マチネ の 終わり に ネタバレ。 『マチネの終わりに』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!|よなよな書房

『マチネの終わりに』の糸引くキスシーンが話題!結末のネタバレや口コミ・感想!

マチネ の 終わり に ネタバレ

もくじ• 映画『マチネの終わりに』を観た感想! 個人的にはストーリー展開もとても面白くて流れるギターの曲やパリやニューヨークの街並みもとてもきれいでとてもよかったです。 たった1回しかないキスシーンが強烈でした。 主演の福山雅治さんや石田ゆり子さんはもちろんですが、脇を固める桜井ユキさんと日系人で石田ゆり子のフィアンセを演じる伊勢谷友介さんがはまり役でした。 古谷一行さんの演技もさすがでした。 伊勢谷友介さんは日系アメリカ人の役なので、セリフがすべて英語ですごいです。 ストーリーもドキドキどうなるの?という感じで最後まで映画の世界に引き込まれました。 観た後はしばらく大人の切ないラブストーリーの世界に浸ることができました!自分の過去の恋愛などを重ね合わせて切ない思いに共感しました。 最新予告動画がありましたので、見てみてくださいね。 映画『マチネの終わりに』の結末のネタバレ これよりネタバレを含みますので注意してください。 有名なギターリストの蒔野聡史を福山雅治さんが、フランスの通信社で働くジャーナリストの小峰洋子を石田ゆりこさんが演じました。 主人公の2人は出会ってすぐにお互いに惹かれ合い、結ばれそうになるのですが、蒔野を自分のものにしたい蒔野のマネージャーの三谷早苗(桜井ユキ)の悪意が原因ですれ違ってしまいます。 そして、お互い別の人と結婚し子供も生まれます。 最後に良心の呵責に悩んだ(?)三谷早苗が2人がすれ違って別れたのは自分が送ったメールのせいだということを2人に告白し、最後に2人は再開するというストーリーです。 全体的にはとても面白くてよかったのですが、いろいろ突っ込みどころもありましたので、突っ込んでいきたいと思います。 2人のすれ違いの原因がひどすぎる! 2人が出会った当初、小峰洋子(石田ゆり子)にはフィアンセがいたのですが、蒔野が結婚を辞めてほしいと言って小峰洋子はフィアンセとの結婚を断り、蒔野に会いに日本に来たのですが、蒔野の事が好きだったマネージャーの三谷早苗(桜井ユキ)が蒔野になりすまし、小峰洋子に別れのメールを送ってしまうのです。 そんなことを知らない蒔野は小峰洋子に連絡を取ろうとメールしたり、電話したりするのですが、結局きちんと話ができないまま2人は別れてしまうのです。 フィアンセまでいた小峰洋子が結婚を取りやめて日本に来たのにメールだけで別れてしまうなんてちょっとあり得ないなぁと思いました。 普通はなんとか話し合い位はするだろうと思いました。 でも、マネージャーの三谷早苗(桜井ユキ)がとても悪知恵が働き、なるほどなぁという感じですれ違ってしまったので、よく考えてあるなぁと思いました。 マネージャーの三谷早苗(桜井ユキ)にはかなりイライラさせられました。 お互いにすぐに違う人と結婚? それから4年の月日が流れ、なんとお互いに違う人と結婚し子供が生まれていました。 小峰洋子は別れたはずのフィアンセと結局結婚したという設定になっていて驚きました。 普通なら婚約破棄したのに、結局結婚するなんてあり得ないですよね。 蒔野の方も小峰洋子の結婚を辞めさせるまで洋子が好きだったのに、マネージャーだった三谷早苗(桜井ユキ)と結婚していて子供も生まれていたので、ずいぶんあっさりと身近で済ませたなと思ってしまいました。 リチャード新藤(伊勢谷友介)の裏切り! 婚約解消されたリチャード新藤(伊勢谷友介)は結局小峰洋子と結婚し、男の子が生まれます。 はたから見ればお金持ちの理想的な夫婦に見えているのですが、実際はリチャードが洋子の裏切りを許すことができなくて、リチャードは別の女性を家に連れ込むようになります。 小峰洋子が婚約を解消したけれど、それでも小峰洋子と結婚したという展開がまずありえないなという感じでした。 しかも、リチャードはよっぽど小峰洋子が好きだったはずなのに、結婚後子供が生まれてから「君が憎い」と言ったり、リチャードが浮気をしていたのに子供の親権がリチャードに行ってしまっていたような感じで、息子も母親である小峰洋子と離れることを全く嫌がっていないというところがもやもやしました。 そして、リチャードの新しい奥さんらしき外人女性も神経が図太い感じで小峰洋子に声をかけるので、アメリカではあんな感じが普通なのかと思うと怖い世界だなと思いました。 この辺りは映画なのでわざとそんなありえない設定になっているのかなぁと思いましたが… かなり突っ込みどころ満載でした。 三谷早苗(桜井ユキ)の告白! 三谷早苗(桜井ユキ)は小峰洋子にニューヨークで会い、別れのメールを蒔野になりすまして送信したのは自分だったと告白します。 蒔野にもメールですべて告白します。 三谷早苗(桜井ユキ)がギターリストとしてスランプに陥っていた蒔野が復帰コンサートをすることになったタイミングで告白したのかがよく分かりませんでした。 嘘をついたままでは蒔野は前に進めないと思ったというようなことを言っていましたが、嘘をついていたのは三谷早苗(桜井ユキ)だけなので、せっかく復帰コンサートに向けてがんばっている時に、そんな過去のどうしようもない告白をするなんて鬼だなと思いました。 蒔野の為とか言っていましたが、ただ単に自分が良心の呵責に耐えられなくなっただけですよね。 芸術家としては大好きな人と一緒にいた方がいい影響があるに決まってますからね。 しかも、復帰コンサートの前に告白するなんて鬼か!と思いました。 そして、それから何か月かが何事もなかったかのように穏やかに過ぎたっぽい感じになっていたことにもおいおい!お人よしにもほどがあるぞ!と激しく突っ込みました! 蒔野がとても優しい性格だということを表現したかったのでしょうかね。 三谷早苗(桜井ユキ)がもっと良心の呵責に悩んでいるような場面が欲しかったですね。 そして、自ら去るみたいな展開がよかったのではないかと思います。 最後の結末! 最後の結末が映画のタイトルでもある「マチネの終わりに」なるわけですが、蒔野はコンサートの最後にコンサートを聴きに来ている小峰洋子の姿を発見し、小峰洋子のお義父さんの映画の曲「幸福の硬貨」を演奏するのです。 まるで愛の告白をするかのような演奏でした。 そして、コンサートの後セントラルパークの池で小峰洋子と再会をしたところで、終わります。 結局2人がどうなるのかは視聴者の想像にゆだねる形で終わります。 個人的には優しい蒔野は奥さんとは別れずに、小峰洋子とは友達として付き合っていくという道を選ぶのではないかと思いました。 もうお互いに子供も生まれてしまっているし、過去に2人を引き裂いた三谷早苗(桜井ユキ)が蒔野を想う気持ちを切り捨てることもできないのではないかと思います。 映画『マチネの終わりに』の口コミ 私以外の口コミ(感想)も調べてみました。 よかったという感想が多かったように思います。 案の定マネージャーの三谷早苗(桜井ユキ)に対して怒りを持っている人が多かったです。 【マチネの終わりに】 原作未読 予定になかったけれど観た方々の感想を読み私も観てみる事に 序盤は淡々と観る 抑えめなクラシックギターの美しい音色を聴きつつ ゆっくりと物語の世界に浸る ある人の告解で急激に感情が揺さぶられ 終盤は次々と涙が溢れた しっとりと余韻の残る作品 よかったです — かりん hutarigakesofa マチネの終わりにを観てきた。 感想は…この先は見た側の判断ってやつでモヤッとする。 でも多分、2人の顔からするとだろうなって思ってはいるけど正解が無いからモヤッとする。 1つ言えるのは三谷早苗は私はどうしても許さない。 仲のいい女友達と観に行ってあーだ、こーだ喋りたい内容。 もう一度見たい。 — 鬱々みなみ sammyminachin 映画「マチネの終わりに」観てきたけど、早苗が怖い以外の感想がない。。。

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マチネの終わりに(平野啓一郎)のあらすじ(ネタバレなし)・感想

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マチネの終わりに、映画と小説の違い! 『マチネの終わりに』の映画と小説の大きな違いの部分をまとめました。 年代設定が違う 原作の小説では、2006年からラストが東日本大震災があった2011年ですが、映画では2018年になっていて、それに合わせて【6年間】の始まりも繰り下がりました。 映画では登場していないキャラクターが小説では出てる 原作の小説では、蒔野の友人『武知』が出てきて、蒔野をツアーに誘いましたが、映画では年代設定のためかカットされたものと思われます。 洋子の設定が違う 映画で洋子は、映画監督のイェルコ・ソリッチの『義理の娘』となっていて、毋・信子が洋子を産んでから再婚した設定になっています。 しかし、小説では洋子とソリッチは実の親子です。 また、小説では洋子は当時戦時下にあったイラクに特派員として行なっていて、彼女はそこで心に傷を負っていました。 映画では、フランスの通信社に勤めており、パリの支局で働いています。 蒔野のマネージャー三谷早苗の行動が違う 早苗は蒔野の不調の原因は洋子のせいだと考えます。 同時に彼女もまた蒔野に恋心を寄せていて、映画でも小説でも二人の仲を引き裂くことになります。 小説では、早苗はその事実を洋子に告げず、ただ蒔野に近づいてほしくないといいます。 そして洋子は二人がすれ違ったのは早苗が原因だと悟ります。 しかし映画では、早苗はニューヨークで洋子に会い、ことの真相を明かします。 蒔野にもメールをして過去の告白をしました。 「罪の告白」シーンでの描かれ方が映画と小説では違いが感じられます。 以上が『マチネの終わりに』映画と小説の大きな違いとなります。 これ以外も、細かい違いがあると思いますが、皆さんで違いを探して見るもの、一つの楽しみになるかと思います。 スポンサーリンク 「マチネ」とは?タイトルの意味! 「マチネ」はもともとフランス語で「午前中」。 現在では演劇などの世界で「昼の公演」という意味で使われているそうです。 『マチネの終わりに』は、昼公演が終わる午後3時から4時ごろと、人生の後半が始まる40代ごろと重ね合わせてつけられた題名だそうです。 彼の父もギタリストであったため、父の夢を背負う形で、幼少期からギターの英才教育を受けていました。 その音色はとても素晴らしく、人々を感動させます。 とても頭が良い。 ジャーナリスト精神が強く、戦時中のイラクに行き、戦争の事実を報道する役目も果たします。 日系アメリカ人で、経済学者。 彼をずっと影で支えてきた人物。 蒔野を想う気持ちは誰にも負けないものがありました。 物語の重要人物。 映画マチネの終わりに あらすじ(ネタバレ) 映画『マチネの終わりに』のあらすじをまとめました。 ネタバレがあるのでこれから映画を見に行こうと思われているかたはご注意ください。 出会いと再会 蒔野聡史は、デビュー二十周年の記念コンサートで大成功させます。 しかし、蒔野本人はその不出来に不吉なものを感じていました。 その夜の打ち上げで、洋子との運命的な出会いを果たします。 洋子は蒔野より二歳年上の40歳の記者です。 美しく聡明で、しかも蒔野の大好きな映画『幸福の硬貨』の監督であるイェルコ・ソリッチの娘でした。 蒔野はすぐに洋子に惹かれますが、彼女には婚約者がいました。 出会いの後も、蒔野は不調を感じながらも音楽活動を続け、洋子は取材のためイラクに滞在していました。 イラク滞在中も彼の音楽に勇気付けられましたが、蒔野に抱く感情がファン以上のものであることに気がつきます。 メールのやり取りをしていましたが、帰国後二人は再会します。 二人は、最初はぎこちないものの再会を喜び、蒔野は洋子に結婚をやめてほしいとお願いします。 婚約者のリチャードの子供を妊娠しているかもしれないと、一旦答えを保留しますが、すぐに生理がきます。 洋子は、覚悟を決め蒔野を自宅に呼びます。 蒔野が訪れ、洋子が婚約を破棄したことを打ち明けます。 そして、二人は結ばれます。 罪 その後も二人は、日本とパリで離れて暮らし、連絡を取り合っていました。 しかし、順風満帆ではありませんでした。 蒔野のマネージャーの三谷早苗は、蒔野の不調の原因は洋子にあると考え、二人の関係を良く思っていませんでした。 もちろん、早苗が蒔野を好きだという感情もあります。 洋子もまた、リチャードとの婚約破棄が停滞していました。 洋子は、戦争下にいたことでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、蒔野に打ち明けられず苦しんでいました。 そんな中、二人は休暇を合わせ洋子の母親が住む長崎に挨拶に行く計画を立てます。 ところが、日本に到着する日、蒔野の恩師である祖父江誠一が脳出血で病院に搬送され、蒔野も慌てて病院に駆けつけます。 その時、携帯をタクシーに忘れてしまい、早苗がそれを取りに行きます。 早苗は蒔野の携帯を取ると、蒔野になりすまし洋子に別れのメールを作成し、それを送ってしまいます。 その後、故意ではなく蒔野の携帯を水没させて壊してしまいます。 蒔野はそのことを知らず、早苗の携帯から洋子にメールを送りますが、事情を知らない洋子は勘違いし、一人で長崎に向かってしまいます。 そして、誤解が解けないまま洋子はパリに帰国。 二週間後、洋子はリチャードとよりを戻し、結婚したのでした。 真相と告白 あれから二年が経過。 蒔野は審査員などとして活動はしていたものの、もう一年半もの間ギターを弾いていませんでした。 祖父江の孫の手足口病が感染したことも理由の一つですが、一番大きいのは洋子がいなくなったことでした。 しかし、友人の武知からデュオでツアーをしようと誘われ、動きだします。 あの後、蒔野と早苗は結婚し、早苗は自分の罪を告白しないまま、蒔野との偽りの幸せを亨受していました。 一方、洋子も蒔野を最初は思い出して辛くなることもありましたが、今は子供も生まれ、幸せに暮らしていたはずでした。 しかし、リチャードが浮気を告白し、離婚を切り出します。 洋子もそれを受け入れました。 離婚後、夏期休暇で長崎を訪れると、母親の後押しもあり、洋子は蒔野のコンサートに足を運びます。 しかし、そこで会ったのは早苗でした。 早苗は蒔野と結婚し、彼の子供を妊娠していると伝え、蒔野に近づかないでほしいと洋子にお願いします。 そのやりとりで洋子は、メールを打ったのは早苗だと気がつきます。 しかし、今は自分や早苗よりもお腹にいる子供の幸せを優先し、会わずに帰り、ホテルで一人泣くのでした。 ツアー終了後、武知が事故で亡くなったと知らせが届きます。 蒔野はなんとなく自殺だと感づいていました。 早苗は洋子とあって以来、妊娠中の不安定さに加え自責の念に駆られ、不安を募らせていました。 そしてついに、洋子がPTSDで苦しんでいたこと、メールの真相を蒔野に告白します。 結末 二人の関係が動いたのは2011年、東日本大震災の年でした。 蒔野と早苗の子供が生まれ、優希(ゆき)と名付けます。 震災後、早苗は優希を連れて福岡の実家に帰省しますが、蒔野は東京に残り予定していたコンサートを中止しない決断をします。 ニューヨークでのリサイタルが決まり、ニューヨークに住んでいた洋子は聴きに行きます。 蒔野の奏でる音は前とは違っていましたが、スランプを経て、彼が獲得した音楽は素晴らしいものでした。 第一部が終わり、洋子は早苗の言葉を思い出し、蒔野の邪魔をすべきではないと帰ろうとしましたが、結局自分の席に戻り、第二部が始まります。 リサイタルは、アンコールまで進み、蒔野は英語で、このリサイタルの後、セントラルパークの池のあたりでも散歩するとコメントしました。 それからこのマチネの最後に、特別な演奏を皆さんのためにするといいます。 この時、洋子のことを見て微かに頷きます。 それは、『for you』が観客のためにではなく『あなたのために』と言っているように聞こえます。 蒔野が演奏したのはあの有名映画のテーマ曲『幸福の硬貨』でした。 洋子は涙を流します。 蒔野は、第一部で洋子に気づいていました。 リサイタル終了後、蒔野は池に向かいます。 洋子は泣き出しそうになりながらも、二人は一歩ずつ距離を縮めます。 二人が出会ったあの夜から五年半もの歳月が流れていました。 あわせて読みたい まとめ 映画と原作の小説は若干違いはありました。 二人のラストのその後も、映画と原作の小説では感じ方が違う気がします。 映画とは違いはありますが、読んでいて胸が熱くなりました。 二人のモデルが実在すると思うと、本当にこんなことあるんだ!と思いながらも素晴らしいものだなぁと余計に感動もしました。 映画では、豪華キャストや二人の素晴らしい演技、美しい街並み、福山さんが奏でるクラシックギターも見どころの一つなので、映画も原作の小説もどちらもおすすめです。 感動して泣いてしまうこと間違いなしです!.

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【マチネの終わりに】感想|人間の愛と業が交錯した、詩のように繊細で美しい物語(映画ネタバレあり感想)

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本作は毎日新聞と投稿サービス・noteで掲載されていた、大人のラブストーリーを題材にした作品。 ラブストーリーではありますが、性的描写がほとんどないのが大きな特徴でもあります。 発売1週間で重版がかかるほど、発行部数と売り上げを伸ばしました。 主人公である蒔野聡史は、有名な天才クラシックギタリスト。 彼の父もギタリストであったため、父の夢を背負う形で幼い頃からギターに触れて育ってきたのです。 この彼のギターの音色の大ファンであったのが、小峰洋子です。 彼女は彼のギターを聞いた瞬間に鳥肌がたち、一瞬のうちに大ファンになってしまいます。 この2人の恋物語を描いている『マチネの終わりに』。 大人の恋愛だけあって、すんなりとハッピーエンドとはなりません。 ここでは、それぞれの登場人物について少しご紹介します。 蒔野聡史 物語の主人公で、38歳の天才クラシックギタリスト。 幼少期より、ギターの英才教育を受けています。 その音色はとても素晴らしく、人々を感動させます。 しかし、物語の途中でスランプに陥ってしまい……。 映画では福山雅治がキャストを務めます。 小峰洋子 聡史に恋をしてしまう40歳のジャーナリスト。 とても頭がよく英語、フランス語、ドイツ語を話せたり、ラテン語を読めたりします。 ジャーナリスト精神が強く、戦時中のイラクに行き、戦争のありのままの事実を報道するという役目も果たします。 映画では石田ゆり子がキャストを務めます。 リチャード新藤 洋子の婚約者。 日系アメリカ人で、経済学者です。 ニューヨークに住んでおり、洋子にも来るよう誘います。 映画では伊勢谷友介がキャストを務めます。 三谷早苗 聡史のマネージャーで、彼をずっと影で支えてきた人物。 容姿はあまりよくありませんが、彼を想う気持ちは誰にも負けないものがありました。 この物語の重要人物でもあります。 映画では桜井ユキがキャストを務めます。 原作小説『マチネの終わりに』洋子にはモデルがいた!? 一体どんな人? ヒロインの洋子を描く際に参考にしたモデルの方がいたようなのですが、具体的な人物は明らかになっていません。 そんな彼女はとても聡明でもあったのですが、複雑な家庭で育ったという生い立ちもありました。 母が戦争の被爆者であり、父はクロアチア人。 ヨーロッパ難民同士の結婚はそんなに珍しいことではなく、平野さんはそういったことも物語に含めたかったようです。 そのため、洋子はイラクに行き、戦争を体験しています。 彼女はイラクで、あと少しのところで爆死していたかもしれない命の危機にさらされました。 このストーリーの背景には、東日本大震災のこともあったようです。 もちろんメインテーマは大人のラブストーリーではありますが、人間の奧ゆかさや命の尊さ、そして戦争が人にもたらす危険といった隠されたテーマも多くあるように考察することができます。 作中には、有名は曲が多く出てきます。 ジュリアン・ブルームと、ジョン・ウィリアムスの編曲によるドビュッシーの『月の光』や、ブローウェルの『トリプティコ』、ピアソラの『タンゴ組曲』など、ギターファンに馴染みのある曲が多く登場。 他にもトッド・ラングレンの『ア・ドリーム・ゴウズ・オン・フォーエバー』のようなポップスまで、登場する曲は実に幅広いです。 音楽ファンにはたまらないのではないでしょうか。 また本作に登場する曲目を、世界的ギタリストである福田進一さんが演奏したCDも発売されています。 選曲には著者である平野さんも関わっているのだとか。 このCDのボーナストラックには、『幸福の硬貨』という曲が入っています。 これは、洋子に捧げる曲となっているよう。 なんとも愛が感じられる一曲です。 原作小説『マチネの終わりに』の名言を紹介!過去は変えられる? 本作に登場する名言を、簡単にご紹介します。 「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。 だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。 変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。 過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないんですか?」 (『マチネの終わりに』より引用) この作品では、大人になって歳を重ねた分、過去を持っており、それに後ろ髪を惹かれる2人を描いています。 本作は「過去」がキーワードとも言えるのです。 過去は本当に変えられるのでしょうか。 結論として、実際に過去に起きた事実は変えることができません。 しかし、起きた事実に対する捉え方は変えることができると言っているのです。 たとえば、Aという事実が起こったとき、それを悪いことだと捉えていたとします。 時がたち、Aという事実とあらためて向き合った時に、別の見方を発見できて良いことだと感じることができたというような体験は、誰にもあるのではないでしょうか。 良くも悪くも、過去の結果が現在です。 そして人は忘れる生き物であり、見たいものしか見られていないのが現実です。 この忘れるという仕組みをうまく利用することができれば、過去は全て良きものに変わる可能性があるのかもしれませんね。 原作小説『マチネの終わりに』の結末をネタバレ解説!その後の2人の運命は? この作品を読み始めた当初は、誰もが2人は結婚して万事うまくいくハッピーエンドを想像すると思うかもしれません。 しかし、実際は違います。 2人は結局別々の人と結婚をし、やがて子どもを授かるのです。 2人はそれでいい、その人生でいいと自分自身に言い聞かせます。 そのように自分に言い聞かせ、嘘をついて生きていました。 そして2人は再会することもなく、そのまま時はどんどん過ぎていくのです。 しかし、お互いがお互いに対する気持ちを消すことは結局できませんでした。 果たして2人は再会することができるのでしょうか。 2人の運命はどうなってしまうのでしょうか。 気になる方は、ぜひ本編でお確かめください。 その結末は、まさに「美しい大人の恋愛」。 切なく、苦しくなりながらも読了後は何か満たされたものを感じることでしょう。

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