し合われておらず、親族会議でも重要課題とされ、息子たちをやきもきさせています。 ダウンロード版のプレイ後、製品版でエピソード1をスキップする方法 製品版には各シナリオをスキップする機能があります。 過負荷が掛かる為、 分割ダウンロードは禁止とさせて頂きます。 Never split-download or multi-download! For overseas, you are forbidden from downloading by mirror 1-4. 後編となる『うみねこのなく頃に散』に収録されているEP5~8は、含まれておりませんのでご注意ください。 前編となる『うみねこのなく頃に』に収録されているEP1~4は、含まれておりませんのでご注意ください。 0a以降 サウンド DiretSoundに対応したサウンドカード うみねこの なく頃に 翼 ~これまでの贈り物、全部。 その為、本編となる『うみねこのなく頃に』・『うみねこのなく頃に散』に収録されているEP1~8は、含まれておりませんのでご注意ください。 OS Windows XP ドライブ DVD-ROMドライブ HDD 1. 0a以降 サウンド DiretSoundに対応したサウンドカード 黄金夢想曲 「うみねこのなく頃に」原作の対戦格闘ゲーム 動作環境等の詳細は、「黄金夢想曲」の紹介ページよりご確認ください。 「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」は一部店舗を除き、パッケージ版の頒布を終了しております。 ご購入はSteamをご利用ください。 ・ ・ ・ ・ ・ うみねこの なく頃に-Episode4- 【修正パッチ】Ver1. 005 Ver1. ありがとうございます! (Ver1. 010への変更は誤字の修正(微妙な表現の修正のみ)です).

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アニメ『うみねこのなく頃に』の魅力を解説!【ネタバレなし】

うみねこのなく頃に ネタバレ

子供がゲストハウスへ退避させられた後、親たちと使用人全員が食堂に集められ、金蔵によって儀式が開始。 夏妃、留弗夫、楼座、絵羽、秀吉、源次が死亡。 熊沢と郷田は隙をついて食堂から逃亡。 霧江、南條、蔵臼、紗音、嘉音は落とし穴へ落とされ、九羽鳥庵の地下牢へ ゲストハウスに郷田と熊沢が退避してきて、食堂での出来事を報告。 九羽鳥庵で囚われた蔵臼から電話がある。 さらに後からもう一度電話があり、右代宮当主のテストをするので関係のない郷田と熊沢は園芸倉庫の中に閉じ込めるように指示される。 戦人達は倉庫の中の郷田達に園芸倉庫の鍵を渡し、身を守るように言う。 霧江からゲストハウスへ電話があり、順番にテストを受け、呼ばれるまでは勝手にゲストハウスを出ないようになどの指示がある。 朱志香は自室に行くように霧江から指示。 後ほど紗音から譲治に電話があり、テストを受けるようにとの電話。 朱志香は自室、譲治は東屋で死亡。 その後、九羽鳥庵より脱出してきた紗音、嘉音、南條、蔵臼が死亡 ゲストハウスに朱志香より電話が鳴る。 「自分はもう死んでる。 譲治もダメだった。 相手は魔法を使う」等。 その後霧江からも電話があり、「今襲われてる最中、ドアノブから金色の糸が襲ってくる」等の事を報告。 直後殺されたような音が電話から聞こえる。 戦人が屋敷を片っ端から探そうと、ゲストハウスを出て行こうとしたところ、真里亞にベアトから電話が掛かって来る。 戦人も電話でその声を聞く。 真里亞はテストの場所に行くと言い、ゲストハウスを出ていく。 戦人にもテストのため屋敷前に来いと告げられる。 協力して助けてもらおうと園芸倉庫の郷田と熊沢の元に行く。 小窓から声をかけるが反応がない。 ロープで首を吊ってるのが見える。 途中東屋で譲治の死体を発見。 戦人はテストの場所へ。 見た事もない女性を戦人は見る。 初対面。 テストの結果、ベアトは興味を失ったような態度になり、「真里亞は礼拝堂」と告げ屋敷に入る。 戦人は礼拝堂に行くが、鍵が掛かっていて入れなかった。 礼拝堂前にマスターキーが落ちていて、それを使い屋敷に入る。 屋敷各所から死体が次々発見。 食堂で真里亞の死体、ボイラー室で金蔵の死体を発見。 他の死体も各所で発見 メタ世界の攻防のあと、最後の謎の出題と共に駒の戦人も死亡しEP4終了 このエピソードは実に様々な要素が凝縮されており、事件部分、98年の縁寿の世界部分、メタ世界の攻防部分に分かれているため先に事件部分の考察から。 このエピソードは実に情報が少ない。 今までのエピソードは途中でメタ世界の攻防が入り、事件の経緯を詳細に絞り込む事が可能だったが、この事件はかなり広範囲に解釈可能なのだ。 ただ狂言殺人の後に本当に殺されてしまう、という真相なのは間違いなく、共犯者が誰であったのかという部分や、どのタイミングで殺されたのか、等の点は解釈の仕方が実に広い。 まず屋敷の食堂での話を信じるならば、楼座の「真里亞が手紙はお父様にもらったというのよ」というセリフがあるので、ここから既に死亡している金蔵の名を語って手紙を出した人物がいる事が分かる。 そもそもあの手紙を出すのはヤスのベアト人格しかいないのでベアトが真里亞に「金蔵から貰ったと言いなさい」と言ったか、もしくは「金蔵から真里亞にだ」とでも言ったに違いない。 主犯はヤスのベアト人格なのは間違いないが、事件の流れから譲治と朱志香の部分など同時刻に別の場所で殺されてる可能性の強い部分があり共犯が必要なのだが、その絞り込みが難しい。 TIPSの死亡原因をみると、2種類の死体がある事が分かる。 つまりショットガンのような強力な物で殺されてる死体と、拳銃のようなもので殺されてる死体だ。 紗音の死亡原因が強力なショットガンのような物であるため、ベアト人格のヤスの凶器はショットガンのようなものだと考えられる。 そして、拳銃のようなもので殺されてる死体は譲治と霧江だ。 恐らく熊沢と郷田も「額に銃で撃たれたあとがある」とあり顔を吹っ飛ばされてはいないので、拳銃だろう。 ショットガンのようなものを使ってるのがヤス、拳銃のようなものを使ってるのが共犯者だと考えると、絵羽と秀吉は共犯として譲治を殺せるとは思えないので除外。 倉庫内で死んだ郷田と熊沢も狂言殺人の一環として首つりを演じてた所、額を撃たれた可能性があるので除外。 ゲストハウスで戦人と一緒にいた子供達も除外だ。 食堂での殺害時に九羽鳥庵に隔離されたとする5人は実際には屋敷内の電話のある部屋に行ったに違いない。 この時点では5人は狂言殺人の一環として役割を演じてるので本当に殺人があったとは知らないはずだ。 つまり、共犯は最初に殺された食堂の中にいる可能性が強い。 絵羽と秀吉を除外すると残りは留弗夫、楼座、源次、夏妃だが、テストと称し子供を呼び出して殺すという役割を親が演じた場合、推測として自分の子供も同様に殺されるという推測に至るのは当たり前であり、結果的に裏切られる可能性さえ出てくる。 つまり共犯は源次の可能性が一番強いだろう。 ゲストハウスに掛かって来る電話は一様に魔法の存在を強調する。 郷田も熊沢も同様だ。 つまり一同が共通認識を持っている事は間違いなく、打ち合わせとして魔法殺人があったという筋書きで狂言殺人部分をやったに違いない。 前提として一同は金蔵が主犯でやっているという認識を持っており、赤字の「親族会議に居合わせた全員が、金蔵の存在を認めた!」という部分とも重なる。 一同が存在しない金蔵を存在するという共通の嘘で狂言殺人をやろうとしているという事であり、一同は金蔵が存在する事にし、孫に当主のテストをするという名目で狂言殺人をする事になったという筋書きだろう。 その狂言殺人の中での当主テストによって、本当に当主にふさわしい孫を決める事ができる、という筋書だと思われる。 紗音と源次が金蔵がこういうテストをすると言っているとでも告げたに違いない。 狂言殺人がベースになっているエピソードでは一つ注意すべき点があり、本来EP1~3のようなケースでは「探偵サイド」と「真犯人サイド」という2グループの事だけ考えればよかったのだが、EP4では新たに「純粋な狂言だと思って参加してるグループ」という3つ目の勢力が加わる。 事件中に譲治や朱志香などの子供が殺されるケースで「なぜ蔵臼のような親世代は子供が殺されるのを容認してしまってるのか」という部分は、「あくまでも狂言だと思っており、殺人が実際に起こるとは思っていないから」という理由なのだ。 この部分は非常に重要で、本編は探偵サイドの視点から話が語られるため、「真犯人グループ」と「純粋な狂言だと思って参加してるグループ」が同一の目的を持った一つのグループかのように錯覚が起こってしまい、非常に危険だ。 狂言殺人が真犯人サイドにとって非常にリスクが高いのは、狂言だと思ってるグループの裏で実際に殺人を犯してしまうため、事件中殺人が発覚してしまうと、この第3勢力のグループが「予定と違うじゃないか!!」と騒ぎだす危険性があるのだ。 これは探偵サイドから見た場合、事件の真相が丸分かりで、真犯人サイドからするとあまりに致命的なのだ。 EP4ではこの問題を回避するため、4日の22時~24時のたった2時間の間に全部終わらせてしまっている。 食堂にて吹き荒れる虐殺の嵐。 」 「幻は幻に。 ……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。 」 霧江達5人の九羽鳥庵にいたとされるメンバーはあらかじめ狂言殺人のために屋敷の電話のある部屋に移動させられたものと思われる。 熊沢と郷田は狂言殺人の役回り通り、ゲストハウスへ金蔵の殺人の報告へ行った。 その後ベアト人格のヤスと源次で留弗夫、絵羽、秀吉、楼座、夏妃を殺害。 小窓から見たときに首つり死体になるようにするだけであり、実際には生きていた。 二人の若者は試練に挑み、共に果てる。 」 「幻は幻に。 ……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。 」 ゲストハウスにかかってきた蔵臼からの電話と、テストを受けさせるためにかかってきた霧江の電話。 この2つは狂言殺人にそって役回りを演じてるだけで、実際に食堂で殺人があったとは知らないだろう。 この事件は22時から~24時までの実に短時間に大量の殺人をやっており、狂言ではなく本当に殺しているとバレる前に全部終わらせようとしてるのが分かる。 源次は東屋の譲治殺害の前に園芸倉庫に立ち寄り、ロープで首つりを演じている熊沢と郷田を小窓から銃で射殺。 紗音(ヤス)は朱志香の部屋へ行き、朱死香に紗音(ヤス)が狂言殺人である計画を話し、ゲストハウスの戦人に例の電話をさせ「金蔵が主犯となって殺人が起こっていて、自分も魔法で殺されそうだ。 譲治も駄目だろう」と言ったあと安心してる朱志香に向かって発砲。 殺害したものと思われる。 そして、源次が東屋で譲治を殺害する。 逃亡者は誰も生き残れはしない。 」 「土は土に。 幻は幻に。 ……虚構に彩られし、物言わぬ骸。 」 霧江は恐らくゲストハウスへ電話する役をしていたと思われる。 源次と霧江が同室してたに違いない。 紗音(ヤス)は南條と蔵臼を屋敷の裏手に移動させ2人をそこで殺害。 源次は霧江が狂言殺人のシナリオに沿って電話してる時に殺害した。 戦人が霧江との電話時に聞いた凄い音というのはこれに違いない。 霧江たち5人の中で、一番最初に死亡した。 つまりは、9人目の犠牲者と言うわけだ。 」 赤字 このように9番目と赤字で死亡宣言が出ている。 最初の食堂で源次を共犯として5人殺しており、嘉音が9番目となるにはあと3人殺し、その次に9番目として嘉音を殺さなければいけない。 状況として6人目~8人目の犠牲者は朱志香、譲治、郷田、熊沢の4人なので、この4人を殺す順番の調整で成立する。 例えば源次が郷田、熊沢、譲治を殺し、紗音(ヤス)が朱志香を殺す前に嘉音を殺したパターン、紗音(ヤス)が朱志香を殺し、源次が熊沢、郷田を殺した後に嘉音を殺し、最後に譲治を殺すパターン、この辺りの絞りこみはできない。 ヤスは用済みになった源次を食堂で殺害し、ゲストハウスに電話。 真里亞と戦人を呼び出す。 真里亞を毒殺したあと死体を戦人発見時の時のように丁重に扱い、バルコニーに向かう。 重りが井戸に落ち、銃はそのまま井戸の中に落下する。 六軒島で1人になってしまった戦人は2日目の24時に爆弾によって死亡する。 ・事件中に戦人が見たベアトリーチェ 戦人がテストを受ける番になり、ゲストハウスにかかってきた電話、そして屋敷のバルコニーにいたベアトリーチェ。 この人物は戦人が主観で確認しており、別の人物と見間違えたという解釈は出来ない。 この部分は正にベアトのゲーム盤での真相部分であり、魔法による幻想描写ではなく、戦人が確認した真実だ。 ヤスの中には紗音、嘉音の他にベアトという人格が存在しており、EP3の南條殺害の実行犯でもあるように、ゲーム盤に登場可能な1人間なのだ。 TIPSにも一貫して人間カテゴリーにベアトの名前がある。 なぜ赤字の在島者の中に入っていないのかについてはEP3で詳細に説明したとおり、ベアトは人格としてカウントされた場合は魔女人格だからである。 ・戦人のテスト 当主を選ぶために作られたというテストだが、その内容である「以下の2つを得るために1つを捨てよ。 1.自分の命、2. (愛する者の)命、3.それ以外の全員の命」これは当主を選ぶためのテストではなく、戦人が2番目の「愛する者」の名前に誰の名前を入れるのか?というのが最大の目的だ。 何を選ぶのかは全く関係がない。 ベアトの目的は戦人に6年前の約束を思い出してもらう事であり、戦人が誰を愛しているのかそれが知りたかったのだろう。 ・EP4のゲーム盤の目的 バルコニーでベアトと戦人が会うシーンは非常に印象的だ。 今までメタ世界でのベアトの態度や目的についてEP1~3の項目で語ってきたが、EP4になってベアトは戦人が真相に到達したのかどうか確認をしてもいい時期だと判断したに違いない。 このバルコニーのシーンこそがベアトが今までやってきた事の最大の目的なのだ。 もちろん戦人が事件の真相に至り、ベアトの正体がヤスである事を見抜き、「密室」「共犯」「嘘」で事件が構成される理由に気付き、戦人が「約束」を思い出してくれる事だ。 ベアトはその確認の時期だと判断したからこそ、EP4のような内容を作ったものと思われる。 ・約束を忘れられた事で目的を失ったベアトリーチェ しかし、戦人は完全に約束を忘れ去っていた。 ヤスの動機についてはEP7で詳細に語るが、かいつまんで言えば、ヤスの動機は事件の中で「紗音人格と譲治の恋」「ベアト人格と戦人の恋」この2つの人格の恋の内どちらかが成立する奇跡を願っており、「ベアト人格と戦人の恋」については、戦人が事件の真相に至り、犯人の正体に至り、その結果約束を思い出し、戦人とベアトの恋を成立させたいという願いがある。 ベアトが戦人のテストの後、急激にやる気を失っていったのは、戦人が約束を忘れてしまっていて、賭けに負け、奇跡的ルーレットの目が出なかった事の絶望のためだ。 ・殺されるためだけに戦っているというベアトのセリフ 縁寿によって連れ戻された戦人とベアトは、ベアトの目的が既になくなってしまっているにも関わらず戦いを継続させられる。 ベアトのセリフである「戦人に殺されるためだけに戦っている」「負けの決まった戦い」「負けるためだけに戦わないといけない」これらの意味は、本来であるならば戦人が勝つという事は「人間犯人説」で事件の説明が付けられ、全ての真相に至るという事で、その結果として戦人が約束を思い出す可能性に賭けたものだ。 しかし既に戦人は約束を忘れてしまっている事が確定しており、さらに、この時の戦人はベアトの出題を真剣にミステリーだと信じて向き合っている訳ではなく、一族や家族を犯人だと思いたくないが故に、「未知の人物X」というアンチファンタジー的な戦いをしている。 このような戦い方で至った結論では、ベアトが負けて戦人が人間犯人説で説明を付けようが何の意味もない事になる。 単に魔女幻想が消え去るだけで、戦人が約束を思いだす訳ではない。 ベアトは事件を戦人が解いてくれて、真相に到達し、戦人がベアトの目的に気付いてくれるように、今までメッセージを送ってきた。 事件の「密室」は六軒島に囚われているヤスの事。 執拗に繰り返された「嘘」は戦人が約束を破った事。 「共犯」はヤスが碑文を解き黄金を手にし、ベアトリーチェという魔女の称号を受け継いでいる事。 しかし、戦人はこれらに気付かず約束も思い出せなかった。 ベアトが目的を喪失してしまったにも関わらず、戦いを継続させられるその残酷さを本編でもう一度見てほしい。 「悲しいなぁ……こんなのが無限の魔法なのかぁ」というセリフからも痛切なベアトの心の痛みが伝わってくるはずだ。 ・ベアトリーチェの目的とゲーム盤 ベアトの目的は自分と戦人の恋が成立する事で、それは戦人がゲーム盤の真相に至る事を前提にしている。 この目的を達成するために、どのようなゲーム盤を作ればベアトの目的は達成可能なのかと考えた場合、かなり特殊な条件が必要になって来るのが分かる。 まず約束を思い出してもらうという目的を達成するために、事件の核に「嘘」という要素を組み込む事で、戦人が嘘をキーワードにして約束を思い出す事が可能にはなる。 しかし、ここで大事なのは、あくまでも戦人にとっては「紗音と交わした約束」であって「ベアトと交わした約束」ではないのだ。 最終的にベアトと戦人が結ばれるためには、昔紗音と交わした約束が、今はベアトに受け継がれていて、今戦人に恋をしているのはベアトだという部分に戦人が気付かなくてはならない。 正にこの部分が特殊な部分であり、そんな事に戦人が気付く事が可能なのか?という問題にも絡んでくる。 少なくとも「紗音とベアトは同一人物であり、一人の人間の中に複数人格がある」という部分に戦人が気付く事は必須だろう。 ここに気付かないと、「元々紗音が持っていた恋の気持ちが、今はベアトに受け継がれている」という部分に気付ける訳が無い。 このような特殊な事情があるが故に、ベアトがゲーム盤を作成する時に「複数人格を持つ人物の犯行」というミステリーを作らなくてはならなくなった訳だ。 うみねこのゲーム盤のミステリーの答えが「嘘」や「複数人格者の犯行」という特殊な構造になっているのはそれが理由で、全ては最終目標であるベアトと戦人の恋を成立させるためなのだ。 本編中のEP3の部分を戦人が解く事によって、連鎖密室で犯人の複数人格に気付ける。 そして南條殺しでベアトが犯人である事に気付く事によって、「ヤスの3つの人格の中の一人であるベアト人格が事件を『嘘』で構成する事によって、紗音人格との間の約束を思い出してもらおうとしている」という思考の道筋ができるわけだ。 ベアトと紗音が同一人物である事に気付く事と、EP4の約束を思い出してもらおうとしてるバルコニーのシーン以降のベアトの態度、そして赤字というヒントを出してまで戦人に事件の真相に至ってもらおうとしてる態度、これらの部分から約束を思い出してもらいたいのはあくまでもベアトだという事は想像できるはずだ。 もちろんこのような特殊な思考の道筋をたどって、戦人がベアトのゲーム盤の目的に気付いてくれるのかどうかは奇跡を祈る以外にないだろう。 それがベアト人格の勝利条件であり、紗音人格の勝利条件の「事件中碑文が解かれる事」という勝利条件同様、事件中奇跡的低確率で達成される膨大な魔法力を秘めたルーレットの目なのだ。 まず「早く私を殺してください」だが、これは譲治とも戦人とも結ばれず、爆弾によって全員皆殺しにするしかなくなったケースでのヤスの気持ちだと推測できる。 この段階に進んでしまったらヤスはもう生きていたくないだろう。 死を願う気持ちは分かる気がする。 続いて「妾を止めてみ」だが、これは「妾を止めてみろ」だろう。 事件においてベアトを止める手段は2つある。 それは碑文を解く事と事件の真相を解明する事だ。 この2つの方法は同時にヤスの願う奇跡的なルーレットの目でもある。 「お前が帰ってこなければ」これは戦人が帰ってこなければ紗音と譲治が普通に幸せになる事が出来たという事だろう。 「いっそ生まれたくなかった」恋の出来ない体で生きてきたヤスにとって恋愛が出来ない事自体が絶望的な事であり、そもそも譲治や戦人と付き合うという事自体がヤスの中では可能性として低かったのだろう。 譲治と付き合っていた時にも、譲治の語る子沢山の未来像に怯えていたのかもしれない。 「誰も愛せ のですか」これは「誰も愛せないのですか」だろう。 ヤスは今まで語って来たように、ルーレットによって自身の恋に決着を付けようとしてたのは間違いないが、そもそも自分の「恋の出来ない体」に対して深く絶望してる状態だ。 その状態で譲治と付き合っていて、譲治に自分の体の事は告白していない。 ヤスがなぜ奇跡的な低確率なルーレットの目に自分の運命を託しているのかという部分は、そうまでして奇跡的なルーレットの目が出たのならば、きっと自分の「恋の出来ない体」の事も相手が受け入れてくれる奇跡が起きるに違いないと思ったからだろう。 「お願いです どの結末で 私の物語に 私を殺して」この部分はこの先の「さもなきゃ お前が死ね」の部分が爆弾による皆殺しを指してると考えられるので、「さもなきゃ」という接続詞を考えると、ルーレットの3つの目の内の「戦人が事件の真相に至り、戦人とベアトが結ばれる」の事を指してるのではないかと思う。 つまり「お願いです。 どの結末で終わったとしても、私の物語に決着を付け、私を殺してください」となるのではないだろうか。 この「私を殺してください」というのは、魔女幻想を打ち破り、魔女を殺し、人間であるヤス本人の正体に至ってください、という願いなのだと推測できる。 これらを踏まえて、ヤスの立場になって告白文を作ってみようと思う。 上記の赤字はEP4のバルコニーでのシーンの後に出てるので、ルーレットの目としては「爆弾による皆殺し」が確定してしまった段階だ。 それを踏まえて読んでほしい。 私の計画していた事件はついにこの段階に来てしまいました。 譲治様とも戦人様とも結ばれる事が出来なくなってしまいました。 しかし、これも全て私が望んだルーレットの目のひとつ。 早く私を殺してください。 もう私は生きていたくない。 私の願う奇跡は起こりませんでした。 戦人様さえ帰ってこなければ……いいや、それはもう言いません。 このような体で今まで生きてきて、私にも恋愛が出来るという微かな希望を抱いて生きてきました。 でも、このような結末になるのなら、いっそ生まれたくなかった……私は誰も愛せないのですか。 誰とも恋が出来ないのですか。 私には恋をする資格が元々なかったのですか……お願いです。 私の計画するこの事件でどのような結末になってしまったとしても、どうか私の物語に気付いてください。 約束を思い出してください。 私は事件に全てのメッセージを込めました。 もし奇跡が起きるのならば、魔女幻想を打ち破り、魔女の正体が私であると気付けるはずです。 魔女を殺して私に気付いてください。 それが出来ないのならば……爆弾で島もろともふきとばし、あの世の黄金郷で幸せになりましょう。 どうか私の真実に気付いてください。 どうだろうか。 ヤスの気持ちになって上記の赤字を踏まえて告白文を作ってみたのだが、これならヤスの動機にも一定の理解が出来るのではないかと思う。 もちろん許される行為ではないけども。 」 「妾が今、そなたに思い出すことを要求している罪は、右代宮戦人とベアトリーチェの間のものではない」 「右代宮戦人には、罪がある」 「そなたの罪で、人が死ぬ。 」 「そなたの罪により、この島の人間が、大勢死ぬ。 誰も逃さぬ、全て死ぬ。 」 赤字 まず、戦人の罪というのは6年前使用人の紗音と交わした「迎えに来る」という約束の事で、その後紗音は迎えに来ない戦人の事に心を痛め、その戦人への恋の気持ちをベアト人格に託している。 ベアトが戦人に約束を確認してるのはこの恋の気持ちを紗音人格から託されたためであり、元々は紗音が有していた恋の気持ちなのだ。 次に「そなたの罪で、人が死ぬ。 」「そなたの罪により、この島の人間が、大勢死ぬ。 誰も逃さぬ、全て死ぬ。 」の部分だが、これはEP7の動機考察で非常に重要な部分で、戦人が約束を忘れていた事が原因となって、人が死ぬという結果が起きると言っている。 後半部分の「誰も逃さぬ、全て死ぬ。 」の部分が非常に重要で、「誰も逃げる事が不可能」「全員死亡」これらは明らかに六軒島の爆弾によって全員死んでしまう事を指してる。 という事は戦人が約束を忘れている事が確定すると爆弾が爆発し全員死亡すると読み取れる。 この部分だが、島で爆弾による皆殺しが発生するのは、戦人の罪が原因となってるとするならば、戦人が約束を思い出した場合、あるいは、覚えていた場合は誰も死なない可能性があるのではないか?という推測ができる。 となると、戦人が約束を覚えているのか確認しないといけない事になる。 この一連の赤字は、あくまでも「戦人が約束を忘れていた場合」に発生する事例であって、戦人が覚えていた場合は発生しない可能性がある。 だから実際の六軒島で起きた悲劇が戦人のせいであると確定できるものではないのだ。 EP4の内容とも関連するが、ヤスの目的は2つの人格の恋に決着をつける事だ。 それを目的として事件を起こしており、事件部分はあくまでも「手段」でしかない。 事件そのものが目的ではないのだ。 しかし、EP4のようにルーレットの結果として「ベアトと戦人の恋」が成立しなかった場合、ヤスは爆弾で全員を道連れにして皆殺しを行う。 これは紗音人格、ベアト人格、この2つのどちらも恋が成立しなかった場合に起こるヤスの絶望であり、この時の「爆弾によって全員皆殺し」という選択の気持ちはEP4の約束を忘れられていたと知った時のベアトのあの態度と同じだろうと推測できる。 そして右代宮金蔵の孫、右代宮戦人と戦うためにこのゲームを開催した。 」 「右代宮戦人の母は、右代宮明日夢である。 」 「俺の名は右代宮戦人」 「俺は右代宮戦人だ」 「右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれた。 「そなたは、右代宮明日夢の息子ではない。 」 「右代宮戦人は右代宮明日夢の息子ではないわ。 」 赤字 この部分はEP3の霧江が殺害されるシーンにヒントがあり、霧江と明日夢は同時に出産してると語ってるシーンがある。 霧江が流産し、明日夢が戦人を出産したとされてるが、これは実際は逆なのだ。 霧江が出産し、明日夢の子は死んだ。 赤字の「右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれた。 」は正確には「しかし、生まれた直後流産で死んだ」という意味であり、戦人の別人がそのまま生きて存在してるという意味ではない。 出産後死んでるのだ。 戦人は霧江の実の息子なのである。 それはEP8のクイズに正解すると留弗夫から明かされる。 手作りというのは仕事の忙しい楼座がついた嘘だったのだ。 今から私が、あなたを殺します。 」 「そしてたった今。 この島にはあなた以外誰もいません。 この島で生きているのは、あなただけです。 島の外の存在は一切干渉できません。 」 「この島にあなたはたった一人。 そしてもちろん、私はあなたではない。 なのに私は今、ここにいて、これからあなたを殺します。 」 赤字 「第4のゲーム、第九の晩。 そして、誰も生き残れはしない。 」 「土は土に。 幻は幻に。 ……虚構は猫箱に閉ざされることで、真実となる。 」 「私は、だぁれ……?」 「幻は、幻に。 ……約束された死神は、魔女の意思を問わずに、物語に幕を下ろす。 」 戦人しか人間が存在しないのに、戦人はこれから殺されるという。 その正体こそEP1からの24時を迎えると誰も生き残れないという設定の正体なのだ。 地下貴賓室の黄金の部屋の時計と連動している爆薬の事だ。 ベアトリーチェの心臓として出題される最後の謎のシーンで非常に重要な部分がある。 磔にされたベアトは「今からすべてを晒すから殺してくれ」と懇願する。 心臓を晒すからと。 ここからのシーンが非常に重要で、できれば読み返して欲しいのだが、ベアトが両手を上に掲げると光が集まって来る。 しかし右手から光が消え、右手を下げ、左手は上に掲げたままという描写がされる。 この一連の描写部分について裏お茶会でラムダが「右手を下ろしたの気付いてた?」とベルンに言い、ベルンは「ああ、あれはそういう意味だったの」と言ってる。 ラムダが続いて「まだあの子はどぎつい奥の手を隠してるわよ」と言ってるが、これらの部分から分かるように、ベアトリーチェの心臓とは厳密に言えば2つあるのが分かる。 左手を掲げたまま出題された「私はだぁれ?」というのがその内のひとつである爆弾の事だ。 直前に右手を下ろす事によってベアトは、心臓の片方である「同一人物トリック」を隠したのだと分かる。 一連の描写はそういう意味で、ベアトリーチェの心臓というのは最後に全員を皆殺しにする爆弾と、紗音、嘉音、ベアトの同一人物トリックの2つの事を指すのだ。 これを踏まえれば、EP3の後半のベアトリーチェの心臓の意味が分かると思う。 絵羽の銃の暴発によって目を負傷した朱志香は、南條殺害後に嘉音によって誘導されカーテンに隠れる。 あの部屋をベアトが守り、エヴァによって最後心臓を晒されるが、あのシーンは南條を殺害したヤスが嘉音のフリをして朱志香を誘導し、最終的に絵羽によってヤスは射殺されるという部分の魔法解釈の描写と推測できる。 なぜあそこにベアトリーチェの心臓が描写されたのかは、上記で説明した「ベアトリーチェの心臓とは同一人物トリックの事も指す」という部分に由来してると思われる。 ・98年世界での南條の息子の話 縁寿が南條の息子を訪ねた時にカードの話が出る。 ヤスが遺族に送った一億円のキャッシュカードだが、気になるのは南條の差出人名でわざと存在しない住所に送っている部分だ。 確実に返送される事を目的にしていて、いつ返送されるのかは郵便局次第で不確定という話が出てくる。 事件前に消印があり、縁寿たちは事件前に到着させたくなかったのではないか、と言っている。 ではなぜ期日指定郵便にしなかったのかだが、これはヤスが確実な方法を嫌うからだ。 ヤスはEP1の最初の園芸倉庫の時のように譲治に中に入られると死体が無い事を看破されてしまうような危険な綱渡りをしており、確実な方法を取らず危険をあえて冒している部分がある。 それが、運命に身を任せ自分の運命をルーレットに託すという行為であり、バレたならバレたでその運命を受け入れるというヤスの気持ちなのだ。 この郵便も事件後配達日に期日指定にすると確実に事件後に渡ってしまう。 ヤスは事件後に配達される可能性と事件前に配達されてしまう可能性の2つが欲しかったのだ。 事件前に配達され、それが事件前に右代宮家で話題になり、事件を起こせなくなってしまっても、それはそれで受け入れるという事なのだ。 そういったあらゆる危険の中で奇跡的なルーレットの目が出る事を祈っていたのだ。 南條の息子の話では銀行に入った時には緑ランプが20個は付いていたと言っており、その数から、爆薬で皆殺しをしてしまった場合に犠牲者に関連する遺族全員に謝罪のお金を送っていたものと思われる。 ・紗音が語る黄金郷 事件部分の紗音が囚われているシーンで紗音が黄金郷に行った事があると語っている。 嘉音が驚いてその詳細を聞くシーンだが、これはEP7で出てきたベアトに招かれたお茶会の事だと思われる。 ・ラムダデルタの誤解 ベアトがやる気を失ってしまった後のシーンでラムダが「戦人に勝って屈服させたいんでしょう?」と言ってる場面がある。 ここからラムダはベアトの本当の目的を知らないものと思われる。 EP5でラムダがゲームマスターになり、ベアトの事件に似せて事件を展開させるが、ラムダが本当のベアトの目的を知らないために、ベアトでは絶対にやらない事をやってしまっている。 碑文が解かれても事件が起こる部分はそうであり、EP3のようにイレギュラーな場合ではなく、今回は一族全員にも碑文を解いた事を知らせているし、イレギュラーな目的で殺人をやった絵羽のような人物もいない。 夏妃に容疑を被せるといった行為もベアトにとっては意味はなく目的でもない。 ラムダとベアトの認識の違いを感じさせるセリフがここなのだ。 ・愛が無ければ真実は見えない 98年のシーンで小此木社長により語られるこの言葉。 「異なる2つの視点から物事を見る」という考え方で、うみねこ自体にとってもベアトを殺人者と見るか、そうでないかと見るかという問いかけとも連動する。 愛ある解釈で物事を見る事こそがうみねこの世界では正解であり、ベアトの動機を考える時にもこれは重要だ。 ・メッセージボトル 縁寿と大月教授のシーンでメッセージボトルについての話が出る。 漁師が拾った物と警察が押収した物の2種類あり、それぞれ内容は違う。 しかし事件前日から始まり全員死亡で終わる部分は一緒だという。 EP1は既にこの内の1本と判明している。 EP2が警察の押収した物と誤解されやすいのだが、EP2は事件前日ではなく紗音と譲治の恋の話から始まってる事や、EP6での八城十八の話からEP3~6は彼女の偽書と判明していて、八城十八が「偽書を通して自分が伝えたいのは、真相に至った自分なりの愛の解釈の表現である」と語りながらEP2の黄金のブローチの話にも触れている。 作中で「伊藤幾九郎の偽書はEP3のBanquestが初作」「八城十八は異なるペンネームで複数の出版社で同時に大賞を受賞している」という情報が出ているので、「伊藤幾九郎以外のペンネームで偽書を書いている可能性」が否定できない。 総合的に考えてEP2も彼女の偽書だと思われる。 ・あの日真里亞を傷つけなかったら事件は起こらなかった 縁寿が98年の世界で真実を知るための旅で出てくるセリフだ。 魔法についての説明で真里亞は辛い現実を魔法によって幸せな解釈に変える事ができると説明されている。 しかし、幼い縁寿によって否定され、母にさくたろうを殺されて以来、真里亞の魔法は邪悪な物に変貌していき、どうやって相手を呪い殺すか、みたいな物騒な物に変わっていく、と説明されている。 縁寿が真里亞を否定せず、真里亞が縁寿に教えたような白い魔法を持ち続けていたならば、六軒島でベアトと友達だった真里亞はベアトにもそれを教えてあげられた可能性があるという事だろう。 ベアトの魔法は真里亞に認められて初めて存在している。 他人に認めてもらって存在できる魔法であり、真里亞のように自分の中から生み出すだけで成立する物ではないのだ。 要するにつらい現実を受け止める心をベアトが持てる可能性が真里亞の魔法の思想だったのだと思われる。 EP4は86年のゲーム盤世界と98年の現実世界両方とも偽書の描写であり、EP4全編通して描かれている縁寿も当然現実世界の幾子が文章で描いている偽書内の人物だ。 この世界構造の考察についてはEP6で詳しくやっているので参照してほしい。 EP4の中盤でラムダは縁寿に「戦人が戻って来るのは86年の6歳の縁寿の元であって、18歳の縁寿の元ではない」という冷酷な事実を告げている。 つまり、ベアトのゲーム盤で例え戦人が勝利をしたとしても、あの偽書の縁寿には戦人は帰って来ないのだ。 後半に縁寿の心の叫びである赤字が出るが、非常に大事な部分があるので抜粋する。 赤字 「早く帰ってきて、お兄ちゃんッ!! 私を独りぼっちにしないでッ!!!」 「私よ、縁寿よ…!! お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、誰も帰ってこないッ!! 寂しいよ!! お願いだからッ、早く帰ってきてッ!」 「そうよ、縁寿よ!! 誰も帰って来ない世界の右代宮縁寿…!! ………私の家族は全て、あの日の六軒島から帰って来ない…!!」 「目の前のあの魔女が、家族を全て、お兄ちゃんさえも奪い取ってしまった…! ………お兄ちゃんだけが、あいつをやっつけられる!!あいつをやっつけて…!!そして、家族を取り戻して!! そして、………私のところに帰ってきて……!!!」 赤字 注目なのは「そうよ、縁寿よ!! 誰も帰って来ない世界の右代宮縁寿…!!」という部分だ。 結局この偽書の縁寿は最終的に98年の六軒島で死亡してしまう。 エンドロールに98年に死亡と書かれている。 つまり、冒険の末死んでいったあの偽書の縁寿は結局生きている間に家族と会う事は出来なかった。 しかし、EP8の魔法EDの黄金郷に縁寿がいる事から分かるように、あの世の黄金郷で最終的に家族と会うことはできたわけだ。 ここで大切なのはこのEP4の物語は、98年の本当の現実世界で縁寿がネットで見ているという事だ。 本当の現実世界の縁寿は、ネットで話題になっていた伊藤幾九郎の偽書を読んで最終的に気持ちの整理をつけたはずで、EP4をネットで読んでいた時に、最初はそれほど注目して読んではいなかったのかもしれないが、読み進める内に真里亞の魔法の思想や、上記の偽書の縁寿のセリフを読んで「現実世界の縁寿」と「幾子の描く偽書の世界の縁寿」の気持ちが完全にリンクしてしまったのではないかと思われる。 縁寿は思ったはずだ。 なぜこの偽書の作者は私の気持ちがこんなに分かるんだろうかと。 六軒島の事件以来、寂しく孤独に生きてきた縁寿にとって、偽書の中で自分の気持ちそのものを代弁してくれている偽書の縁寿を見て、偽書から目が離せなくなっていったことが推測できる。 現実世界の縁寿から見ると、偽書の中の縁寿には結局兄は帰って来ないが、六歳の縁寿の元には帰って来る可能性があるという部分を、自分の事のように思ってしまった、あるいは願ってしまったという側面があるはずだ。 現実世界の縁寿が兄である十八に会うというハードルは実はかなり高い。 縁寿が作家になった事がキッカケで2人は再会するので、「真実を追い求め続ける事」「幼少期に絵羽と悲しみを分かち合いお互いを認めて、幸せに暮らす」というようなケースの場合、結果的に縁寿が作家を目指さなくなるので2人は再会できない。 縁寿が偽書を通して心の整理をつけ、真里亞の魔法の思想を理解し、それを世間の人に広めたいと願って作家になった先にしか2人の再会はないのだ。 最終的な物語の締めくくりとして、現実の縁寿も偽書の縁寿もハッピーエンドと言える結末をEP8で迎えるので、この辺の現実と偽書世界の関連性は非常に大事であると同時に、そういう視点で本編を読むと凄く面白い。 六軒島に向かうシーンで縁寿が実に奇妙なセリフを言っている。 縁寿は魔法によって7姉妹を呼び出しているが、これは普通に解釈すれば縁寿の心の中の妄想だと言える。 だが縁寿は次のようなセリフを言ってるのだ。 「魔法を認めたわけじゃない。 魔法は信じる人には存在する。 私が認めなくても。 誰かが信じたならその人の世界には魔法が存在する。 それは私が魔法を信じたって信じなくたって干渉を受けない」これでは縁寿が7姉妹を召喚してるのは、縁寿以外の人物が縁寿に魔法は存在してると思った事で現れている魔法だという事になる。 縁寿が7姉妹を生み出しているわけではない。 ここに、この98年の世界は現実を元に脚色された八城十八の偽書の中の描写なのではないか?という推測ができる。 六軒島のシーンで7姉妹を呼び出してるシーンは隠れてた天草が遠くから狙撃してたとして説明がつくが、前述した魔法描写自体縁寿が呼び出してるわけではないという説明から、ここも含め一連の98年の描写は現実を元に書かれた偽書描写なのではないかと思われる。 EP4は現実世界やゲーム盤のメタ世界に視点が頻繁に切り替わるが、縁寿がさくたろうを届けに真里亞に会いに行くという部分と、メタ世界での黄金郷でのさくたろうの復活、また両方の世界のマモンの態度から、どちらの世界も完全にリンクしている。 EP4お茶会のエンドロールの縁寿の所に「1998年に死亡」とあり、98年の縁寿はあの六軒島の攻防の後、天草によって殺害されたものと思われる。 縁寿が遺産を相続した事により、右代宮グループの株をどうするのか注目されており、縁寿を殺すことで問題を解決しようとしていた動きもあり、EP4では冒険の末、殺されてしまった縁寿の話と、86年の世界で戦人のために一緒に戦う縁寿の話をリンクさせた八城十八の偽書描写と思われる。 しかし、現実世界を元に書かれていて、様々な設定は現実に即している物と思われる。 EP8の作家になった縁寿はそもそも飛び降りておらず、その後の天草とも以前に少し会った事があるだけと描写されている。 このEP4の現実世界とEP8のエピローグの世界はリンクしていないのだ。 このEP4までのゲーム盤で戦人は一度も紗音と嘉音を同時に見ていない。 探偵の主観が保障されてるシーンでは同時には出ず、探偵でない人物の主観や3人称の地の文では紗音と嘉音は同時に出てきており、これは嘘の描写と判別がつかないので意味が無い。 EP1~4一貫して戦人の前には同時に出てこないようになってるのだ。 同一人物という設定が確定できる部分はEP6に明確にあるのでそこで詳しく説明するがそもそも、1人の人物が複数人格を持っており、変装によって切り替えているというのは可能なのか?と考えると、ゲーム盤の世界というのがそもそも何なのかというのを考える必要がある。 EP1はワインボトルに入ったノート片であり、EP2~4も幾子による偽書である。 これはそもそも作中では文字の媒体で存在しており、文字で「紗音は~」とか「嘉音は~」と書かれていて、映像による見た目の描写を前提にしていないのだ。 なぜ変装によって複数人物を演じてバレないのか?という根本的な問題は、これは論理パズルを前提にした小説の設定だからという事で説明できる。 「ヤスの紗音、嘉音、ベアトの変装は誰にも見破る事ができない」という設定でヤスや十八が物語を描いているのである.

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