村 又 さん の 秘密。 cdn.gifpop.io:カスタマーレビュー: 村又さんの秘密 (メガストアコミックス)

村又さんの秘密1巻はzipやrarではもう無料で読めないの?

村 又 さん の 秘密

「先生の作品、『漫画村』で読んだんですけど、次に出るのはいつですか」 さるイベントで著者にそう話しかける若者が……。 周囲は著者の顔をまともに見られず、場を沈黙が支配したという。 コンテンツはタダであれ、というスタンスの人たちのことを指します。 金を出して買うなんてバカだ、と。 今は消滅しましたが、『はるか夢の址(あと)』という、日本最大級の海賊版グループが運営していたサイトの宣伝文には、こうありました。 コロナ禍でほとんど注目されなかったが、著作権法の改正案が議論され、この6月5日に成立した。 これはそんな「タダ読み」を防ぐための一手とも言える法律なのである。 「少しずつですが、これで海賊版の問題が解決に向かえばいいな、と思うばかりです」 と言うのは、マンガ家の里中満智子さん。 『天上の虹』などのヒット作で知られる里中さんは、日本漫画家協会の理事長として海賊版対策に尽力してきた。 「若いマンガ家さんのチャレンジが違法サイトで閉ざされてしまうのは残念でなりません。 これを機に、読者の方々も面白いマンガを読みたいならば、健全なサイトで読んで、作者を支えていただきたい」 「海賊版」の被害が広く知られるようになって久しい。 前出の出版広報センターによると、国内での総被害額は2013年度で年間500億円(経産省の調査)。 昨年、摘発され、大きな話題となった「漫画村」による被害額は実に3200億円、前出の「はるか夢の址」のそれも731億円となる。 これだけの金額分のマンガがタダで読まれてしまったということになる。 海賊版といってもさまざまな類型がある。 例えば、「オンラインリーディングサイト」。 「漫画村」が代表で、サイトにアクセスするとストリーミングで作品が読める。 「漫画村」で注目を集めたが、もともと数は少ない。 他方、日本で一貫して主流となっているのが「リーチサイト」である。 「はるか夢の址」がそれだ。 サイトにマンガはなく、リンクが張ってある。 ユーザーは自分が読みたい作品のリンクをクリックすると、ネット上の「貸し金庫」である「サイバーロッカー」にジャンプ。 そこに違法にアップロードされたマンガをダウンロードして読む、という仕組みだ。 その他にもYouTubeなどにマンガを紙芝居化して投稿する「動画投稿サイト」、「ネタバレサイト」、「P2P」、「詐欺サイト」など、あの手この手の類型がある。 今度の改正案が狙い撃ちにしたのは、このうち主流を占める「リーチサイト」。 海賊版に利用者を誘導する行為そのものを規制した。 また、ユーザーについても、違法ダウンロードを禁止。 ネット上に無断掲載されたマンガなどを、海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法とし、悪質な場合は刑事罰も科されることに。 これまで映像と音楽に限定されていた規制対象が拡大されたのである。 天才が筆を折る 本来、ネットの世界は自由が基本。 それに規制を加えることには反対論もあった。 実際、改正案は昨年、一度企図されたものの、「ネット利用の萎縮を招く」と国会への提出が見送られた経緯がある。 今回は大幅な修正を加えられてようやく成立したのだ。 なぜ、ネットの世界をそこまでして規制しなければならなかったのか。 こうした甚大な被害の防止はもちろんだが、それに加えて、いや、何より、 「あなたが海賊版サイトを利用することによって、マンガ家さんの収益が減り、新たな作品が生まれなくなる可能性がある。 これが最も重要な点なのです」 と解説するのは、前出の伊東座長である。 「例えば、『漫画村』が一番ひどい時に発売された複数のコミックスを調べたところ、売り上げが2割くらい落ちていたことがわかりました。 『漫画村』の影響がない時期に、あるコミックスの10巻の売り上げが〇円あったとして、『漫画村』の影響をもろに受けた11巻のそれが2割落ちる。 で、閉鎖された直後に発売された12巻の数字は元に戻る。 部数に谷間ができたのです」 大部数が売れている売れっ子マンガ家であれば、2割の収入減は痛手には違いないが、食べるのには困らないであろう。 しかし、 「問題は、これからのマンガ家さんなのです」(同) 例えば、コミックスがそれなりに売れて月収20万円のマンガ家がいるとする。 「そのマンガ家さんが海賊版のために2割収入が減って月収16万円になるとしましょう。 そうなると、もう食べていけないから、他の職業に就くとか、田舎に帰るとかする人も出てくる。 でも、もしかすると、そういう若手のマンガ家さんの中に、2年後、3年後、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』を描くような天才がいるかもしれない。 それが『漫画村』のせいで筆を折ってしまったかもしれない。 これからも海賊版のためにそのような可能性があるのです」(同) 海賊版が読まれても、収益は何も生み出さない「海賊」たちのものになり、マンガ家には一切還元されない。 日本書籍出版協会調査部の川又民男部長も言う。 「例えば単価が千円とか1500円する、高価格帯で少部数の単行本作品を描き、創作活動を維持しているマンガ家さんもいる。 そうした下積みの中から出てくるすごい才能もいるんです。 しかし、それが海賊版のために売り上げが500部や千部減れば、どうなるのか。 これから新しい天才的な作品を生み出すかもしれない人が筆を折ってしまうというのは、非常に衝撃的なことであると思います。 こうして海賊版で若手の才能が潰れていくと、マンガを始めとする日本のコンテンツ市場全体に深刻なダメージを与えてしまう。 「以前の海賊版は牧歌的なもので、日本のサーバーやプロバイダーを使っていたため、注意されれば止める、というレベルでした。 それが本格的な犯罪ビジネスとなってきたのは、2010年頃からでしょうか」 と語る伊東座長は出版最大手のひとつ、「集英社」の社員として自社作品の海賊版対策に携わっているが、 「当初は私1人で、各海賊版サイトなどに削除要請を行っていました。 しかし、サイトも掲載される作品数も増える一方。 最高でひと月6千件の削除要請をしたことがあります。 月に20日勤務するとして、1日300件。 さすがに腱鞘炎になりました」 その後、FacebookやTwitterなどのSNSや、YouTubeに作品を無断でアップする人が増え、それへの対応も迫られる。 こうした海賊版の跳梁に伴って、各社は自前の対策では間に合わず、侵害対策会社に業務を委託するケースが多くなった。 出版社30社の合計で、年間200万件ほどの削除要請を行い、それに応じない悪質なサイトには、対策会社からサーバーやプロバイダーにも要請するなどして対応しているという。 それでもダメなら、 「法的措置に出る場合もあります。 しかし、海賊版はみな、日本ではなく、海外のサービスを使っているんです。 海外で法的アクションを起こすと、弁護士費用などであっという間に数百万円単位のお金がかかる。 削除せよ、との要請に応じないのであれば、現地の国で裁判を起こすしかありません。 しかし、例えば、ウクライナやカザフスタンで裁判を起こすとなると、それはまた大変ですから、断念せざるを得ないこともある。 1個のサイトを潰すのに、500万〜1千万円かかるとして、それを20個潰せば終わりが見えてくるのなら頑張りますが、1個潰せばまた新しいのが出てくるという繰り返し。 なかなか追いつかない」(同) 実際、海賊版サイトの摘発逃れの手法は手が込んでいる。 例えば、「MioMio」という海賊版サイトは、中国で運営されていた。 そこで日本サイドが中国で行政処分を求めたところ、それを避けるため、すぐに中国国内で見られないようにサイトをブロックしたという。 あるいは、「Anitube」なるサイトは、運営者はブラジル在住、サーバーはアメリカ、ドメイン登録はスウェーデン、メインの視聴者は日本人という、実に複雑な形をとって、追及の手を逃れようとしていた。 両者とも既に閉鎖されたが……。 前出、書籍出版協会の川又部長も言う。 「こうして出版社は年間200くらいのサイトを潰しています。 それでも、いたちごっこのように新しいサイトが出来るので、数が減っているという感覚はまったくありません。 何年経っても常に同じ数の海賊版サイトがあるというイメージです。 悪質なサイトについては、刑事罰を与えるべく、警察と連携して動いていますが、摘発までは1〜2年もかかるというイメージ」 その間にも、権利の侵害は確実に進んでいくのである。 「私の会社では、売れ筋のものを中心に、年間100万円超を掛けて海賊版対策をしていますが……」 とは、冒頭の中堅出版社のマンガ編集者。 「対策業者は、AIを用いて24時間365日、web上をパトロールする。 そして、権利侵害があれば、自動的に削除要請を行うのです。 実際に削除されるのは7割くらいでしょうか。 それでも漏れたサイトについては、手作業で行っています。 問い合わせ窓口がどこか調べ、そこに英語で削除要請を送り、無視されればまた送り……の繰り返し。 年間100件にもなるでしょうか。 大変な負担です」 が、それでも対応せざるを得ないという。 「金銭的な被害もそうですが、海賊版が放置されているとわかれば、著者の執筆意欲が下がると同時に、出版社の信頼にも関わる。 それは確実に作品に響いてきます。 また、若手の作家にとって、次の作品を生み出せるかどうかは、単行本や電子版がどこまで売れるかの数字にかかっている。 逆に言えば、海賊版によって、部数やダウンロード数が下がれば、その作家の未来が断たれる可能性もあるのです。 そして何より、海賊版を放置することは、きちんとお金を出して買ってくださる読者の方々に対して、申し開きが立ちません」(同) 才能に取り付いたヒル 本来、作家の創作活動のサポートをするのが本業の編集者が、一方で海賊版対策に忙殺されるという現状がある。 しかし、もちろん、最大の被害者は、権利を侵害されるマンガ家自身だ。 「海賊版には、正直、はらわたが煮えくり返る思いです」 と憤りを隠さないのは、『ラブひな』などのヒット作で知られる、マンガ家の赤松健氏。 赤松氏は日本漫画家協会の常務理事で、「著作権部」の責任者も務めている。 「私の作品も、発売の翌日には海賊版にアップされている。 4カ月かかって描いて、その苦労が台無しです。 先日、最新刊が出た『鬼滅の刃』に至っては、当日にもうアップされていた。 よく誤解されていますが、『リーチサイト』の『リーチ』とは『届く』という意味ではありません。 『ヒル』(leech)です。 作家の才能に取り付いて血を吸うという意味でも、まさに名は体を表していると思います」 マンガの世界では、一般書籍以上に、電子書籍の売り上げの比率が増している。 「これまで海賊版は紙の本を裁断し、スキャンしてアップしていましたが、今は電子書籍を買って画面をキャプチャーして出すので、楽で早く、また高画質で綺麗になっている。 これではますます読者がマンガを買わなくなってしまいます。 今は電子書籍のみで出版するというマンガ家も少なくないので、彼らにとっては、より被害は甚大です。 海賊版の影響で、売れない、儲からない。 コンビニでバイトしている、廃業を考えている、という人もいます」(同) そして、こう続けるのだ。 「著作権というのは、表現者にとって、存在証明のようなもの。 これを侵す行為は、文化への反逆と言ってもいいでしょう」 最後に、里中さんが言う。 だから、これまでマンガ家も声を上げにくい環境にありました。 でも、もう見て見ぬふりはできないということです。 著作権とは、作者への敬意の表れであり、クリエイターのモチベーションの基盤。 これが崩れては表現の世界が成り立たなくなってしまう。 私たちが深みと歓びある人生を送るためにも、海賊版は許してはならないし、決して利用してはならないと思います」 「リーチサイト」の譬えにならえば、その「ヒル」たちを肥え太らせているのは、我々の安易なワンクリック。 それが巡り巡ってこの社会や文化を破壊し、自らの身を細らせるということは、十分肝に銘じておくべきであろう。 「週刊新潮」2020年6月18日号 掲載 外部サイト.

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村 又 さん の 秘密

「先生の作品、『漫画村』で読んだんですけど、次に出るのはいつですか」 さるイベントで著者にそう話しかける若者が……。 周囲は著者の顔をまともに見られず、場を沈黙が支配したという。 コンテンツはタダであれ、というスタンスの人たちのことを指します。 金を出して買うなんてバカだ、と。 今は消滅しましたが、『はるか夢の址(あと)』という、日本最大級の海賊版グループが運営していたサイトの宣伝文には、こうありました。 コロナ禍でほとんど注目されなかったが、著作権法の改正案が議論され、この6月5日に成立した。 これはそんな「タダ読み」を防ぐための一手とも言える法律なのである。 「少しずつですが、これで海賊版の問題が解決に向かえばいいな、と思うばかりです」 と言うのは、マンガ家の里中満智子さん。 『天上の虹』などのヒット作で知られる里中さんは、日本漫画家協会の理事長として海賊版対策に尽力してきた。 「若いマンガ家さんのチャレンジが違法サイトで閉ざされてしまうのは残念でなりません。 これを機に、読者の方々も面白いマンガを読みたいならば、健全なサイトで読んで、作者を支えていただきたい」 「海賊版」の被害が広く知られるようになって久しい。 前出の出版広報センターによると、国内での総被害額は2013年度で年間500億円(経産省の調査)。 昨年、摘発され、大きな話題となった「漫画村」による被害額は実に3200億円、前出の「はるか夢の址」のそれも731億円となる。 これだけの金額分のマンガがタダで読まれてしまったということになる。 海賊版といってもさまざまな類型がある。 例えば、「オンラインリーディングサイト」。 「漫画村」が代表で、サイトにアクセスするとストリーミングで作品が読める。 「漫画村」で注目を集めたが、もともと数は少ない。 他方、日本で一貫して主流となっているのが「リーチサイト」である。 「はるか夢の址」がそれだ。 サイトにマンガはなく、リンクが張ってある。 ユーザーは自分が読みたい作品のリンクをクリックすると、ネット上の「貸し金庫」である「サイバーロッカー」にジャンプ。 そこに違法にアップロードされたマンガをダウンロードして読む、という仕組みだ。 その他にもYouTubeなどにマンガを紙芝居化して投稿する「動画投稿サイト」、「ネタバレサイト」、「P2P」、「詐欺サイト」など、あの手この手の類型がある。 今度の改正案が狙い撃ちにしたのは、このうち主流を占める「リーチサイト」。 海賊版に利用者を誘導する行為そのものを規制した。 また、ユーザーについても、違法ダウンロードを禁止。 ネット上に無断掲載されたマンガなどを、海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法とし、悪質な場合は刑事罰も科されることに。 これまで映像と音楽に限定されていた規制対象が拡大されたのである。 天才が筆を折る 本来、ネットの世界は自由が基本。 それに規制を加えることには反対論もあった。 実際、改正案は昨年、一度企図されたものの、「ネット利用の萎縮を招く」と国会への提出が見送られた経緯がある。 今回は大幅な修正を加えられてようやく成立したのだ。 なぜ、ネットの世界をそこまでして規制しなければならなかったのか。 こうした甚大な被害の防止はもちろんだが、それに加えて、いや、何より、 「あなたが海賊版サイトを利用することによって、マンガ家さんの収益が減り、新たな作品が生まれなくなる可能性がある。 これが最も重要な点なのです」 と解説するのは、前出の伊東座長である。 「例えば、『漫画村』が一番ひどい時に発売された複数のコミックスを調べたところ、売り上げが2割くらい落ちていたことがわかりました。 『漫画村』の影響がない時期に、あるコミックスの10巻の売り上げが〇円あったとして、『漫画村』の影響をもろに受けた11巻のそれが2割落ちる。 で、閉鎖された直後に発売された12巻の数字は元に戻る。 部数に谷間ができたのです」 大部数が売れている売れっ子マンガ家であれば、2割の収入減は痛手には違いないが、食べるのには困らないであろう。 しかし、 「問題は、これからのマンガ家さんなのです」(同) 例えば、コミックスがそれなりに売れて月収20万円のマンガ家がいるとする。 「そのマンガ家さんが海賊版のために2割収入が減って月収16万円になるとしましょう。 そうなると、もう食べていけないから、他の職業に就くとか、田舎に帰るとかする人も出てくる。 でも、もしかすると、そういう若手のマンガ家さんの中に、2年後、3年後、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』を描くような天才がいるかもしれない。 それが『漫画村』のせいで筆を折ってしまったかもしれない。 これからも海賊版のためにそのような可能性があるのです」(同) 海賊版が読まれても、収益は何も生み出さない「海賊」たちのものになり、マンガ家には一切還元されない。 日本書籍出版協会調査部の川又民男部長も言う。 「例えば単価が千円とか1500円する、高価格帯で少部数の単行本作品を描き、創作活動を維持しているマンガ家さんもいる。 そうした下積みの中から出てくるすごい才能もいるんです。 しかし、それが海賊版のために売り上げが500部や千部減れば、どうなるのか。 これから新しい天才的な作品を生み出すかもしれない人が筆を折ってしまうというのは、非常に衝撃的なことであると思います。 こうして海賊版で若手の才能が潰れていくと、マンガを始めとする日本のコンテンツ市場全体に深刻なダメージを与えてしまう。 「以前の海賊版は牧歌的なもので、日本のサーバーやプロバイダーを使っていたため、注意されれば止める、というレベルでした。 それが本格的な犯罪ビジネスとなってきたのは、2010年頃からでしょうか」 と語る伊東座長は出版最大手のひとつ、「集英社」の社員として自社作品の海賊版対策に携わっているが、 「当初は私1人で、各海賊版サイトなどに削除要請を行っていました。 しかし、サイトも掲載される作品数も増える一方。 最高でひと月6千件の削除要請をしたことがあります。 月に20日勤務するとして、1日300件。 さすがに腱鞘炎になりました」 その後、FacebookやTwitterなどのSNSや、YouTubeに作品を無断でアップする人が増え、それへの対応も迫られる。 こうした海賊版の跳梁に伴って、各社は自前の対策では間に合わず、侵害対策会社に業務を委託するケースが多くなった。 出版社30社の合計で、年間200万件ほどの削除要請を行い、それに応じない悪質なサイトには、対策会社からサーバーやプロバイダーにも要請するなどして対応しているという。 それでもダメなら、 「法的措置に出る場合もあります。 しかし、海賊版はみな、日本ではなく、海外のサービスを使っているんです。 海外で法的アクションを起こすと、弁護士費用などであっという間に数百万円単位のお金がかかる。 削除せよ、との要請に応じないのであれば、現地の国で裁判を起こすしかありません。 しかし、例えば、ウクライナやカザフスタンで裁判を起こすとなると、それはまた大変ですから、断念せざるを得ないこともある。 1個のサイトを潰すのに、500万〜1千万円かかるとして、それを20個潰せば終わりが見えてくるのなら頑張りますが、1個潰せばまた新しいのが出てくるという繰り返し。 なかなか追いつかない」(同) 実際、海賊版サイトの摘発逃れの手法は手が込んでいる。 例えば、「MioMio」という海賊版サイトは、中国で運営されていた。 そこで日本サイドが中国で行政処分を求めたところ、それを避けるため、すぐに中国国内で見られないようにサイトをブロックしたという。 あるいは、「Anitube」なるサイトは、運営者はブラジル在住、サーバーはアメリカ、ドメイン登録はスウェーデン、メインの視聴者は日本人という、実に複雑な形をとって、追及の手を逃れようとしていた。 両者とも既に閉鎖されたが……。 前出、書籍出版協会の川又部長も言う。 「こうして出版社は年間200くらいのサイトを潰しています。 それでも、いたちごっこのように新しいサイトが出来るので、数が減っているという感覚はまったくありません。 何年経っても常に同じ数の海賊版サイトがあるというイメージです。 悪質なサイトについては、刑事罰を与えるべく、警察と連携して動いていますが、摘発までは1〜2年もかかるというイメージ」 その間にも、権利の侵害は確実に進んでいくのである。 「私の会社では、売れ筋のものを中心に、年間100万円超を掛けて海賊版対策をしていますが……」 とは、冒頭の中堅出版社のマンガ編集者。 「対策業者は、AIを用いて24時間365日、web上をパトロールする。 そして、権利侵害があれば、自動的に削除要請を行うのです。 実際に削除されるのは7割くらいでしょうか。 それでも漏れたサイトについては、手作業で行っています。 問い合わせ窓口がどこか調べ、そこに英語で削除要請を送り、無視されればまた送り……の繰り返し。 年間100件にもなるでしょうか。 大変な負担です」 が、それでも対応せざるを得ないという。 「金銭的な被害もそうですが、海賊版が放置されているとわかれば、著者の執筆意欲が下がると同時に、出版社の信頼にも関わる。 それは確実に作品に響いてきます。 また、若手の作家にとって、次の作品を生み出せるかどうかは、単行本や電子版がどこまで売れるかの数字にかかっている。 逆に言えば、海賊版によって、部数やダウンロード数が下がれば、その作家の未来が断たれる可能性もあるのです。 そして何より、海賊版を放置することは、きちんとお金を出して買ってくださる読者の方々に対して、申し開きが立ちません」(同) 才能に取り付いたヒル 本来、作家の創作活動のサポートをするのが本業の編集者が、一方で海賊版対策に忙殺されるという現状がある。 しかし、もちろん、最大の被害者は、権利を侵害されるマンガ家自身だ。 「海賊版には、正直、はらわたが煮えくり返る思いです」 と憤りを隠さないのは、『ラブひな』などのヒット作で知られる、マンガ家の赤松健氏。 赤松氏は日本漫画家協会の常務理事で、「著作権部」の責任者も務めている。 「私の作品も、発売の翌日には海賊版にアップされている。 4カ月かかって描いて、その苦労が台無しです。 先日、最新刊が出た『鬼滅の刃』に至っては、当日にもうアップされていた。 よく誤解されていますが、『リーチサイト』の『リーチ』とは『届く』という意味ではありません。 『ヒル』(leech)です。 作家の才能に取り付いて血を吸うという意味でも、まさに名は体を表していると思います」 マンガの世界では、一般書籍以上に、電子書籍の売り上げの比率が増している。 「これまで海賊版は紙の本を裁断し、スキャンしてアップしていましたが、今は電子書籍を買って画面をキャプチャーして出すので、楽で早く、また高画質で綺麗になっている。 これではますます読者がマンガを買わなくなってしまいます。 今は電子書籍のみで出版するというマンガ家も少なくないので、彼らにとっては、より被害は甚大です。 海賊版の影響で、売れない、儲からない。 コンビニでバイトしている、廃業を考えている、という人もいます」(同) そして、こう続けるのだ。 「著作権というのは、表現者にとって、存在証明のようなもの。 これを侵す行為は、文化への反逆と言ってもいいでしょう」 最後に、里中さんが言う。 だから、これまでマンガ家も声を上げにくい環境にありました。 でも、もう見て見ぬふりはできないということです。 著作権とは、作者への敬意の表れであり、クリエイターのモチベーションの基盤。 これが崩れては表現の世界が成り立たなくなってしまう。 私たちが深みと歓びある人生を送るためにも、海賊版は許してはならないし、決して利用してはならないと思います」 「リーチサイト」の譬えにならえば、その「ヒル」たちを肥え太らせているのは、我々の安易なワンクリック。 それが巡り巡ってこの社会や文化を破壊し、自らの身を細らせるということは、十分肝に銘じておくべきであろう。 「週刊新潮」2020年6月18日号 掲載 外部サイト.

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村 又 さん の 秘密

「表紙」「HOT LOVE NOVEL」キチロク ICHICO 今月の表紙、のトが強すぎて好きなんですよねぇ。 目に入る度に笑いそうになるというか。 テンション高すぎるというか、圧が強いw もちろん絵としては可愛いし、エロいんですが、それ故にオモシロへの振り幅も大きい。 んで、ノベル。 エロ配信ということで面白かったんですが、ヒロインのセリフが実況なんですよね。 説明的。 まぁ、割とこのコーナーのセリフは実況的、説明的になりがちなんですが(当たり前です)。 その中でも実況口調が設定にハマってる。 それと、今回の特色として心の声。 セリフ、地の文、さらにはモーグ。 今回が唯一とは言いませんが、今回かなり多い。 配信中の実況セリフと、その内心ということですね。 ボイスドラマとしての魅力も増すと思いますし、かなり良かったです。 あと、男が顔は隠すがチンコは見える、という構図がすごい面白かったです。 ヒロインの顔で男の顔を隠す。 カメラが限定されてるシチュエーションならではのオモシロもありますよね。 『Morpho』 冒頭4ページがカラー。 先生とヒロインがやってて、カラーの段階では関係性が謎。 そして、印象的に映り込む背景の蝶の標本ですよね。 これがラストシーンに繋がってくるんだからヤバイですね。 うまいことしやがる。 要するに生を完全に支配された彼女を暗示してるモノとしての標本ですね。 オープニングの時点では細かい設定は分かりませんが、イヤな予感だけはハッキリとする。 そんな標本がラストに崩れる。 管理体制が崩れたこと、彼女が少しの自由(意思)を手に入れる、みたいなそんな意味ですかね。 冒頭カラーはとりあえずセックス描いて、モノクロになったら時間を進めて本編仕切り直しってのはよくある構成ですが、そんなカラーに伏線を仕込むんだから見事です。 んで、本編。 中国で伝説となってる桃しか食べずに育った娼婦。 「まさか彼女が……!」といきなり引き込まれました。 牛野先生、前々作の『サラセニア』が幻想的で怪しげ、そして不気味な味わいで傑作だったんですが、今回はその路線をさらに押し進めた感じですかね。 頭では「こんなのダメだろ」と分かるんだけど、その魅力に当てられちゃう感じもある。 この雰囲気は良いなぁ。 すごい好き。 支配してるのが大学の先生ということで、科学的な根拠もあるのだろう、みたいなバランス。 栄養の関係とかあるんで生命として維持できるのか、あんなスタイルを意地できるのか、みたいなリアルさは分からないんですが、作品としてのハッタリとしては効果的だったと思います。 支配だけど、それこそ物心が付く前からの支配なので反抗の意思などもない。 一般的なレイプとはちょっと違うのも面白いですね。 最初から快楽堕ちしてる状態。 性にも積極的で、不幸なのにそのギャップがまた怪しげで良いんですが、そんな不気味さが最後に爆発するのでマジ最高。 避妊しなきゃそらそうやろって話ではあるんですが、ヒロインの描き方(心理描写がほぼゼロ)、そしてオープニングからの標本の伏線ですよね。 ラストで血の気が引く感じにあそこまで迫力を持たせたのが素晴らしいです。 『村又さんの秘密2』 続編やったー! めっちゃ楽しみにしてました。 前作良かったよなぁ。 マジ好き。 スプタンというあまりに飛び道具な設定もそうですが、村又さんのキャター、梶くんのキャター、2人の関係性がもう最高なんですよね。 土台の部分が強いからこの2人だったらいくらでも見てられるし、見てたい。 今回、梶くんの方が童貞じゃなくなったのに童貞感残ってるのが引き立て役として良かったです。 大人な村又さんに翻弄されるとかご褒美すぎるのにそのことに焦りを感じちゃうとかバカ……なんだけど可愛くもあって。 ひょっとしたら童貞感は前話より本話の方が強かったかもしれないw 恋人になった後の話なんですが、職場描写もあったのも嬉しい。 職場での頼れる村又さんってのは大きな魅力じゃないですか。 スーツ姿もそうですし。 そこから飲み会と誕生日という2つの日付を説明しつつ、2人だけの世界へ移行していくくだりとかマジ見事ですよね。 職場、飲み屋、カラオケ、ホテルと場面移動しすぎなんですよ。 それを無理なく処理してるから贅沢。 ガヤガヤとした喧噪が極まったところで村又さんが耳元で……という盛り上がりが最高なんですよ。 耳元のイタズラでスプタンを見せつつ、それが話を動かすキーになって、飲み会の翌日が誕生日で、とエロが始まるまでの助走パートが完璧すぎる。 誕生日だけどデートを違和感なくすっ飛ばしてるのもうまいですよね。 話運びがうまいし、キャラの魅力ヤバいし、エロへの期待もハンパない。 理想的な続編なのではないか。 スプタンを生かすためのアイテムとして、食べられるローション。 『Morpho』の直後に読むと「梶くんは桃の味か……」みたいな変なこと考えちゃうんですが、村又さんの舌に徹底的にフォーカスしたのが素晴らしいですよ。 誕生日なので一方的に村又さんが攻めてくれる、というのも相まって。 乳首、足の指、ケツ、玉とスプタン無双も圧巻でした。 そんなにアイディアあるのか、と驚くばかり。 スプタンの世界、奥深いですねw そんな村又さん無双に対する梶のリアクションがキャラ立ってて良いし、だからこそそのリアクションに対する村又さんのリアクションがまた魅力的になってくるわけで。 攻めて満足そうな表情を見せる村又さんマジ可愛いですよね。 なんやかんやで村又さんもホレまくってる、というのが今回のメインテーマでもあると思うので、その魅力は大きいと思います。 それを引き出した梶くん偉いぞ(謎目線)。 『立てば 座れば牡丹 淫れる姿は毛氈苔』たにし タイトルの圧がすごい。 何言ってるか分からない……と思ったけどよく読むと「毛か!!」とピンとくる。 毛とあるし、苔を体毛に例えるのも面白い。 ただ、知らなかったんですが、毛氈苔って食虫植物なのですね。 そういう意味もあるのか……ってかそっちがメインか。 すごいな、凝ってる。 あと、男の子が可愛いです。 もう1ページ目から可愛い。 なんか最近そっちの好みの傾向がすごい……んですが、本作は仕方ないですよね。 あれで可愛いを狙ってないはウソだぜ。 んで、本作のメインテーマであろう「毛」。 意外と出てくるのが遅いというか、焦らされるんですよね。 まずは男の子の方が全裸になって、ヒロインは半脱ぎ。 男の方がチン毛も生えてないのがナイスですね。 おそらくすね毛も生えてないし、脇毛も怪しい。 要するに毛の有無で2人のキャターの違いを明確にしてる。 本作のメインウェポンであろうヒロインの毛が出てくる前から「毛」作品としての風格を感じます。 「チン毛も生えてないような」はよく使われる表現ですが、やはり本作ではその毛の有無によってショタ性であり、ヒロインの年上感、大人感として毛を表現してるわけで。 最初に見えるヒロインの毛がケツ毛ってのも最高でした。 そこかよw 予期せぬどころで見えちゃった感。 この焦らし演出は見事にハマってましたね。 挿入して下の毛が見え、我慢できなくなりいよいよ上を脱いで脇毛がドーン、という展開が秀逸。 あのモワッとした湿度の表現とかすごい。 あれによって毛が彼女の秘めたる変態性の象徴みたいな意味合いにもなってると思います。 可愛いw あっ、てかラストページですれ違った2人は前作『ラブありラブなしラブラブ』のルなのか。 洒落たことしやがる……と思ったら前作には前々作のルがしてるのであった。 やりおる。 『文豪に猫』水平線 官能小説家とそこに転がり込んだ気まぐれな女の子。 ヒロインが可愛いのは当然なんですが、ロケーション、小説家の書斎が雰囲気あって良いですよね。 男の脳内をそのまま描いたようなゴチャゴチャとした部屋。 何となくスランプなのも伝わってくるし、前提として彼の知識量も感じられる。 ヒロインは「猫」ということで動物的な魅力がすごいんですが、そのギャップですよね。 を男の顔にかけるくだりとか超好きです。 猫だったらシッポであんなことするのかなぁ、みたいな。 知的な存在である男で、知とは無縁で本能的、動物的な魅力で迫ってくるヒロイン。 このストですよ。 あの誘惑に抗えない感じが生々しくて説得力あります。 猫ということでどうしても『我が輩は猫である』を連想してしまったんですが、エロが最も盛り上がる場面で「名前」が出てくるので思わずガッツポーズ。 あそこで名前を呼ぶことで彼女が猫から人間に昇格したような感覚ありますよね。 そういうドラマ的な盛り上がりがあるおかげでエロの魅力も増したと思います。 んで、ラスト。 時間経過が描かれて終わるんですが、ヒロインの衣装が替わってないんですよね。 えっ、どんだけやってたの? というw 何やかんやありつつも付きっきりで手伝ってくれてると考えるのもアリなのかな。 『ハレムスパイラル』 5話の後編。 いよいよ完結編。 5話を前後編したのが謎だったんですが、読んでみたら納得できますね。 完全に続きだし、この前後編で逆転する話なので、明らかに前後編セットにした方が他の話とのバランスが取れる。 ぞろぞろと、1人また1人と人数が増えていくのが圧巻ですよね。 感染っぽさというか、ちょっとしたゾンビ感とも言えるのかな。 今までは多によって個を支配する話だったんですが、ここにきて個から多へ支配を広げていく展開になるわけで、この感染っぽさは適切だと思います。 それが最終的にキャンプファイアの会場まで広がるんですが、あの場面はマジ圧巻ですね。 ゾンビモノというジャンルで間違いないのではないかw そこへ移動する場面も部下を引き連れての行進感あって良いんだよなぁ。 じゃないけど、勝利の高揚に浸ってる感。 あんだけ壮絶な場面を描いておきながら場面が移る最後のコマでは湖を眺める主人公を1人だけ描いてみたりするのが余韻として面白い。 全体のラストも狂乱の前夜祭みたいなノリあるんですが、わざわざ風鈴の音というものすごく静かな音で締めるんですよね。 この落差でありギャップが特徴的だと思います。 心の平静を取り戻した、みたいな意味合いもあるんでしょうし。 今まではあんな静かな描写は入る余地なかったですよねw 『LOVE色ぷち穴3』 シリーズ3作目。 今度は委員長キャラだ。 なのに委員長とは一体。 いや、大人しめな格好、なのにとか超好きです。 メガネも当然素晴らしい。 最高なのはの姿に変身したとき、メガネはキープなんですよね。 とか関係なくメガネはメガネ。 という属性ではなく、彼女の個性に直結するアイテムというのが最高。 照れ隠しのようにメガネに手をやるポーズとかも最高です。 メガネという理性にすがってる感ある。 やはりメガネがあると選択肢が増えるので良い。 花見ということで、酔ってる。 ロリが酔ってるのでなかなかヤバい絵面なんですが、だからセーフ!! と安心できるので良い。 は便利だなぁ。 チンコを見上げるショットとか、明らかにヒロインの顔よりチンコが大きくて「これはさすがにダメだろw」と一瞬思うんですが、だから大丈夫なんだよなぁ。 シリーズを通じて「なのに処女」なんですが、だからこそそこでのセックスが彼女たちの成長だったり、解放のドラマになっちゃうんですよね。 なのに処女とか最高だぜーいえーい、という享楽的な話でももちろんあるんですが、プラスアルファもしっかりあるから面白い。 人助けだから「良いことしたなぁ」ともなるんですよね。 あんだけおいしい思いをしてるのにw 『私は園児になりたい。 』海 このタイトルにあの扉はずるい。 本作について大体のことが分かってしまうw ちょっと不気味さではないけど、入ってはいけないヤバい感じが漂ってるのも魅力だと思います。 子供がいるのにおっぱい出しちゃってる、単なる背徳感とは別のヤバさ。 ヤバいというか、底知れなさみたいな魅力かな。 オープニングに「指名」という発言が出てきたけど、それは彼女の前職、もしくは現在進行形の夜のお仕事なのか、単に彼女のギャル性を表したセリフなのか、最後までよく分からないんですよね。 その掴みきれない感じが良いわけで。 そのアンバランスさこそがタイトルの『私は園児になりたい。 』なのではないか。 彼女とは対等な存在になる話ではない。 キャターの背景が主人公の方は多めに語られるんですが、ヒロインは特にないんですよ。 主人公が見聞きすること以上は何も分からない。 黒ギャルで保母さん、という強烈な第一印象のまま最後まで突き進むというか。 甘やかしてくれるけど、彼女が本当に何を考えているかは実はよく分からない、みたいなミステリアスさがあってそこが彼女の魅力としてかなり大きいと思います。 主人公は妻が入院中で2人目が産まれそう、だから保育園には行き慣れてない、黒ギャル先生に驚く。 保育園に遅れるから息子は寝て、保育園で先生と実質2人きり。 この序盤の畳みかけが見事ですよね。 魔窟に迷い込むような構造の話なんですが、この「気づけば戻れないところまで来ている」というお膳立てが違和感なくてすごい。 じゃないけど、無駄のない連結。 夜に先生と2人きりになって夕飯までごちそうになっちゃったらもう不可避じゃね? という話ですよね。 子供も1人目じゃないから幸せと同時に大変さも目立つ頃で、そんな疲れてるところに先生の魔性(?)に出会ってしまったらそりゃイチコロですよw んで、先生のペースでプレイになるんですが、エロ(具体的にはキスだけど)が始まるまでの赤ちゃんプレイのくだりがギャグ混じりで楽しい。 先生の色気に当てられてしまって……という話ではあるんですが、2人とも赤ちゃんプレイにマジメになったりしてて「何やってんだお前」感あって最高w 大人としての知性が残ったまま赤ちゃんプレイしてるようなニュアンスですかね。 頭まで幼稚化するタイプの赤ちゃんプレイではないからこそ、最後のが深刻すぎる、というオチも良かったです。 息子もいるし、妻もいるし、2人目も産まれるし、というどう考えてもクズな現状に血の気が引く感じ良いですよねw そこで先生が誘惑を続けてくるので、ちょっとしたホラー感も出てくるというか。 それまでは男の理想みたいな印象だったのが「あれっこれヤバくね?」と我に返る感じ。 精神的にハッピーエンドになるよりも、彼女の魔性性が強調されるのであのラストはより良かったと思います。 やっぱあの引きずり込まれるような感覚こそが先生の魅力の本質なんじゃないかな。 『はなちゃんねる』 配信2。 遊園地デート(調教)。 配信要素がゼロなので驚いたんですが、ラストで納得。 今回はインプットで、次回(がラスト?)がアウトプットなのですね。 今回あえて配信から離れたところで新たなエロに目覚めさせて、次回生まれ変わった配信が始まる、という感じでしょう。 これはシリーズものならではの展開で面白いです。 配信をテーマにした作品って最近は多いですけど、このエロ配信に向けた下準備にフィーチャーする作品はほとんどないと思います。 他ではやってないこと、出来ないことに挑戦してるのではないか。 露出をテーマにした作品だと、バレるかバレないかで二分されると思うんですが、本作は明確にバレる方。 プレイが盛り上がっていって、クライマックスでいよいよバレる……でもないので笑いました。 のっけからバレる。 結構特殊な構成だとは思うんですが、要するに次回のエロ配信に向けた調教だから、ってことですよね。 配信だと当然見られることになるので、今回は露出がメインと言ってもバレるバレないのハラハラを楽しむのがメインではない。 あくまでも見られて興奮することがメインなわけで。 それならバレるのが前提ですね。 本話だけ見たら単なる露出モノですが、あくまでも前話と次話の配信を念頭に置いた作品なので、単なる露出モノとは目的が違う。 予想外の展開なら「言われてみれば」と腑に落ちる面白い展開だったと思います。 『without you』 後編。 先生と生徒の禁断の恋がバレてしまってどうなるのかと思ったら、2年7ヶ月後。 すごい時間が飛ぶので驚きました。 そう来るのか。 どんな不幸が2人に襲いかかるのかと思ったら、一旦不幸が来て、それが去ったあとの話。 逆に久々の再会で気持ちが高まって……というポジティブなニュアンスが増す。 これ意外ですごい良かったですね。 面白いことするなぁ。 とにかく本作で気になるのは「2年7ヶ月後」という絶妙な数字でして。 現在ヒロインはまだ高校生なのか? って思うじゃないですか。 めちゃくちゃ気になるので思わず前話を隅々まで探しちゃったんですが、学年や季節をハッキリと示すような描写はなかった。 ので、前話が1年の序盤なら彼女はまだ生徒で禁断の関係再びということに……になるんですが、前話の段階で彼女がコートを着てるんですよね。 これだー!! ということで、1年の4月にコートを着たりしない限り、彼女は卒業したと見るのが妥当ではないか。 2年7ヶ月後ってまたどっちとも取れる微妙な数字にしやがって……(清々しい顔)。 新幹線で主人公が彼女の元に行ってるので、まだ学生で禁断の関係だったら再びバレる危険は犯さないかな、とも思います。 それを踏まえれば、本話は卒業後の話と見て間違いない。 そういうことでどうでしょうか。 ミステリーでも読んでるのかよ、みたいな気持ちにもなりましたw ただ、身も蓋もないことを言ってしまうと、真の正解は「どっちか分からないようにしてる」な気もします。 じゃなきゃ5年後とか疑いの余地のない数値にすると思うんですよね。 「読者コーナー」 毎回扉が楽しみなんですが、今回は梅雨ネタ……とか思ったらみるくほぅるキャラのイラスト投稿があって、それも梅雨ネタなので笑った。 完璧に一致してるじゃないか。 予想したのだとしたらマジスゲェw 「コピペダメ絶対」の投稿は爆笑しました。 ラジオのネタを誌面に送る、載せるという高等技術。 ちなみに、今回のラジオはコンビニ売り撤退について、ホットミルクのリニューアルについても少し語られてたのでかなり重要度高いと思います。 でも聴けるようになったそうなので是非。 ボイスドラマは即アウトだった話は笑いました。 そりゃダメだよw 初登校でここの読者コーナーの充実に驚いてる人いましたけど、気持ちめっちゃ分かる。 私も驚いた。 ジャンプの読者コーナーが終わったときに「もう投稿って時代じゃないんだ……」みたいにしんみりした記憶があるので、「まだ元気なのあるじゃん!」と感動した覚え。 もちろん年齢層の違いとかいろんな要因はあるんでしょうが。 アンケートの質問を記事の総括とします。 面白かった作品、可愛かった作品、ヌけた作品。 ぞれぞれ『Morpho』『私は園児になりたい。 』『村又さんの秘密2』ですかね。 ……ぶっちゃけ『村又さん』の三冠でもいいんですが、キャラへの愛着が湧いてきちゃってるので公平でない。 gohomeclub.

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